サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

羽化直後のアブラゼミを撮る。

早朝に地中からはい出し羽化したのだろうか!?

出勤し駐車場に車を止めて降りると、すっかり花が散ってしまったヤマユリの葉の裏にとまっている、1匹のセミの姿が目に入ってきました。

このセミは近づいても逃げることなくジッと葉にとまったまま動きません。

カメラ(スマホ)で5㎝程度まで超接近しても。

すぐ隣には抜け殻がありました。

どうやら、まだ羽化したばかりで羽を乾かしいているようです。

羽もまだ透きとおて初々しさを感じさせました。

 

撮影日時:2017年8月3日 午前6時50分

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撮影日時:2017年8月3日 午前8時32分

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こちらは約2時間後の写真です。
透きとおていた羽もだいぶ模様がついてきてアブラゼミとハッキリ認証できるようになりました。

この時点でも全く動かず、まだ飛び立つ準備ができていないようです。

 

俗称「赤とんぼ」の、アキアカネを撮る。

今年もたくさんのアキアカネが森の中を飛びまわる。

 私の職場は、宇都宮市内の北の小高い丘の上にあります。

そこは閑静な森に覆われ、四季折々の変化に富み、春にはサクラや春の花々が、夏になると深緑に覆われ、蝶々やトンボ、セミなどが飛び交い、草むらにはバッタ、イナゴなどの様々な昆虫類が飛び跳ねています。

今年も7月にはいるとアキアカネが飛びはじめ、今では森のあちらこちらでアキアカネを見ることができます。

このほかにも、コシアキトンボオニヤンマも飛びまわています。

アキアカネ(秋茜 学名:Sympetrum frequens )は、俗称「赤とんぼ」といわれて、私たちに馴染み深いトンボです。

日本では普通に見られ、暑さに弱く、気温が30℃を超える夏には、気温が20℃~25℃の3000m程度の高標高の高原や山岳地へ移動し、盛夏が過ぎて涼しくなった秋に平地に戻ってくる。

このような長距離飛行もすることで知られている。

移動先は、酷暑の年にはより高い標高の地域、冷夏の年にはそれほど高いところまでは移動しないことが知られています。

ところで皆さんは、夏の昼間の日差しが強い時間帯に、アキアカネが逆立してとまっているのを見たことがありますか!?

私は先日見ました(残念ながら写真には撮っていませんが)。

これは、日光が当たる面積を減らし体温の上昇を抑えるためと考えられているようです。

これから秋にかけて、大群で秋の空を飛び交う姿が見られようになるので楽しみです。

 

 撮影日:2017年8月3日

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ウドの花にとまるアキアカネ

撮影日:2017年7月15日

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撮影日:2017年7月15日

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撮影日:2017年7月15日

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トンボフィールド観察記 

http://www.tombozukan.net/tb-akiakane.htm

 

アキアカネ昆虫エクスプローラー 

http://www.insects.jp/kon-tonboakiakane.htm

たくさんのセミの抜け殻はあるが成虫を見えず。

アブラゼミ、今年はこんなところで羽化、その数30匹以上!!

スカッとした青空が覗く日が少なく、曇り空、雷雨などの不順な天気が続く毎日ですが、今年もアブラゼミニイニイゼミの鳴き声が1日中聞こえる時期となりました。

「ジィ、ジィ・・・」などのセミの鳴き声に、心を癒され仕事をする毎日です。

仕事中に、この木の下にいき上を見上げると、その葉の裏に、たくさんのアブラゼミの抜け殻がありました。

アブラゼミは、昨年はここから少し離れた楓の木と紫陽花で、たくさん羽化していましたが、今年はそちらには見られず、この場所に集中、その数は30匹以上です。

他の場所でも見られるので、この森全体で40、50以上でしょうか。

これだけの抜け殻が見られるのに、成虫の姿を見たのは、いまのところ1匹だけです。

鳴き声はすれど姿は見えずといったところです。

セミの成虫の寿命は数週間から1ヶ月程度といわれています。

幼虫で土の中で過ごす期間が、一般的には7年といわれていますが、その期間は種類によって違うようです。

ニイニイゼミ..当年孵化..幼虫期4~5年
ツクツクボウシ..翌年孵化..幼虫期1~2年
アブラゼミ..翌年孵化..幼虫期3~4年
ミンミンゼミ..翌年孵化..幼虫期2~4年
クマゼミ..翌年孵化..幼虫期2~5年
http://homepage2.nifty.com/saisho/faq.html#4

成虫はこのように数週間の短い期間を一生懸命に生きています。

決して捕まえたりしないで、その鳴き声を楽しむだけにしたいものです。

子供のころはよく捕まえて遊んでいたものですが、自分自身の寿命が後数十年となった昨今、そのように思うしだいです。 

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今年はこの場所でたくさんのアブラゼミが羽化。

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アブラゼミの抜け殻

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この1本の枝で7匹が羽化していました。

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イチョウの葉の裏では重なるように6匹が羽化。

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このイチョウの木だけで約30匹ほどのアブラゼミが羽化していました。

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松の木でも。

 

7月24日に見たアブラゼミの成虫です。その後見ていません。 

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綺麗な翅のアゲハチョウ(ナミアゲハ)を撮る

道路に舞い降りたナミアゲハ、吸蜜管を延ばし何を吸っているのか。

チョウといえば、花にとまって蜜を吸っているのが普通と、私は思っていますが、今回出会ったナミアゲハは、道路の真ん中に舞い降りて吸蜜管を延ばしていました。

私がそばに行っても飛び去ることなく、飛び立っても私の側を飛び回り、足元のこの場所に再び舞い降りて、蜜ならぬ何かを吸っていました。

何かがあるのでしょうね。

その美しい姿から、舗装路面は似合わない。

やはり花にとまっている姿が一番似合います。

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かなり拡大トリミングしています。路面に吸蜜管を延ばしています。

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こちらは吸蜜管をたたんでいます。

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美しい縞模様です。これがアゲハ(ナミアゲハ)の特徴です。

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こちらも吸蜜管を延ばしています。

 

ナミアゲハ](並揚羽、学名:Papilio xuthus)は、チョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの1種。日本では人家の周辺でよく見られるなじみ深いチョウである。

単にアゲハ[、またはアゲハチョウとも呼ばれるが、これらの呼び名は他のアゲハチョウ亜科のチョウとの混称や総称として使われることも多い。

成虫が見られるのは3月~10月(地域にもよる)までで、その間に2~5回発生する。

人家の周辺や草原、農耕地、伐採地など、日当たりのよい場所を速く羽ばたいて飛び回る。

ミカン科植物を幼虫の食草としている。

 

擬態したチョウ、「コノハチョウ(?)」を撮る!!

忍者のように木の模様に同化した「コノハチョウ(?)」に出会う。

昼食を撮った後の休憩時間、スマホを片手に職場の前の森の中に入りました。

私の職場は、市街地の中の丘陵地帯の森の中にあります。自然環境に恵まれ心癒される場所です。

そして今日もこの森の中に自然の息吹を探しに入りました。

マイナスイオンをたっぷりと浴び、柿の実や花、トンボなどを撮りながら森の中を散策、鳴き声はすれど姿が見えぬセミの姿を求めこの木の前にくると、高さ約2m50㎝くらいのところにニイニイゼミを発見。

仰ぎ見るようにしてスマホで拡大して撮影。

フッと下の方をみると、なにか怪し影が。

うん~・・・・なにか生きものみたいだ!!

目を凝らしてよく見ると、それは忍者のように木の模様に同化した、珍しい・怪しい生きものが。

ここで撮り逃がしたら、次はいつ撮れるかわからない。

シャターチャンス!!

すぐさまスマホを向ける。

その距離30㎝~40㎝程度、こんなに接近した距離なのに気がつかなかった。

撮影のため、さらにスマホを接近させると、この木の根元の草むらに逃げて身を隠す。

よかった遠くに逃げなくて。

上から覗き込むように撮影。

この珍しい生きものがいた場所を記録するため、木の撮影をしていると、ス~ともといた場所に戻りました。

この時、このすぐそばにニイニイゼミがとまっていましたが、こちらも木の模様に同化していてわかりませんでした。

さらにその上では(ニイニイゼミの写真の場所)スズメバチが1匹飛び回っていました。

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私がスマホを向けると、この草むらに隠れました。

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この木に忍者のように同化していました。私がスマホを向けると、この木の根元の草むらの中に逃げました。

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上の写真を撮っていると、この場所に戻ってきました。木の模様とそっくりで遠目にわかりません。

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同じ木にいたニイニイゼミ

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この木の廻を飛び回っていたスズメバチです。高さ約2m50㎝くらいのところにとまっています。この木の模様を見ればわかると思いますが、ニイニイゼミがとまっていた場所です。スズメバチの出現にセミが逃げたのか⁉・・・そのあとの場所に居座っています。 

 

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NATIONAL GEOGRAHIC日本版ニュース(2014.12.12)より。
コノハチョウの1種「インディアン・リーフ・バタフライ(Indian leaf butterfly、学名:Kallima paralekta)」。(Photograph by Stephen Dalton, Minden Pictures/Corbis

 

「コノハチョウ」は数年前にもこの職場で見ました。

この時は、上の写真のように木の葉のかたちをして、建物にとまっていたのですぐにわかりましたが。

これもコノハチョウの1種なのでしょうか。

コノハチョウ(木の葉蝶・Kallima inachus)とは、チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。翅の裏面が枯葉のように見えることからこの名があり、隠蔽擬態をする代表的な昆虫の一つに挙げられる。沖縄県指定天然記念物(1969年)、準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)。

ウィキペディアより

 コノハチョウはなぜこのように擬態をするようになったのか。

身を守るため徐々に変化したのか。

突然変異なのか。

そのことに関しては専門家の間でも議論になっているようなので、詳しく知りたい方は下記URL「NATIONAL GEOGRAPHIC日本版」を参考にしてください。 

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141218/429176/

タテハチョウ科のコミスジを撮る。

なぜか舗装路面にばかりおりるコミスジ

昼休み時間に外を歩いていると、道路の路面中央に、1匹の見慣れぬチョウがおりていました。

かなり接近(1m程度)しても飛び立つことなくジッとしています。

スマホを取り出して撮影、スマホを更に20㎝程度まで接近させると飛び立ってしまうが、この場所をグルグルと飛び回りながら、同じような場所におりる。

人を恐れないのか、私の足下を飛び回る。

今日見たのはこの1匹だけ。

花の方にはいかず、コンクリート舗装されたこの路面にばかり、おりようとするのはなぜだろう。

ただ単に身体を休めているだけ!?

車にひかれてしまうよ。

チョウにしてみれば目的があるのだろうが。

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< ミスジ(小三條)とは>

学名:Neptis sappho

チョウ目タテハチョウ科に分類されるチョウの1種。

シベリアの亜熱帯地域から台湾の熱帯域まで、アジアに広く分布する。

日本では北海道から屋久島・種子島まで分布するが、トカラ列島以南の南西諸島には分布しない。

成虫は4月から11月まで長期間見られ、その間に1-4回発生する。低地や丘陵地の森林周辺に多く、郊外の住宅地でも見られるが、遮蔽物がないためか山頂にはあまりおらず、山麓のチョウといえる。

カブトムシとキマワリを撮る

皆さんキマワリをご存知ですか。

今月の22日、職場にある栗の木を見ていたら、高さ1m70㎝くらいのところに1匹のカブトムシがいました。

これは皆さんよくご存じのカブトムシですよね。

そして、その下1m50㎝くらいのところを見ると、そこには別の甲虫がいました。最初は一見カブトムシの雌と思っていたのですが、よく見ると全然違います。

大きさはカブトムシよりも小さく、青紫色に輝く綺麗な身体をしています。

家に帰り調べてみました。

甲虫目ゴミムシダマシ科の一種で、キマワリ(木廻)」というカブトムシ亜目に属する昆虫です。

幼虫、成虫ともに朽ち木を食べることで、管理の行き届いていない広葉樹林やその近くにごく普通にいるもので、樹木や枯れ木にとまっているそうですが、人間にとって直接の利害関係がなく、その知名度は低いようです。

 キマワリ(木廻)という名前は、その長い前脚から、木をグルグル回ることが連想されることに由来するようです。

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カブトムシの雄。子供のころは実家(田舎の山)の周りの木にたくさんとまっていて、よく捕まえて遊んだものです。

 

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樹皮の剥がれた栗の木にとまっているキマワリ