サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

台風19号が芦ノ湖にのこした爪痕

まずは、今回の台風19号により命を落とされたたくさんの方たちのご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々が1日も早く通常の生活に戻られることを願っております。

私が住む栃木県でも各地で河川氾濫などによる被害、わが町でも2名の死者が出てしまいました。幸いに私の家の周囲では大きな被害もなく済みました。

私たちは、1か月以上前から10月12日から14日の間、静岡県御殿場に在住する長女家族のところに家族旅行することを決めて、それぞれ(次女、三女、長男は休めず)が仕事の休みの日程を合わせこの日を待っていました。

が、日がたつにつれ台風19号が発生し東海・関東直撃のコースへとなり家族旅行が危ぶまれました。旅行を中止することも考えましたが、13日には天気は回復するとの予報に行くことを決定しました。
孫たちも楽しみにしていた旅行なので。

12日に御殿場へ移動する予定でしたが、12日の移動は大変に危険なのでまだ台風が遠くにある11日に移動することを決め、みんなが仕事から帰った20時半過ぎに御殿場に向けって出発しました。

途中強い雨と事故渋滞(八王子JCT)に巻き込まれましたが、強風に見舞われることもなく無事に長女の家に到着しました。

翌日12日は朝から雨、夕方には台風19号上陸との予報で、次第に雨風が強くなり1日中長女の家で過ごしました。

翌日13日は予報どおりに快晴の天気になり、孫たちが楽しみにしていた箱根(箱根園)へと出発しました。

「箱根園」周辺の道路は通行止めになっている道路、舗装がはがされ凸凹になっている道路、山の斜面より流れ出た泥にはまり動けなくなっている車などがあり、台風19号がのこしていった爪痕をまざまざと見せつけられました。

箱根園に着くと駐車場の入口に係の人が立っていて訪れた車両に案内をしていました。

ここ箱根園も台風19号により大きな被害を受けていて、水族館は浸水で水没し閉館、その他の施設もすべて被害を受けていて、売店だけは中に入ってもよいと告げられました。が、その売店の店員さんたちもあとかたずけや洗浄に追われていて、まさに開店休業状態でした。

この日、ここ箱根園でもすべての従業員の方が、忙しく後片付けや洗浄作業に追われていて営業どころの話ではない状態でした。

訪れた人も数組でサーと一通りみて歩き帰っていきました。

 

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私はこの場所には初めて来たので、普段の湖面はどの位置かわかりませんが、道路も観光船の桟橋も完全に水没しています。

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こうして見ると前方には真っ青な湖面が広がり素敵な風景ですがね。

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フードコートのようですが浸水で泥だらけになったのでしょう、10名ほどの従業員の方たちが泥水で汚れた床の洗浄に追われています。

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売店は入ってもよいということで入りましたが、店員は後片付けと掃除に追われていて姿が見えません。

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快晴の穏やかな日となりましたが「駒ケ岳ロープウェー」も運休していました。
山頂から見る景色は素晴らしいだろーな!!

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楽しみにしていた遊び場が遊べなくなった孫ちゃんたちは地べたに座って何かやっています。

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快晴の日曜日だというのに、駐車場に停まっている車は数台です。
これが普段なら満車になっているのでしょうね。

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もうこれが最初で最後かもしれない「箱根園」、自然災害とはいえ孫たちに充分楽しい思いをさせてあげられず残念でした。

でも、台風の爪痕はあるものの美しい箱根(芦ノ湖)を満喫することはできました。

まだ長女家族が御殿場にいる限りは(転勤族なのであと2,3年くらいかな)また来るチャンスはあると思うので訪れてみたい地です。

この後元箱根(箱根神社)、小田原城とみて歩きました。

順次記事をアップしていきます。

最後に台風19号により甚大な被害を被られた地域の1日も早い復興、ケガをなされた方の早期の回復を願っております。そして命を落とされた79名(19日現在)の方のご冥福と行方不明の方が早く見つかることをお祈りしています。 

箱根神社を参拝し御朱印を頂いてきました

御殿場に住む長女のところに家族旅行で出かけました。

台風19号が去った翌日の13日に箱根の芦ノ湖に遊び行き、家族みんな(大人5人、孫6人)で「箱根神社(九頭竜神社)」を参拝し御朱印を頂いてきました。

孫たちが遊ぶことがメインの家族旅行だったので、神社の参拝は予定に入っていなかったので御朱印帳は持たずに出かけたため、御朱印帳に直接手書きしてもらえず予め半紙に記入された書置きを頂いてきました(当日の朝に日付を記入したもの)。

御朱印帳をもってこなかったので、そのことを話し箱根神社御朱印帳を新たに買い求め書いてもらおうと思いましたが、授与所の巫女さんが御朱印帳を示しながらも、「半紙に書いたものがありますよ。日付も今朝記入しています。そちらでよければ。」と気お使ってくれました。

3種類の御朱印がありましたが、この恵比寿様が書かれた御朱印を頂いてきました。

箱根神社「箱根大神(はこねのおおかみ)」をお祀りしています。

 瓊瓊杵尊(にこぎのみこと)   

 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)

の御三神の総称です。

本年で御鎮座1257年を迎えます。

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箱根神社御本殿

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九頭竜神社(新宮)

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九頭竜の御神水

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低公害バスで小田代原へ草紅葉を撮りに行く

10月2日快晴の好天気となり、草紅葉の小田代原へとハイキングを兼ね写真を撮りに行ってきました。

今回は往路は低公害バス(ハイブリト車)を利用し小田代原へと足を進めました。

帰路は小田代原を時計回りに「石楠花橋(しゃくなげばし)」へと歩を進め、そこから湯川沿いにさかのぼり「湯川赤沼橋」へと向かい、赤沼駐車場に戻るコースをたどりました(下記MAPの黒く塗りつぶしたコース)。 

 

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赤沼駐車場の低公害バスの発着場

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10時5分発の千手が浜行きの「のあざみ号」に乗車し小田代原へ向かいます。
運賃は均一料金制で、何処で乗り降りしようが1回につき大人300円、子供150円で降車時に支払います。
乗り降りは運行経路上(国道を除く)の何処でも自由にできますが、運賃はその都度支払うことになります。
また、乗車前に必ず小銭を用意しておくことをお勧めします。
運転手の横に両替機はありますが、皆さんが気持ちよくスムーズに乗り降りするためにも、釣銭のいらないように小銭を用意しておいてください。

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赤沼を出発すると国道120号線を「龍頭ノ滝」方向へと進みます。

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国道120号線沿いの低公害バスの運行道路の入口です。
ここから先へは小田代原、西ノ湖、千手ヶ浜周辺の環境を保全するため、一般車両は進入することはできません。

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小田代原へのゲート、バスが接近すると自動的に開きました。
バスが通らないときは閉鎖されています。

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草紅葉に染まる小田代ヶ原に到着

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小田代原のバス停では、千手が浜を出発し赤沼へ向かう低公害バス「わたすげ号」が待機していました。

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ここで千手が浜へ向かう「のあざみ号」と交差します
道路は狭い(バスの幅)ので途中で交差することはできません。
この「わたすげ号」には私を含め10数名が乗車していましたが、全員が降車し小田代原へと入っていきました。

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小田代原のバス停の建物はトイレです。
小田代原・戦場ヶ原ではここにしかトイレはありません、あとは千手ケ浜までいかないとありませんので、赤沼で出発前に必ず用足しを済ませてください。

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鹿の進入防止柵のゲートをくぐって小田代原に入ります。

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いまきた赤沼方面

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千手ケ浜方面です。

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前回(29日)よりさらに赤みを増し色鮮やかになりました。

「草紅葉(くさもみじ)」は、草原や湿原に見られる草木や背たけの低い木植物などの群落が色づいて草原を深紅、黄、ピンク、白などの鮮やかな色に染め上げるものです。

小田代原では地表面のわずかな高低差、土質、水分などの違いによって植物群が、帯状、線状、モザイク状など多様に入り混じって広がり見事な景観を作っています。

小田代原の草紅葉は、9月中旬~下旬にはじまり、秋の深まりとともに変わり10月下旬~11月上旬まで見られるます。(日光自然博物館 日光の花325より)

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カメラマンに人気の小田代原の「貴婦人」です。

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小田代原展望台の正面には「貴婦人」が見えます。

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北側から見た「貴婦人」

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深紅色に染まった「ホザキシモツケ」の群生

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花期を終わってしまったノアザミ「モンシロチョウ」が吸蜜をしています。

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モンキチョウがわずかに残っている花で吸蜜をしています。

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右のしゃくなげ橋方面へ行きます。

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こちらは「湯滝」方面への道です。

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鹿進入を防止するための柵が張られています。

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小田代原遊歩道に出ました。ここを左に「しゃくなげ橋」・「赤沼」方面へ、右に行くと小田代原の展望台です。

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鹿進入防止柵のゲートをくぐり小田代原を後にします。

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前回来た時には、この倒木にたくさんのキノコが生えていたのですが、きれいさっぱりとなくなっていました。

イカーなどに採られたのでしょうか!?

自然公園内での植物などの採取は禁止されているはずですが。

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小田代原遊歩道脇のシダが赤く染まっています。

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猿の腰掛ですか。

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赤沼としゃくなげ橋への分岐点に到着、しゃくなげ橋まであと800mです。
街中ではこの800mはすぐですが、山の中(森)での800mは長く感じますね。
大自然に抱かれていると心が穏やかになり癒され時を忘れさせてくれます。

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左は赤沼方面なので、今回はここを右のしゃくなげ橋へと向かいます。

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鹿の食害防止ネット

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湯川に出ました、すぐそこはしゃくなげ橋です。

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しゃくなげ橋に到着

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小田代原展望台をスタートし、写真を撮りながら時計回りに小田代原をグルと周り、小田代歩道を歩きしゃくなげ橋まで来ました。

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しゃくなげ橋の車道。駐車場もありますが、この車道(日光市道1002号)は一般車両は通行禁止です。

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湯の湖を流れ出た清流は、湯川となり「戦場ヶ原」を流れ下り、しゃくなげ橋をくぐり龍頭ノ滝となり中禅寺湖と流れ込み、周辺の草木を潤し動植物などを育んでいます。

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石楠花橋(しゃくなげばし)の下の岩場には、たくさんの「ダイモンジソウ(大文字草)」がありましたが、ほとんどが終わりを迎え、花を咲かせているのは一部だけでした。

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しゃくなげ橋脇の龍頭ノ滝への入口

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下流から見たしゃくなげ橋

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ここからは、しゃくなげ橋脇の「日光てくてく歩道」を湯川沿いに、戦場ヶ原に向けて上っていきます。
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湯川にかかる「湯川赤沼橋」です。
小田代原へ行くにはこの橋を渡ります。

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湯川赤沼橋のたもとで2匹のカモがのんびりと過ごしていました。

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静寂な森の中に響く機械音に周囲を見渡すと、湯滝・戦場ヶ原方面への木道を修理している人がいました。
私たちのためにこのように日々保守・点検を行っているのですね。
ご苦労様です。

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赤沼に戻ってきました。

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私がここに戻ってきたとき、駐車場の方向から大勢の修学旅行の小学生が歩いてきて、戦場ヶ原へと入っていきました。

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たくさんの大型観光バスが停まっています。
先ほどの修学旅行の小学生たちを乗せてきたのかな。

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<日光自然博物館のホームぺージより>

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低公害バスは、「わたすげ号・のあざみ号・しらかば号」の3台で運用されています。

運行時刻は、日光自然博物館のホームページをご覧ください。

低公害バス|日光自然博物館



中宮祠からの男体山の眺め、富士山のように綺麗な山容です。

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中禅寺湖ではたくさんの釣り人が船から釣り糸を垂れています。

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中宮祠の二荒山神社の入口前の紅葉が始まりました。

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前回の小田代原のハイキングで壊れてしまったトレッキングシューズを買い換えました。防水対策もされたゴアテックスのシューズです。
その履きならしも兼ねた今回のハイキングでした。
消費税10%増税の前日に、長袖シャツやアンダーウエア、防寒上着などの冬用登山装備とともに駆け込みで購入しました。合計で5万円の支出(分割10回払い)でした。

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この日の奥日光(赤沼)の気温は18℃と過ごしやすい天候でしたが、戻ってきたころには背中にジワーと汗が滲み出ていました。

この日の歩行距離は約5.8㎞、時間は約3時間55分でした。

新しく購入したトレッキングシューズも軽くて大変に歩きやすくストレスなく歩きとおすことができ足慣らしをすることができました。

大自然の森の中をのんびり・ゆっくりと、森の動植物の息吹を感じながら俗世間のことを忘れ歩くと、本当に心が落ち着き和み、癒され心身ともにリフレッシュできます。

もう少しするとカエデなどの広葉樹や針葉樹などが色づきだしますので、休みの日などにチョコ・チョコ訪れたいと思います。

奥日光の秋をその都度できるだけアップしていきたいと思います。

令和元年10月1日、日光第2いろは坂の全面一方通行がスタートしました!!

 奥日光への道、国道120号線の第2いろは坂(上り)が、令和元年10月1日午前10時白バイ、パトカーを先導に走り初めが行われ、通年一方通行がスタートしました。

第2いろは坂は、今までは明智平中宮祠(中禅寺湖)の間が対面通行となっていましたが、この区間行楽時季には「華厳の滝」駐車場に右折進入する車で、激しい渋滞の原因になっていました。

地元日光(中宮祠)や日光周辺の住民にとっては生活道路であり、日常の生活に大変支障をきたしていたわけです。


この渋滞緩和対策として、道路管理者の県が昨年秋の紅葉シーズンに、明智平中宮祠(二荒橋前交差点手前)間の約2㎞を一方通行にする社会実験を行い、同区間通過時間の短縮効果を確認しました。

 

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その結果を踏まえ、同区間対面通行を通年一方通行にすることが決定され、この日を迎えました。

私は仕事が休みとなった2日に、小田代原の草紅葉を撮りに行くのを兼ねて、通年一方通行となった道路の状況を確認してきました。


<通年一方通行を知らせるポスター>

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ここまでが一方通行でしたが、10月1日からここ明智平ロープウェイから二荒橋前交差点まで一方通行となります。

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道路沿いには一方通行を知らせる案内標識が設置され、対面通行だった路面には最高速度をあらわす標示が書き換えられ、一方通行を知らせています。

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一方通行の道路標識も設置されました。

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車線の通行区分の標識。
渋滞の原因となっていた華厳の滝」方面への車両は右側車線を、中禅寺湖・戦場ヶ原」方面への車両は左側を走るように、車線の通行区分がなされています。

これで華厳の滝へ向かう車両に進路をふさがれることなくスムーズに「中禅寺湖・戦場ヶ原」方面へ進むことができます。
と、思うのですが!?

なぜなら私は昨年の社会実験期間中にひどい大渋滞にあってしまったので。

確かに明智平から中宮祠間の渋滞は緩和されるかもしれない、でも馬返しから明智平までの間は変わらないような気がする。

紅葉の見ごろの時期は、例年のごとく狭い明智平駐車場の空き待ちの長い車列が、「第2いろは坂にできるのは変わらないと思いますが。

いずれにしても蓋を開けてみないことにはわからない。

私は、明智平ロープウェイが動き出す早朝に移動してしまおうと思います(でも早起きが苦手な私は!?)。

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立木観音方面(近道)への交差部までが、対面通行から一方通行になりました。対面通行終了部分には、車と障害物が置かれ誤って進入しないよう逆流防止対策がされていました。

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明智平ロープウェイの駐車場を出るとすぐに、中禅寺湖・戦場ヶ原」方面へ行く車両は左側車線を、「華厳の滝」へ行く車両は右側車線を走行するように通行区分がされています。

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定期路線バスの乗降場所は、ロープウェイ乗り場から道路を挟んで反対側の駐車場わきに移されました。駐車場の一部をつぶしそこにバス停が設置されました。

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駐車場の出入口にはこのような注意を促す看板が立てらています。

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今まで対面通行だった中宮祠(中禅寺湖)からの路面には、交通安全を祈願する文字が標記されていました。

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明智平の全景
道路を挟んで手前の駐車場にはバス停が設置され、その分狭くなり駐車できる車両の台数が少なくなりました。

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明智平ロープウェイの乗り場

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トイレはロープウェイ乗り場の方にもあります。

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明智平ロープウェイを利用するには、第2いろは坂を上がってくるとここを入ります。道路を挟んで左手にも駐車場がありますが、狭く停められるのは20数台(身体障害者用を含め)程度でしょうか。正確に数えてきてはいないので悪しからず。

明智平の1キロほど手前から右側車線に移動するよう道路案内(標識)がされているので、その指示に従ったほうがスムーズに駐車場に入ることができると思います。

ただし、紅葉の時期には駐車場が狭いので、駐車スペース空きまちの長~い車列ができますのでご覚悟のほどを。

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ロープウェイの乗降場と切符売り場(右側の建物)

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右側の建物が以前の建物(ケーブルカーの乗降場)を撤去し新築された建物です。
この建物に地元産の軽食フードなどの売り場があり、中に明智平からの日光の景色をのんびりと食べながら眺められる休憩処もあります。
その隣にトイレがありますよ。

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中央の山は「日光白根山」だと思いますが。
男体山」を背景に記念写真を撮っているグループの姿もありました。

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女峰山方向の景色です。秋が徐々に忍び寄ってきています。

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「第1いろは坂」の景色

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ロープウェイの切符売り場の裏

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ケーブルカー跡地に立つお地蔵さん

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1970年にいろは坂の全面開通により廃止となったケーブルカーの軌道跡(新築された建物の裏にある)
それまでは「馬返し」から「明智平までの移動手段として利用されていました。

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第2いろは坂方面
もうすぐ紅葉の時期を迎えます。

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今月下旬ころには奥日光の紅葉が始まります。

sabuphoto.hatenablog.jp

 

引き続き渋滞の緩和を図るための工事が行われていますので、紅葉を見に日光を訪れる予定のある方は十分にご注意し事故にあわないようにしてください。

遅くなりましたが、皆様に奥日光「第2いろは坂」が10月1日に全面通年一方通行になったことをお知らせいたします。 

草紅葉が見ごろとなった小田代原に写真を撮りに行く

秋の空が広がった9月29日(日曜日)、「草紅葉」が見ごろを迎えたとの情報に、「小田代原・戦場ヶ原」へと足を向けました。

「草紅葉」が真っ盛りのころに訪れたことがないのと、入院中の友人にいち早く草紅葉に染まり始めた小田代原の情報を届けたく。

先週の日曜日は、たくさんの車、バイク、自転車などが奥日光の地を行きかい、駐車場も満杯という状況でしたが、今日は道路を走る車やバイクの姿も少なく、駐車場にもかなりの空きスペースがありチョッと拍子抜け。

カエデなどの広葉樹の紅葉には、非常にたくさんの人が押し寄せ大混雑するのですが、「草紅葉」にはあまり興味がないのでしょうか!?

道路だけでなく、小田代原・戦場ヶ原のハイキングコースでもあまり人を見かけなかったです。先週ほど。

下野新聞(県日光自然博物館)の情報によれば、今後の冷え込み次第により、10月初旬にピークを迎え下旬ころまで楽しめるということです。

湿原を彩っているのは、赤い「ホザキシモツケ」、黄色い「ヤマアワ」などです。

湿原を赤・黄・緑に染め上げる秋、自然が作り出す見事なキャンパスに魅了され、毎日でも何度でも訪れたいと思うのは私だけでしょうか。

 

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8時40分赤沼の駐車場に到着
日曜日だというのに、駐車場は6割から7割程度が埋まっている状況で、まだたくさんの空きスペースがありました。

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情報センターと低公害バスの赤沼車庫
駐車場の出入口には交通統制の警備員が待機しています。
時間は9時ですが大型観光バスはまだ1台も停まっていません。
情報センターの出入口は開いていましたが、奥の案内所はまだシャッターが下ろされていて案内は開始されていませんでした。

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駐車場の脇に1本だけ「ツリガネニンジン」咲いていました。

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<戦場ヶ原・小田代原MAP>
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今回写真撮影で歩いたコース(黒い線)は、赤沼駐車場をスタートし、赤沼茶屋前の入口を入り「湯川赤沼橋」を渡り小田代原歩道を進み小田代原の展望台へ。

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シダの葉が真赤に色づいています。

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カラ松も色づき始めています。

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小田代原展望台へ到着。空は真っ青、小田代原は赤や黄色に染まっている。
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ここからは戦場ヶ原の草紅葉

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谷地坊主(やじぼうず)の草紅葉

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青木橋近くの「戦場ヶ原展望台」と「谷地坊主(やじぼうず)」の周辺には「リンドウ」がたくさん花を開いていました。

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青木橋近くの戦場ヶ原の展望台。この場所に「リンドウ」が咲いていました。

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「倒木と苔とキノコ」のコラボレーション。私の大好きな光景です。

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青木橋」で発見したキノコ。

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湯川にかかる「青木橋」とその流れ。

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赤い木の実。ナナカマドとは違うが。

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小田代原の木道を歩いていたら、突然足元からキジバトが3羽飛びたち、目の前の木の枝にとまりました。そして足元の草むらを見ると、そこには2羽のキジバトが逃げる様子もなく、虫でもついばんでいるのでしょうか、草むらの中を歩きまわっていました。その距離2mほどです。

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秋の気配、木道には枯れ葉がちりばめられています。

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 ここの「赤い川」は、小田代橋近くの赤い川と比べると、水の流れもなく淀みあまりきれいではないです。

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赤沼駐車場に戻ってきた13時半頃には、大型観光バス専用の駐車場にも、観光バスのほか普通車も停められていました。

でもこの時点で普通車の駐車場所には、まだ10数台停められるスペースがあったので、一時的に混雑したのでしょうね。

私が「赤沼茶屋前」に出てきたときには、観光バスのバスガイドさんや引率の先生たちに先導された修学旅行の小学生が大勢きて、私たちと入れ替わるように戦場ヶ原のハイキングコースに入っていきました。

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<日光第2いろは坂に関するお知らせ> 

第2いろは坂明智平中宮祠(中禅寺湖)間は、今までは対面通行でしたが、10月1日(火)からは通年全面一方通行となります。

全面一方通行化をひかえた2日前の9月29日には、対面通行区(明智平中宮祠)間には、写真のようにセンターラインに沿って工事用のコーンが設置されていました。
そして道路沿いには、まだカバーがかけられた新しい標識らしいものと、全面一方通行化を知らせる看板が随所に設置され全面一方通行化に向け動き始まっていることを感じさせられました。

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2年にわたる紅葉シーズンにおける一方通行の社会実験、その結果から紅葉シーズンにおける渋滞緩和に効果があると判断し、今年から紅葉シーズンをひかえた10月から通年全面一方通行化に踏み切りました。

昨年のこの社会実験期間中に私はひどい目にあったのですが。

いずれにしても、今年の紅葉シーズンは朝早く(6時ころ)出発し、昼頃には第1いろは坂を下り渋滞を避けたいと思う次第です。 

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紅葉シーズンに限らず、今後日光(明智平)を訪れる方は、全面一方通行化を頭に置き、くれぐれも逆走して事故を起こさないようにご注意ください 。

秋がしのびよる「戦場ヶ原・小田代原」約9㎞弱を歩く

 快晴となった9月15日、写真撮影の準備をして、奥日光の「戦場ヶ原・小田代原」へと出かけました。

先日の11日につづき、小田代原の草紅葉を目指します。

まだ1週間もたっていないので、草紅葉に大きな変化はありませんが、奥日光の豊かな大自然をのんびりと歩くのが目的です。

現在、私は右膝の故障によりリハビリ治療中(1年以上)で、膝にも優しいこの高原一帯を写真を撮りながらゆっくり・のんびりと歩くことにしました。

それと職場の同僚でもあり、写真という同じ趣味を持つ友達が、9月に入り入院し病の床についています。

その友人は日光が大好きで、日光に移住しようかなとまで言って、休みの日は(仕事がある日でも)朝早くに小田代原を訪れたり、仕事が終わってからもこの地を訪れて写真を撮っている、そんな友人です。

そして毎年10月には、日光湯元温泉の「ビジターセンター」で、撮りためた日光の写真の個展を開いています。
今年の10月も開催予定で私も手伝いに行く予定でしたが、10月いっぱいの入院となり開催できなくなってしまいました。

 

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そんな友人が病の床で「小田代原」の夢を見たといっていました。

この入院で、今年の奥日光の紅葉を見ることが絶望的となった友人に、少しでも秋の小田代原の紅葉を伝えたく、できるだけ休みの日にはここを訪れ、秋の「戦場ヶ原・小田代原」の変化の様子を写真におさめ、それを友人に見せ元気を出してもらいたいという思いで写真を撮ります。

朝から気温は30℃、強い陽ざしがジリジリと照りつけ暑い。
そんな街中の家を出発し奥日光「戦場ヶ原・小田代原」へと車を走らせます。

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途中、日光市内の大谷川沿いのコンビニより、水分と軽い補給食を調達します。
日光連山の山頂付近には雲がかかり全く移動しません(無風状態)。

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広い大谷川の河川敷にはたくさんの車が停まっていました。
普段は空き地で数台の車が停まっている程度ですが、日光市内を舞台にイベントが行われると、ここが臨時駐車場として開放されます。
この日は、自転車で市内の景勝地を巡るイベント「ツールド・NIKKO・2019」が、「だいや川公園」を発着点に開催されていました。

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日光市内のこの場所は気温24℃でした。

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天気の良い日曜日でしたが、第2いろは坂の混雑渋滞もなく、普段の平日と変わりなくすんなりと明智平に到着しました。
現在は明智平中宮祠の間は対面通行となっていますが、今年の10月1日からは通年一方通行となり、中宮祠から明智平には来ることができなくなります。

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中宮祠(中禅寺湖)に到着、好天気となり中禅寺湖にはたくさんのスワンボートが浮かんでいました。

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戦場ヶ原の赤沼駐車場に着くと、駐車場はすでに満車状態で駐車場への入口(国道)まで、駐車場の空き待ちの車列ができ、駐車場の交通統制員が両腕でバツをして、満車状態を告げていました。

いつもはここに車を停めるのですが。

私はそれを見て、この先の「三本松」に車を進めました。
こちらならまだ空きはあるだろうと考えて。

赤沼の駐車場は、朝早くから登山者やハイカー、写真撮影目的の人たちが車を停め、観光客も戦場ヶ原・小田代原や千手がヶ浜まで足を進めるので長時間駐車となりなかなか空き難い。
でも三本松の方は観光客がほとんどなので、目の前の「戦場ヶ原展望台」を見学し次に移動する方が多く、すぐに空くと思ったので。

しかしこれが紅葉などの行楽シーズンになると、どちらも早い時間から満車状態となり、駐車場以外の道路の空きスペースなどに駐車する車が続出し大混雑します。

紅葉シーズンにこちらを訪れる予定のある方は、朝早く8時前には到着する予定を組まれたほうが駐車場探しに困ることはないと思います。

私の経験では朝8陣頃には、すでに駐車場は満車に近い状態になります。

 

三本松も満車に近い状態でしたが、出ていく車もあり空きスペースをすんなりと確保することができ駐車することができました。

 

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三本松の駐車場もほぼ満車状態です。

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左奥の大型観光バス専用の駐車場が空いていましたが、そこにも普通車やバイクなどが停められていました。

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ここへ来る間にもバイクツーリングのグループをたくさん見かけましたが、普通車の駐車スペースにもたくさんのバイクが停められています。
バイクや自転車の専用駐車スペースはないので仕方ないですかね。

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大型観光バス専用の駐車スペースに停められていたカッコいいスポーツカーのグループがあり気を惹かれ思わず写真を撮りました。

ここで集まって話をしたり写真を撮っている1人に話しかけると、ロードスターというスポーツカーの集まりであることを教えてくれました。みな千葉県のナンバーをつけていましたね。

私は外車かと思っていた(車にはあまり興味がない)のですが、家に帰り調べるとなんと日本のメーカ「マツダ」が1985年にアメリカで発売した、国産の2人乗り小型オープンスポーツカーでした。

現在でも全国にオーナズクラブがあり活動を続けているそうです。
この後皆さん乗車されて自慢そうな笑顔で、次の目的地に向け次々にスタートしていきました。

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ここ三本松の気温は20℃でした。

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前置きが長くなりました、ではこれから奥日光「戦場ヶ原・小田代原」の大自然を満喫しに出発いたします。

まずは駐車場の片隅に咲いていた花ですが名前はわかりません。

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ホザキシモツケに似ている感じもするが違うと思う。
アキノキリンソウとも違うなんという花でしょうか。

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こちらは大きさ2,3ミリくらいの大変に小さな花。蕾のようにも見えるが。

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ホザキシモツケとミツバチ

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国道から望む男体山

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ではこれから戦場ヶ原前の国道を湯元温泉・沼田(群馬)方面に進みます。 
下の地図の黒い線でなぞった経路を反時計回りに散策していきます。

<戦場ヶ原・小田代原MAP>

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光徳牧場への入口

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光徳のバス停

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バス停の先のここを左に入っていきます。奥は湯元温泉方面です。

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車が頻繁に行きかう国道を離れ、静かな森の中に入ると自然と心が癒され・和み落ち着きます。

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「泉門池(いずみかどいけ)」に向けて歩を進めます。

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柵の柱の上に根を下ろした苔。好きだな~!! この光景。

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現在位置は戦場ヶ原の北端になります。

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クマに人間の存在を知らせるための鐘です。
私の前を歩いていた男性がしきりに鐘を鳴らしていました。
日光国立自然公園は、あちこちでクマが目撃されているので、私たち人間のほうが突然出会わないように気おつけなければいけませんよね。

ここはクマさんたち野生動物の生活圏ですからね。
そこに我々人間が足を踏み入れるわけですから。

クマたちも私たち人間が怖いのですから、突然に出会えば驚いて防御反応で攻撃してくるのは当然です。

大勢でワイワイと話をしながら歩いていれば心配ないのですが、私は一人で写真を撮りながら歩くことが多いので、知らず知らずのうちにクマと接近し、突然出くわす可能性が高いので恐いです。
それなのでバッグにはクマ鈴をつけて歩いています。

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私を追い越していったこのご夫婦も鐘を鳴らしていきました。

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ここにもありました。

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戦場ヶ原の眺望が開けてきました。
秋の色に染まりはじめています。

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アキアカネがグッドタイミングで画面に入ってきてくれました。ヘリコプターじゃないですよ~。

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ウメバチソウが群生していました。

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男体山や女峰山などの日光連山を一望できる絶景の撮影ポイントです。

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アキノキリンソウ

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「エゾリンドウ」が一株だけ咲いていました。

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「赤い川」です。
川の底が赤く見えるのは湿原に含まれる鉄分が自然に出てきたものです。

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この「赤い川」は、下記地図の小田代橋の近くの川で撮影しました。
ほかにも下記地図の「湯川」沿いで見られますが、私はこの場所の「赤い川」が一番綺麗だと思います。

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赤い川が「湯川」と合流します。

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その近くでは釣り人が釣りを楽しんでいました。

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この分岐を左へ戻るような感じで下って(階段)いくと「小田代橋」があり、「小田代原」へ行くためにはここを左へと進みます。
直進すると「湯ノ湖」・「湯元温泉」へ行くことができます。
光徳の入口(国道)からここまでは約45分かかりましたが、私は写真を撮りながらのんびりと歩いているので、ハイキングで普通に歩けば、案内標識にも標記されているように30分程度でしょか。

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湯滝・湯元方面への道です。

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この階段を下ると「小田代橋」。この階段を下りて赤沼・龍頭の滝方面(小田代原)に向かいます。

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小田代橋は、カワマスの産卵場所で10月下旬から11月中旬にかけて、カワマスの産卵行動が見られるようです。

湯川での釣りはキャッチ&リリースが原則で、釣り上げた魚を持ち換えることは禁止されています。

川から上がってくる釣り人たちも、手に持っているのは釣り竿のみで、生簀などの魚をいれるものなど他には何も持っていません。

しっかりとルールを守って釣りを楽しんでいるようです。

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この場所でもうすぐカワマスの産卵行動が見られるのですね。
そのころに見に来たいと思います。

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今年は水量が少ない感じの泉門池(いずみかどいけ)です。

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この右手の方から水が湧き出ているのですが、昨年より湧き出ている水量が少ないです。

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家族連れなどのハイカーが弁当を広げ談笑しながら休憩をとっています。

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「小田代原」は、この分岐を右へ(階段の坂を)と行きます。
直進すると「戦場ヶ原」の眺望を楽しみながら、赤沼・龍頭の滝」へと行くことができます。
若いカップルが案内の標識(地図)を見ながら話をしていました。

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小田代原への道から、赤沼・龍頭の滝方面への道を撮りました。ここでも何組かのグループが休憩をとっています。

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鹿の進入を防止するためのゲートくぐると、そこはもう小田代原です。

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「西ノ湖」、「石楠花橋」方面への分岐、ここを「西ノ湖」方面に進みます。
目の前には、もう「小田代原」の湿原がひらけています。
小田代橋から約30分ほどの道のりです。

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左の「湯滝」方向から来ました。「しゃくなげ(石楠花)橋」は、龍頭ノ滝への途中にある低公害車バスの運行経路にかかる橋です。

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現在位置がこのように地図で標記されているので安心して歩けますね。
初めてでも迷うことなく目的地に着くことができます。
また歩道もきれいに整備されているので大変に歩きやすいです。

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木道の脇には「キツリフネソウ」の群落がありましたが、もう終わりの時期を迎えているという感じでした。

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「ワレモコウ」

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見事な「草紅葉(くさもみじ)」です。鮮やかに染まっていました。

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かなり翅が傷ついています。

f:id:sabuyan1953:20190921215846j:plain日本百名山の一つの男体山(2,486m)」です。

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翅を休めているアキアカネ
気温が30℃を超えると生存が難しくなり、日中の気温が20℃~25℃の標高が高い高原や山岳地に集団で季節的な長距離移動を行います。そのためか秋を迎えつつあるこの時期は平地や丘陵地、低山地へと移動したのか個体の数は少なく、たくさん飛び交う姿を見ることはできませんでした。

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小田代原の大湿原。
昨年の10月には、台風24号によりここに「幻の湖」が7年ぶりに出現しました。

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オニユリそれともクルマユリでしょか。遠くに一輪赤い花が咲いているのが見え、望遠(150㎜)で引き寄せてみたのですが、はっきりと判別できません。
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遠方に「貴婦人(シラカバ)」が見えます。

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望遠で引き寄せた「貴婦人」です。
名前のとおり美しい姿です。
この美しい姿を写し撮りに、早朝からたくさんのカメラマンが集まります。

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「ミドリヒョウモン」でしょうか。
ホザキシモツケの花で吸蜜しながら活発に動きまわっていました。

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こちらは蝶それとも我でしょうか、葉の先にとまったままピクリとも動きません。気になり葉を揺らしましたが全く動きません。さらに手を伸ばし本体に触るとポトリと下に落ち、すでに息絶えていました。

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小田代原の全体を見渡せる展望台です。
正面には「貴婦人」が見え、その先には男体山をはじめとする日光連山が見渡せる絶景ポイントで、多くの観光客が記念撮影をしていきます。

赤沼車庫早朝4時発の低公害車バス(季節運行)には、たくさんのカメラマンが乗り込み貴婦人や日の出を撮影するため、ここに三脚を並べます。

日の出の陽ざしを浴びる「貴婦人」や朝霧に包まれた「貴婦人」の姿は幻想的でたいへんに美しいそうです。

私は2016年に前述した友人と日の出を撮りに行っただけなので、まだ幻想的な「貴婦人」を撮影したことはないのですが、やはり実際に撮影した人の話や写真を見ると、その美しさに魅了され撮りに行きたいと思うのですが、早朝が苦手な私には無理ですね。

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小田代原はもともと湿原だったのですが、乾燥化が進み湿原から草原に変わりつつあるそうです。


下の写真は、2016年6月に撮影した小田代原の日の出です。

朝4時50分ころから東の空が染まり始め、5時ころには女峰山に全体を見せ始めました。
この時期、標高約1,400mの高原の小田代原の早朝は非常に寒く、初めて平地感覚の軽装で訪れた私はめちゃくちゃ寒い思いをしました(気温は零下に近かったかな)。

雨衣を出し着ましたがそんなものは役にたたず、ブルブル震えながら日の出を待ったのを覚えています。

その当時(今も)、冬山で切るような装備を備えていなかったので、友人に寒いからねと言われていたけども、ちょっと重ね着をした軽装備(これで大丈夫だろうと甘かった)になってしまいました。

友人や他のカメラマンは真冬並みの重装備で臨んでいました。
ただでも下手くそなのに、そんなわけで上手に撮れるはずがないです。

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小田代原のバス停と低公害車バス。このひもたくさんの中学生が訪れていました。

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ここから小田代原歩道を赤沼へと向かいます。
ここからは前回にたくさん写真を撮っているので、今回はひたすら歩くのみの行程となります。

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赤沼はもう目の前、帰路の人の姿が多くなってきました。

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国道沿いにある「赤沼茶屋」へ出ました。
小さなお子さん連れのトレッキング姿の女性がいました。
今から入るのでしょうか!?

f:id:sabuyan1953:20190922220807j:plain赤沼駐車場前の国道120号線。
手前が中禅寺湖方面、奥は湯元温泉、沼田(群馬)方面になります。

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この奥が赤沼駐車場になります。

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国道側から見た戦場ヶ原

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すっかり秋の装い。

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標高約1,400mの高原を走っている人がいました。
私も数年前に赤沼駐車場から金精峠を越え、群馬県側の菅沼キャンプ場までを往復したことがあります。この人を見て私も早くけがを直して、また走りたくなりました。

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やっと三本松へ戻ってきました。11時にここをスタートしてから約4時間弱

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駐車場の車に戻る前に、三本松前の戦場ヶ原展望台によります。

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国道沿いの展望台から見た戦場ヶ原

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標高1,395mにある「三本松園地」

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今回の行程では出会う人に自ら積極的「こんにちは」と声をかけることを心掛けました。その結果、登山者やハイカーはもちろん(山の中での暗黙のルール)、一見ただの観光客らしい方もほとんどの方が元気よく挨拶を返してくれました。

天気も良く、大変に気持ちの良い写真撮影を兼ねたハイキングとなり、心身共にリフレッシュすることができました。

GPSスポーツウォチで記録した、今回の歩行距離と時間、消費カロリー>

三本松~小田代原 約4.5km 2時間20分 消費カロリー471kcal
小田代原~三本松 約3.8㎞  1時間15分 消費カロリー320kcal

 

今回のハイキングで、トレッキングシューズはこのように底がはがれてしまいました。
歩いている最中もそこがパカパカして非常に歩きずらかった。
先日の小田代原雷雨の中の行程で完全に壊れました。

私がトレイルランニングを始めたころに、山歩き用として買ったので、もう10年ほど履いています。なのでもう買い替え時で十分に役目は果たした。

それにサイズ選びに失敗し靴が合わず、特に山道を下る時には指先があたって痛くて仕方ないので買い替えをしようと思っていたので、これで思い切って買い替えができる。

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車の脇で腰を下ろし、スマホフェイスブックに投稿していると、アキアカネが飛んできて私の右膝にとまり、スマホを捜査している指やスマホ本体にとまろうとしたりして、足を動かしても飛び去ることもなく、このままず~ととまっていました。

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夕方、まだスワンボートで涼しい秋の中禅寺湖を楽しむ人がいました。

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もう16時近くですが、「華厳の滝」駐車場への車線はこんなに渋滞していました。

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第1いろは坂(下り)は結構混雑しのろのろ運転

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下記に低公害バス(ハイブリット車)の運行時刻表をリンク貼り付けしました。
www.okunikko.org

 

*誤記を訂正します(2019年9月28日)

 2016年に撮った小田代原の日の出の写真中の説明で、「5時ころには女峰山に全体を見せはじめました」と記載しましたが、女峰山ではなく「大真名子山(おおまなごさん 標高2375m)・小真名子山(こまなこさん 標高2323m)」でした。
訂正しお詫びいたします。

 

 

小田代原の草紅葉の状況を確認しにきて、そして雷雨に見舞われ恐怖との戦い!!

関東を直撃した台風15号が去った9月11日、奥日光の「小田代原(おだしろがはら)」に秋を探しに行ってきました。

今回の主な目的は、小田代原の「草紅葉」の進み具合を確認することです。

遅い時間の出発だったので赤沼の駐車場に着いたのは11時近くでした。

まずはトイレに入り用足しをして撮影の準備、出発前に情報センターにより花の開花状況や熊の情報を収集して11時ころ小田代原に向かいました。

途中途中で写真を撮りながらなので、小田代原に着いたのは12時半頃でした。

まだ暑いですが小田代原はすでに秋が始まり、草の紅葉が始まり秋を感じさせてくれました。

<戦場ヶ原・小田代原MAP>

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今回歩いたコースは、上記MAPの黒い線でなぞったハイキングコースです。

赤沼駐車場をスタートし、「赤沼茶屋」前のハイキングコース入口を入り、「赤沼分岐」~「湯川赤沼橋」を渡り小田代原歩道(ハイキングコース)をひたすら小田代原展望台へと向け歩きました。

今日の男体山。山頂に雲がかかっています。

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大型用駐車場には、県内外からの大型観光バスが停まっています。
小学生の遠足でしょうか。
戦場ヶ原を訪れるたびにたくさんの小学生に出会います。
小学生たちは「こんにちは」と、よく挨拶をしてくれますね。
大人たちは見習はないといけないですよね。

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赤沼駐車場への入口

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「小田代原」へ向けてスタート

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ハイキングコース沿いに流れるせせらぎ

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湯滝・戦場ヶ原方面への分岐点。
今回は「小田代原」を目指すのでここを直進します。

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釣り人もたくさん訪れ湯川に入り釣り糸を垂れています。

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この道を真っすぐに行くと「龍頭の滝」に出ます。
「小田代原」が目的地ですので、ここを右に行きます。

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小田代原が目的地ですので、この橋「湯川赤沼橋」を渡って進みます。

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静寂な流れの湯川。この下流石楠花橋」ありさらに龍頭の滝」へ地流れ、さらに中禅寺湖へと流れこんでいきます。

f:id:sabuyan1953:20190911180804j:plain私の好きな光景「倒木と苔」
このような光景に出会うと胸が”ワクワク”してきてカメラを向けずにはいられません。
朽ち果てた木をびっしりと覆う苔。「生と死」を感じる瞬間。
1つの生命が終わりをつげ、そこに飛んできた植物の種や胞子が根付き新たな生命が生まれ、新しい森を形成してゆく、大自然の力強さパワーを感じます。

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ジブリの世界。宮崎駿監督の「もののけ姫」の1シーンを思い出させます。森の妖精たちがたくさん飛び出してきそうです。

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道標もしっかりと整備されていて安心して歩けます。

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座標標識

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森の妖精さん出ておいで。

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いましたチョウチョさん。
葉っぱに隠れるようにして。
ヒョウモンそれともタデハ!?

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ありました秋の気配。
楓の一部が秋色に染まっています。

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戦場ヶ原の展望台

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ここの展望台から見える戦場ヶ原の景色

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鹿の食害から植物を守るための柵が設置されています。
ここを入ると、そこは小田代原です。

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上の写真の分岐を、小田代原に向けて歩き出すと、左側の倒木に翅を休めている真っ黒なチョウが目に飛び込んできました。
すぐそばによっても逃げて飛び去ることもなく、ジ~としてピクリとも動きません、どうぞ撮ってくださいとばかりにポーズをとって堂々としていました。
ジャノメチョウの1種かなと思ったのですが、家に帰り調べてみると、やはりジャノメチョウ亜科の「クロヒカゲ」でした。
街中ではあまり見られません。
私は初めて(!?)見たような気がします。

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小田代原遊歩道出口(入口)まであと数十メートル。
右側は小田代原です。

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森の中のコースを抜け、低公害車バスが運行する道路に出ました。

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道端で花の写真を撮っていると、ちょうど赤沼駐車場を出発した低公害車バス「わたすげ号」がやってきました。

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バスは私の横を通り過ぎると突然停車しました。停まったままなかなか動きださないので私が乗るものと思って待っているのかなと思いましたが、そのまま花の写真を撮り続けていると男性2人が降りてきました。
小田代原のバス停(展望台)は、このカーブを曲がった先約100m~200mのところなので、こんなところで降りる人はいないので「え~?」と不思議に思いました。
そしてこの2人は、小田代原歩道入口(上の写真の場所)を戦場ヶ原方面へと戻っていきました。
ほとんど見かけないパターンーです。

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「ツリフネソウ」が咲いていました。

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紅葉が始まっています。

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小田代原です。
すでに秋が始まっています。

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「ホザキシモツケ」が一面に広がっています。
同じ標高、同じ場所にある戦場ヶ原はすでに終わっていましたが、隣接する小田代原では、まだたくさん花を咲かせていました。

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写真仲間では有名な小田代原の「貴婦人」です。
小田代原のバス停手前の道路沿いから撮影しました。

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小田代原のバス停。
手前はトイレです。
赤沼の駐車場を出ると、戦場ヶ原・小田代原一帯ではここにしかありません、自然保護の観点から他の場所にはないので、ハイキングを楽しまれる方は十分にご注意を。
出発前に赤沼で必ず用足しをされることが望ましいでしょう。

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小田代原の展望台です。

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展望台の正面には「貴婦人(シラカバ)」の姿が。
「草紅葉」がピークに達すると、小田代原一帯が真赤に染まるそうです。
私はまだそのピークの時期に訪れたことがないので、今年はそのピークの時期にこれたらいいかなと思っています。

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ホザキシモツケで吸蜜をするスズメバチ

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こちらはアブでしょうか。

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地元日光(?)の中学生でしょうか、湯滝方面から歩いてきました。

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残念ながら今年の台風15号では、「幻の湖」は出現しませんでした。
全国各地に大雨による被害をもたらした昨年の台風24号は、7年ぶりに「小田代原」に幻の湖を出現させたのですが、今年の台風15号は幻の湖を出現させるほどの大雨にはならなかったですね。

sabuphoto.hatenablog.jp


 台風15号により甚大な被害を受けた千葉県南房総市の皆様が1日も早く元の生活に戻れるよう願っています。


真っ黒な雲が押し寄せ”ゴロゴロ”と雷鳴が響き始めました。

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この先湯の湖方面へ向かい、戦場ヶ原を経由し赤沼に戻るつもりでいましたが、ここから先へ進むことは非常に危険と判断、赤沼の駐車場に戻ることを決断し、小田代原のバス停に行きバスの時刻を確認すると12時57分発の赤沼行きのバス(下の写真)が行ったばっかりでした。

次のバスの時刻はと確認すると14時45分(だったかな)とまだ2時間近くある。
イカーや中学生のグループがたくさんいるので乗り切れないと思い、30分~40分ほど赤沼の駐車場についてしまう、それまでに雨が降らないでくれ(大した雨にならない)と甘い判断をし、ご夫婦らしき2人連れにつづき赤沼の駐車場に向けて歩を進めてしまいました。

それでも悩みました。

ここでバスを待つか、待たずに歩いて行ってしまうか。

雨が降る前に着いてしまう(めちゃくちゃ甘~い。すでに頭上で雷鳴が響いているぞ)
待っている間に雷鳴もおさまり晴れ上がるかもしれないのに。

そしてこの決断がのちに襲いかかってくる恐怖の序章となりました。 

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歩き始めて200m~300mほど、小田代原遊歩道に入ったところで雨が“ポツリ“と落ち始め、慌ててバッグを下ろしカメラをしまい始めた瞬間に、滝のように雨が落ちってきて、一瞬にして全身ビショ濡れ、ミラーレス一眼のオリンパスOMD-EM5は難を逃れたが、サブカメラとして持っていったニコンCOOLPIX P900はしまうところ(バッグ)がなく、アッという間に雨を被ってしまい、慌てって首に巻いていたタオルをかけそれ以上濡れるのを防ぎました。

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バッグにしまっていた雨衣を出している間にもうびしょ濡れ、それでも着ていないよりは良いので着衣し、赤沼に向けて歩きだしました。

自然の屋根(森の樹々)は、滝のような雨には全く用をなしません。道(ハイキングコース)は一瞬にして川のように流れ、足首にまでわたる流れはトレッキングシューズをびしょ濡れにし、靴の中は“グショグショ“で気持ち悪い。

足元は川、上からは滝のような雨、頭の上ではゴロゴロと雷鳴が響き渡り恐怖との戦いがはじまりました。

逃げ場所、隠れる場所のない広い高原の樹々の中を、ゴロゴロと響き渡る雷の中を、いつ何処に落ちるかもわからない雷の恐怖に震えながら、川のようになった道を急ぎ足で赤沼の駐車場へと向かいました。

胸ポケットにしまったスマホのカメラがいつの間にか作動して、半透明の雨衣を通して歩いているときの様子を撮っていました(動画も)。
無意識のうちに衣類などが触れ起動させていたのでしょうか。

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14時10分、やっとの思いで赤沼の駐車場へ着きました。
小田代原のバス停を出発したのが13時20分頃ですから約1時間近くかかってしまいましたね。
これで一安心、恐怖から解放されました。

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中禅寺湖へ下りてきました。
この時には雨は小降りとなり雷鳴はなっていませんでしたが、戦場ヶ原・小田代原歩面はこのような状態でした。

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今年の夏は不安定な天候が続き、日光霧降高原、陸自総合火力演習など写真撮影に出かけるたびにこのような雷雨や豪雨に見舞われています。

そのようなわけで、今年の夏はあまり出かけることもできず、花の写真もほとんどとることができずに消化不良の状態です。