羽田第1旅客ターミナルと国際線旅客ターミナル
今回は、私がブログを開設する前の7月に、羽田空港で撮影した写真を掲載します。
撮影場所は、第1旅客ターミナルの屋上展望デッキです。
この日も帰省していた娘を送るために訪れました。カメラは携行しなかったので、スマートフォン(SONY XPERIAZ5)で撮影しました。
第1旅客ターミナルは国内線のターミナルで、JALグループ、SKY(スカイマーク)、SFJ(スターフライヤー)の一部(北九州空港行き)が使用しています。
A滑走路を挟んで、向かい側には国際線のターミナルがありますが、遠方過ぎて視力の弱い私には、機種はおろか、どこの国のエアーラインかは全く判別できません。
機会があれば、国際線ターミナルで、各国のエアーラインの航空機を撮影してみたいですね。
第1旅客ターミナルの南ウィングに駐機するJALの機体。遠方は国際線ターミナルです。
A滑走路34Lに着陸し、タクシウェーイをタキシングするJAL機。滑走路ををはさんで向かい側は国際線ターミナルです。
ボーディングブリッジに機体を寄せるJAL機
A滑走路に着陸侵入機があるため、「A滑走路34Ⅼ」手前で離陸待機する、シンガポール エアーラインのB747(ジャンボジェット機)。
第1旅客ターミナルP2駐車場の屋上から管制塔を撮影
飛行機は、通常風上に向かって離着陸します。
風上に向かって離陸することにより、風の力で揚力が増し短い距離で離陸することができます。また風上に向かって着陸することにより、風の力によって制動力が強くなり、短い滑走距離で速度を落とすことができるからです。
そのため、滑走路を設置するときは、その地の年間の気象データ、平均の風向データを収集し、そのデータに基づき滑走路の方向を決めます。(一概にそれだけではありませんが)
羽田空港には、A~Dまでの4本の滑走路があり、その時の風向により、どの滑走路を使うか決定し、管制官がパイロットに指示を出しています。
現在、羽田空港には5本目の滑走路を建設する動きがあるようです。
下の空港のレイアウト図に書かれている、「A Runway」のランウェイエンドの数字「34Ⅼ(ランウェイ34レフト)」、「16R(ランウェイ16ライト)」とは、飛行機が離着陸する方位を示しています。
例えば「34Ⅼ」とは、数字の「34」は360度方位の340度(北北西)を示し、アルファベットの「Ⅼ」はパイロットから見てレフト(左側)のRunwayを意味します。
離着陸時に、管制塔から「A(アルファー)Runwei 34Ⅼ」の指示が出たら、パイロトは、A Runweyの34Ⅼから離陸、または着陸します。
ちなみにアルファベットのA(エー)、B(ビー)、C(シー)・・・Z(ゼット)は、A:アルファ、B:ブラボー、C:チャーリー・・・Z(ズール)という航空用語に置き換えられて使用されます。
羽田空港国際線ターミナルに就航する海外のエアーラインは、アメリカン航空、エールフランス、ユナイテッド航空など約35社あります。日本のエアーラインは、ANA、JAL、ピーチアビエーションの3社が就航しています。