サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

薬草・健康食品として利用されるカキドオシの花をマクロ撮影 

カキドオシは、連銭草(れんせんそう)という名で生薬とされ、血糖値降下作用、体内脂肪や結石を溶解作用があるなどして漢方薬、ダイエット茶として利用される。

今年の5月1日に近くの公園(千手山公園)にツツジの花を撮りに行ってきました。

この公園は、2007年の映画「恋空」のロケ地でもあります。

あの観覧車のシーンが撮影された場所です。

その撮影が行われた場所のツツジの根元を見ると、そこには薄紫の花を咲かせるカキドオシがたくさん咲いていました。

その美しさに私は戸惑うことなく、地面にひざまずき、身を屈め、人目を気にせず夢中でシャッターを切り続けていました。

カキドオシは、草丈10㎝程度、花の大きさは1㎝程度と大変に小さいながら、私を見てとその魅力を主張していました。

花びらのなかには綺麗な斑点模様があり、これも魅力の一つです。

私が接写撮影するポイントの1つでもあります。

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カキドオシ(垣通し)とは、シソ科の植物の1種。学名はGlechoma hederacea subsp. grandis(シノニムはG. grandisG. hederacea var. grandis) 。

特徴

日本全土の道端などに自生する多年草。茎は長く横に這い、所々から根を下ろす。横枝は時に多少立ち上がることもある。葉は長い柄があり、睡蓮の葉のような円形から狭い扇形を切り取った形。対生し、柔らかく、しわがあって毛が生えている。葉は揉むと強い香りがある。

開花期は春(4 - 5月)。花は葉腋から出て、薄い紫 - 紅紫で斑点がある。

隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来となっている[1]

利用

全草を乾燥したものは和種・連銭草(れんせんそう)中国種・金銭草という名で生薬にされ、子供の疳の虫に効くとされる。このことからカントリソウの別名がある。また、ヨーロッパ原産の斑入り種は見た目の美しさから、属名の「グレコマ」という名称で園芸やグランドカバー目的に栽培、販売がされている。

健康食品として

抽出物には血糖値降下作用、体内の脂肪や結石を溶解させる作用があるなどとして漢方薬、ダイエット茶とされることもある。しかし、国立健康・栄養研究所によれば、ヒトでの安全性を証明する十分なデータは不足しているとしている。また、「過剰摂取をすると胃腸粘膜や腎臓の炎症を引き起こす可能性」、「ワルファリンを成分とする医薬品等との相互作用」、「発作性疾患のある人は使用禁忌」、腎疾患、肝疾患に罹患している人は使用禁忌などの注意が促されている。

一方、マウスやラットによる動物実験で発毛効果、血糖上昇抑制、血圧上昇抑制などの効果があることが報告されている。

ウィキペディアより