なぜか舗装路面にばかりおりるコミスジ
昼休み時間に外を歩いていると、道路の路面中央に、1匹の見慣れぬチョウがおりていました。
かなり接近(1m程度)しても飛び立つことなくジッとしています。
スマホを取り出して撮影、スマホを更に20㎝程度まで接近させると飛び立ってしまうが、この場所をグルグルと飛び回りながら、同じような場所におりる。
人を恐れないのか、私の足下を飛び回る。
今日見たのはこの1匹だけ。
花の方にはいかず、コンクリート舗装されたこの路面にばかり、おりようとするのはなぜだろう。
ただ単に身体を休めているだけ!?
車にひかれてしまうよ。
チョウにしてみれば目的があるのだろうが。
< コミスジ(小三條)とは>
学名:Neptis sappho
チョウ目タテハチョウ科に分類されるチョウの1種。
シベリアの亜熱帯地域から台湾の熱帯域まで、アジアに広く分布する。
日本では北海道から屋久島・種子島まで分布するが、トカラ列島以南の南西諸島には分布しない。
成虫は4月から11月まで長期間見られ、その間に1-4回発生する。低地や丘陵地の森林周辺に多く、郊外の住宅地でも見られるが、遮蔽物がないためか山頂にはあまりおらず、山麓のチョウといえる。