アブラゼミ、今年はこんなところで羽化、その数30匹以上!!
スカッとした青空が覗く日が少なく、曇り空、雷雨などの不順な天気が続く毎日ですが、今年もアブラゼミやニイニイゼミの鳴き声が1日中聞こえる時期となりました。
「ジィ、ジィ・・・」などのセミの鳴き声に、心を癒され仕事をする毎日です。
仕事中に、この木の下にいき上を見上げると、その葉の裏に、たくさんのアブラゼミの抜け殻がありました。
アブラゼミは、昨年はここから少し離れた楓の木と紫陽花で、たくさん羽化していましたが、今年はそちらには見られず、この場所に集中、その数は30匹以上です。
他の場所でも見られるので、この森全体で40、50以上でしょうか。
これだけの抜け殻が見られるのに、成虫の姿を見たのは、いまのところ1匹だけです。
鳴き声はすれど姿は見えずといったところです。
セミの成虫の寿命は数週間から1ヶ月程度といわれています。
幼虫で土の中で過ごす期間が、一般的には7年といわれていますが、その期間は種類によって違うようです。
ニイニイゼミ..当年孵化..幼虫期4~5年
ツクツクボウシ..翌年孵化..幼虫期1~2年
アブラゼミ..翌年孵化..幼虫期3~4年
ミンミンゼミ..翌年孵化..幼虫期2~4年
クマゼミ..翌年孵化..幼虫期2~5年
http://homepage2.nifty.com/saisho/faq.html#4
成虫はこのように数週間の短い期間を一生懸命に生きています。
決して捕まえたりしないで、その鳴き声を楽しむだけにしたいものです。
子供のころはよく捕まえて遊んでいたものですが、自分自身の寿命が後数十年となった昨今、そのように思うしだいです。
今年はこの場所でたくさんのアブラゼミが羽化。
アブラゼミの抜け殻
この1本の枝で7匹が羽化していました。
イチョウの葉の裏では重なるように6匹が羽化。
このイチョウの木だけで約30匹ほどのアブラゼミが羽化していました。
松の木でも。
7月24日に見たアブラゼミの成虫です。その後見ていません。