もう半年も咲き続けているハクチョウソウ(白鳥草)
我が家では白鳥に似た1鉢の白い花が、朝には仕事や保育園に出かける家族を見送り、夕方には帰宅した家族を玄関前で優しく出迎えてくれています。
この花は5月に花を咲かせはじめ、9月も終わり秋色が深くなった現在も、小さく可憐な花を咲かせています。
いつまで経っても花が絶えることのない、その花の生きの長さに驚いています。
その名は「ハクチョウソウ」です。
ハクチョウソウは別名で、正式の名前は「ガウラ」と呼びます。
「ガウラ」の名前は、ギリシャ語のガウロス(華麗な、堂々とした)に由来します。
北アメリカのテキサス、ルイジアナ原産の草花で、毎年花を咲かせるアカバナ科(学名:Gaura lindheimeri)の多年草です。
開花期は5月~11月と長く、花が絶えることはないかと思うくらいに、次々と可憐な花を咲かせ楽しませてくれています。
暑さにも寒さにも強く、放っておいても育つ強健な草花です。
実際我が家でも家内(園芸が趣味)が手入れしているのを見たことがありません。
花の大きさは1.5㎝で、その花の形が小さなチョウが舞っているように見えることから「ハクチョウソウ(白蝶草)」の別名があるようです。また、ヤマモモソウ(山桃草)とも呼ばれているようです。
私は、白鳥が飛んでいる姿に似ているからと思っていましたが、違うようです。調べてみると「白鳥草」と書かれてあるものもあります。
どちらが正解なんでしょうか!?
それともどちらも正解ですか?
撮影日:2017年5月26日
雨上がりのあとの露に濡れるハクチョウソウ
撮影日:2017年9月21日
ハクチョウソウは日当たりと水はけがよければやせ地でも育ち、耐寒性、耐暑性が強く、病害虫の心配もないので育てやすい植物です。
ハクチョウソウの育て方は、ヤサシイエンゲイで紹介されていますので、興味のある方は下記URLから。
http://www.yasashi.info/ka_00026.htm