普段は人気のない閑静な大滝の紅葉はピークを過ぎていたが、カエデが深紅の鮮やかな色彩を放ち、ひときわ目だち綺麗でした。
職場の同僚からLINEで送られてきた古峯神社の紅葉情報と、地元新聞に掲載された“紅葉が見ごろ“との情報で、 11月5日に古峯神社(ふるみねじんじゃ)古峯園(こほうえん)の紅葉写真を撮るため、10時ころ古峯神社へ向けて車を走らせました。
当日は天気の良い日曜日ということと、地元の新聞に”紅葉の見ごろ”という記事が載ったことでかなりの混雑が予想されたので、途中にある大芦渓谷の白井平、大滝に先に向かいました。
この場所は地元の人しか知らない(と思う)、さらに自家用車がないと行けない場所なので、一般の観光客はいないと踏んでいましました。
普段は全く人気のない、白井平橋に民家が1軒あるのみの閑静な場所です。
そしてそのあとに古峯神社にまわればと。
そんな私の甘い考えは粉砕されました。
白井平橋に着くと、そこにはすでにたくさんの人が訪れていて、駐車場のないこの場所に20台弱の車が狭い道路の両サイドの空き地に停められ、対向車との離合が不可能な状態でした。
ここからさらに道が狭くなる奥地の大滝へと向かいました。
ここから先へ進む人は少なく、ほとんどの人がここで折り返してしまうので。
大滝へ行くまでの間に出合った車は5台程度でしょうか。
白井平橋から大滝への道は、普通自動車がやっと通れるような狭い道で、対向車があると離合できる場所までどちらかがバックしなければなりません。
ので、車の運転に自信のない人はやめたほうがよいかと思います。
帰り道も数台の車と出会い、バックしたり、道路の端ギリギリによせたりしてやっとの思いで白井平橋まで戻りました。
大滝には普通自動車5台程度が停められる駐車場と、滝を下方に望める展望台がありますが、道路沿いの狭いスペースです。
この日は大滝の紅葉のピークはすでに過ぎ、滝の周囲の樹々は枯れ葉状態で、多くが落葉し、川沿いを赤・黄・緑に染めていました。
そんななか深紅に染まったカエデが一際鮮やかな色彩を放っていました。
大滝上方の真赤に染まったカエデ。その脇をトレーニングでしょうか、クロスバイクに乗った人が鮮やかに染まった紅葉を眺めながら、ゆっくりと日光方面へ山道を登って行きました。
大滝の上流側の紅葉。道はこのように狭いですよ。
大芦川の流れ。
大滝の滝壺。
紅葉のピーク時であればもっときれいなのでしょうが。
この滝つぼに下りるのには駐車場前の斜面(沢)を下りていかなければなりません。
ただし、正規に整備された道(下の写真)はなく、荒れた斜面と沢の岩づたいに下りていかなければならないので、滑って転倒し怪我や濡れる恐れがあります。
下りる方は自己責任でお願いいたします。
下の写真の左側のところに展望台がありますので、そちらで見学したほうが無難です。
2年前の2015年11月12日に撮影したものです。
滝を下から見るためにはここを下りていかなければなりません。
くどいようですが、下りるのは自己責任ですよ。
実際にここを下りていく人はほとんどいませんが。
滝の写真撮影が目的のカメラマンくらいでしょが。
滝壺の大芦川に流れ込む沢を染める落ち葉。
濡れた岩場なので、滑って転倒すれば滝つぼへ一直線ですよ。👇
沢沿いの斜面を染めるまだ緑の残る楓と落ち葉。
道路沿いを深紅に染めるカエデ。
ここ大滝へ行くのにはバスなどの公共交通機関はないので、自家用車かタクシなどで行くしかありません。
もちろん観光バスも行きません。
というか、狭い道路で大型バスなどは入っていけません。
大滝は鹿沼市草久地区にあり、ここへ行く道順は鹿沼市内から県道14号(古峯原街道)を古峯神社方面へ向かっていくと、古峯神社の大きな鳥居(古峯神社一ノ鳥居)が正面に現れます。
その手前にかかる橋を渡らず右の狭い道に入っていきます。
大芦川沿いの一本道を約3㎞ほど進んでゆくと、まさに紅葉の絶景スポットの白井平橋に着きます。
ここの紅葉の記事は後日投稿します。
ここを通過し、さらに道なりに約5㎞ほど進んだ所にあります。
白井平橋から大滝への道は舗装はされていますが、普通自動車が通れる狭い山奥の道です。普段はほとんど通る車はないのですが、紅葉の時期になると古峯神社を訪れた観光客や、写真撮影を目的に訪れる人たちの車がたくさん入ってくるので、運転には充分に気をつけてください。
バイクや自転車、歩行者などもいますので。