11個の氷彫刻の作品が、赤、青、黄など鮮やかな色に染めあげられ幻想的な空間を醸し出していました。
1月30日、「第12回全日本氷彫刻奥日光大会」が、湯元温泉の湯の湖湖畔広場を会場に開始されました。
この大会は、全国トップレベルの氷彫刻士が氷細工の腕を競うもので、「奥日光湯元温泉雪祭」のイベントの一つとして毎年開催されています。
出場者11人には高さ2m、重さ120㎏の氷柱5本が与えられ、30日の午後から製作が開始されました。
作品は、31日午前11時までに仕上げなければならず、出場者は夜通しチェーンソーやドリルなどを使い厳寒の中で作業を進め、人魚などの氷像を作りあげていました。
下野新聞の記事を参考
氷彫刻士11人が作り上げた氷像11個は、カマクラの中におかれ、夜間にはライトアップされ、赤、青、黄や緑色のライトで色鮮やかにライトアップされ幻想的な空間を作り出していました。
このすぐそばでは、ミニカマクラをLEDライトでライトアップする、「雪灯里(ゆきあかり)」のイベントも開催されていて、真冬の静寂な湯元温泉は、雪と光が織りなす幻想的な雰囲気に包まれています。
このイベントは氷が融けるまでの15日まで開催されています。
ライトアップは日没から21時までです。
氷点下という厳寒の寒さのなか、湯元温泉の宿泊客など多くの方が見学に訪れ、真冬の幻想的なイベントを楽しんでいました。
私と友人も足の先から冷える中、寒さを忘れライトアップが終了する時間ぎりぎりまで、カメラのシャッターを切り続けていました。
同じ氷像でもライトの色によりイメージが変わる、そんな雰囲気を伝えるために、ライトの色の変化に合わせ写真を撮ってみました。
暖色系の赤は暖かな、寒色系の青は冷たさ寒さを感じさせます。
11個の作品の、そんな雰囲気を感じていただけたらと思い、ライトの色違いの写真を投稿させていただきました。
いかがでしょうか?
イメージの違いを感じていただけたでしょうか。
来年は製作の光景も写真に撮りたいと思っています。