みかもやま公園南口の駐車場の隅っこで、人知れず控えめに咲いていた1本の沈丁花
南口広場に来たのは初めて。
どのような施設があるのか調べながら歩いていると、駐車場の脇に、白と赤に染まった花が咲いている1本の木が目に入ってきました。
赤いイチゴのような果実(1?)の周りを小さな花が取り囲んでいました。
名前を知らない初めて見る花。
そこには「ジンチョウゲ(沈丁花)」と書かれた標識が立っていました。
多くの人が車で“スー“と通り過ぎてしまような場所、ほとんどの人の目に留まらないかと思われるような場所でひっそりと咲いている沈丁花。
そんな沈丁花に心惹かれシャッターを切っていました。
ジンチョウゲ(沈丁花)とは、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。チンチョウゲともいわれる。
漢名:瑞香
別名:輪丁花
原産地:中国南部
赤く丸い果実は有毒。
花の煎じ汁は、歯痛・口内炎などの民間薬として使われる。
蕾は濃紅色であるが、開いた花は淡紅色で、枝の先に20ほどの小さな花が手毬状に固まってつく。
<名前の由来>
香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。
学名の「Daphne odora」の「Daphne」はギリシア神話の女神ダフネにちなむ。「odora」は芳香があることを意味する。
<花言葉>
「栄光」「不死」「不滅」「歓楽」「永遠」