ＦＢの友達に教えていただいた「筑波山梅まつり」は、見ごろのピークは過ぎていましたが来てよかった。
3月15日（木曜）暖かな1日となったこの日、茨城県つくば市で開催されている「第45回筑波山梅まつり」に行ってきました。
水戸の「偕楽園」の梅は全国的にも有名で私も知っているところですが、このつくば市の梅まつりは全く知りませんでした。
今回、この梅まつりを知り行くきっかけとなったのは、つくば市に住むＦＢのお友達に教えていただいたからです。
私の住まい鹿沼市からは、高速道路を使い約2時間程度の道のり。
午前8時過ぎに自宅を出発、北関東自動車道を経由し、つくば市の梅まつり会場に着いたのは10時ころ。
平日にも関わらず、筑波山への登山者や筑波神社への参拝者、梅林へ訪れた観光客などでごった返し、周辺のお店では自店の駐車場（有料）へ車を誘導する、お店の方の姿も見られました。
私は初めて訪れる場所なので、ごった返す車と人に気をとられ、梅林入口の駐車場を見落としてしまいました。
“アッ“と思った時には、時すでに遅し、そのまま通り過ぎさらに奥の筑波山神社前まで行ってしまいました。
こちらの神社駐車場に停めてもよかったのですが今回は梅林が目的地。
ここから梅林までは結構な距離があるので、梅林の駐車場に停めようと思い引き返し、半分ほど引き返すと「市営第3駐車場」の看板が目に入り、梅林の駐車場は満杯で入れないだろうと判断、こちらに車を入れることに。
第3駐車場の奥には梅林へ10分の案内看板があったので、この山道を行くことにしました。
この道を行くと梅林の最頂部にある「展望あずまや」に出ることができました。
ここからは、白や赤色、ピンク色に鮮やかに彩られた梅林の全体を見渡すことができ、イメージしていた以上の梅林の美しさに、夢中でカメラのシャターを切っていました。
約2時間という時間をかけてきたが、本当にきてよかったと思います。
＜梅まつりの案内マップ＞
第3駐車場から梅林への入口（近道⁉）
第3駐車場から梅林へはこの山道を通って行きます。
看板に表示されているとおり、梅林までは徒歩で約10分ほど。
梅林の一番頂上の「展望あずまや」のところに出ます。
ここから梅林の全景を見渡すことができます。
「展望あずまや」のすぐ下の散策路
展望あずまや。
散策路の渡り板の下で咲いていたタチツボスミレかな。
スミレのそばで一輪咲いていた名も知らぬ黄色い花
１匹のチョウが花の蜜をもとめて、花から花へと舞っていました。
やっと下の地面におりて翅を休めているところを撮りましたが、なかなか翅を広げてくれず、翅を広げる瞬間をカメラを構えて5、6分待ったでしょうか。
この時期に見られるとは思ってもいませんでした。
ルリタデハでしょうか。（この日の気温23℃）
梅の花の下では、20代くらいの若いカップルでしょうか、男性が彼女の手作り弁当（⁉）をおいしそうに食べていました。
このほかにも梅林の中では、お弁当を広げて花見を楽しむご家族連れなどが、あちらこちに見られました。
梅林の最上部にある展望四阿家（あずまや）
地面には、「スミレ」や「オオイヌノフグリ」がたくさん花を咲かせていましたが、ほとんどの人は上を見上げて（梅の花）歩いているので、足元の小さな花には目がいかないのでしょうね。
幸せが来るのかな。
ここで拝んでいる人もいました。
梅とツバキのコラボレーション
梅の木の下にはたくさんのスイセンが咲いていました。
特設会場で開催されていたガマの油売りの口上
菜の花と梅林
見返り縁台からの梅林の眺望
梅の花の見ごろは過ぎ、全体的にくすんだような感じ。
この左手の梅林の上部の方はまだ鮮やかさがあるのですが。
私の左側では、後からカメラを手に上がってきた、「ガマの油売りの口上」を述べていた方が写真を撮っていました。
話かけると「日曜日（11日）頃が一番のピークだった」ことなど、いろいろ話をしてくれました。
見返り縁台の横では「サンシュユ（山茱萸）」が黄色い花を咲かせていました。
今年の「梅まつり」は、2月14日から3月21日までです。
＜筑波山梅林＞
位置：筑波山中腹（標高約250ｍ付近）
広さ：4.5ha
梅の種類：白梅、紅梅、緑がく梅
園内のいたるところに筑波石の巨岩が散在
好天時には東京の高層ビルや、富士山を眺望することができ、関東富士見百景の一つになっています。
筑波山梅まつりのホームページURL
