サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

筑波山神社で出会った素敵な女性、私は恥ずかし~!!

前回投稿した、「筑波山梅まつり特別御朱印をゲットした」の記事の中で、紹介できなかったある素敵な出来事を、今回は紹介したいと思います。

私は、筑波山御朱印を頂くために、神社本殿の受付に並びました。

そして御朱印を受け取り、バッグにしまうため、この受付の左横にある小さなテーブルにバッグやカメラを置き、「筑波山梅まつり特別御朱印」をバッグにしまい、受付を後にし帰りはじめました。

この時、後ろから女性の声で「落としましたよ」と声がかかりました。

振り返ると、女性がテーブルの脇に落ちているティッシュか何かのビニール袋を指さしていました。

それに対して私は、「いえ、私のじゃないですよ」と返答すると、その女性は「そうですか、ゴミですね」といって、何の躊躇もなくサッとそのビニール袋を拾い上げ、自分が携行していた袋の中に入れました。

その女性(登山の格好をした赤いウェアーの方)は、私がテーブルでバッグに御朱印をしまっているときに、その横で同じようにバッグを開け物をしまっていました。

私はそこにビニール袋が落ちているのを知っていました。

だけども、前に並んでいたどなたかが落としていったものだろうと、ただのゴミという認識しかなく、他人が落としていったゴミを拾い上げて、自分が持って帰るなどとは思いも及びません。

というか他人が落としたゴミを、なんで自分が拾い上げなければいけないの。

という気持ちのほうが強いです。

ところがこの女性は、何の迷いもなくそのゴミを“サッ“と拾い上げ持ち帰った。

自分が出したゴミでもないのに。

この女性の行動に感動させられました。

というよりも、ゴミが落ちているのを知りながら、それを拾い上げようとしなかった自分が、メチャクチャ恥ずかし~!!

このような厳正で厳かな神様の領域を、ゴミで汚(けが)してはいけないですよね。

たとえそれが自分でなくても、気がついたら綺麗にするべきだと気がつかされました。

帰る途中の境内に、「ゴミを捨てないようにしましょう」の案内看板がありました。

それを見てさらに恥ずかしさが込み上げてくるのを覚えました。

これから先、この女性のように何気なくこのような素晴らしい行動ができる、自分になりたい、見習いたいものです。

できるかな!?

この場を借りてこの女性に謝ります。

この時指摘されて、おそらく私は不機嫌で不愛想な顔をしていたと思います。

ごめんなさい!!

 

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