今年はショウジョバカマが危うく踏み潰されるところでした。
今朝、出勤して駐車場に車を停めて、勤務場所の建物に向かって歩いていると、道路脇の斜面に、白と紫色の1つの小さな花が目に入ってきました。
その花の高さは3~5㎝程度、大きさは2~3㎝程度でしょうか。
意識してみていないと気がつかないでしょうね。
職場の同僚もほとんどの人が知らずに通り過ぎていると思います。
その場所には、昨年も2株の「ショウジョバカマ」が花を咲かせていたので、今年もそろそろ花を咲かせる頃と思い、そこを通るたびに注意してみていたので、気づくことができました。
高さ5㎝ほどの茎の先に2輪の花が下を向くように咲いていました
この「ショウジョバカマ」をかすめるように車のタイヤ痕がついていました。
この道路は狭いので、すれ違う際に車が斜面に乗り上げるようにして通過したものと思われます。
“ギリギリ“のところでセーフ!!
危うく踏み潰されるところでした。
昨年咲いていたもう1つの場所は、車に踏み潰されているので、今年は花を咲かせないかもしれない。
<撮影日:2018年3月23日>
ショウジョバカマ(猩々袴)の名前の由来は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根性葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされています。
学名: Heloniopsis orientalis
メランチウム科ショウジョバカマ属の多年草
北海道から九州までの、やや湿った場所に生える。垂直分布が広く、人里近くの田んぼの畦道から高山帯の高層湿原まで生えている。
花期は、3月~4月ころ(高山 6月~7月ころ)
花言葉は「希望」