カタクリの花びらの内側にある斑紋模様が神秘的で美しい。
カタクリの花をよく観察していると、花びらの内側には綺麗で神秘的な斑点模様があるのが分かる。これは上から見下げているだけではわからない。
あらゆる方向から注意深く観察しないと見ることはできない。
ここ「カタクリの里(みかもやま公園)」の群生地にも沢山の人が観賞に訪れているが、ほとんどの人が上から花を見下ろすようにしてカタクリを眺め、その美しさに感嘆の声をあげていました。
でも、カタクリの本当の美しさは、花びらの内側にあります(と、私は思う)。
この本当の美しさを観賞するためには、地面に這いつくばるようにしないと見ることはできません。
カメラマンが身体を屈め、地面に這いつくばるようにして、カメラを花びらの中に向けている姿を見たことがありませんか。
これは、ほとんどのカメラマンが、花びらの中の美しい神秘的な模様を撮影しているのですね。
この日も、私を含めほとんどのカメラマンが、花びらの中にカメラを向けていました。
皆さんもカタクリを見ましたら、一度花びらの中を覗いてみてください。
その美しさに感銘されることと思います。
カタクリは、ニリンソウなどとともに「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている。
<撮影日:2018年3月27日 佐野市「みかもやま公園」>