初めてみるミドリザクラに魅かれる。
桜といえば淡い紅色か白色いと思っていたが、通りすがりに思い付きで寄っただいや川公園で珍しい桜に出合いました。
「ミドリザクラ」という名前さえも知りませんでした。
「ソメイヨシノ」、「ヤマザクラ」、「河津桜」などは知らない人がいないくらい知れ渡っていますが。
ミドリザクラ(緑桜)は、別名「緑萼桜(リョクガクザクラ)とも呼びます。
バラ科サクラ属の落葉低木で日本の固有種だそうです。
紅紫色素を持たず、文字通り萼や萼筒が緑色をしている。
花言葉は=「優れた美」
私の脳裏にある桜とは明らかに違う、緑色の美しさがあります。
こちらは、私達がよく目にする桜です。
<ミドリザクラとシジュウカラ>
ミドリザクラを撮っていると、そこに2羽のシジュウカラがやってきて、花から花へ、枝から枝へと飛びまわり花の蜜を吸っていました。
この日は通りすがりに、公園の樹々の間に、紅色に染まったツツジの花が目に入ったので、思い付きのまま公園の駐車場に車を入れ停めました。
そして、パークゴルフ場にあるツツジの花を撮ってすぐ帰るつもりだったので、レンズは標準レンズ(12ー50㎜)しか持っていきませんでした。
ので、このシジュウカラが視界に飛びこんできた瞬間、「しまった」と後悔しました。
車に望遠レンズ(75-300m)を置いてきてしまったのです。
まさに後悔先に立たずです。
幸いにシジュウカラも自分から私のところに寄ってきた(桜を撮っているところに飛び込んできた)ので、逃げることもなく、しばらくこの桜の木で蜜を吸っていました。
木から、約2~3mの距離から見上げるようにして撮りました。
シジュウカラが、頻繁に飛びまわり、満開の花の中に見え隠れしてしまうので、シャッターを切るタイミングに苦労しました。
この写真は、かなり大きくトリミングしたものです。
オリジナルの写真では、桜の花に隠れてハッキリとはわかりませんが。
被写体が大きくピンボケしていなくてよかったです。
<ミドリザクラとヤマザクラ(後方)>
ミドリザクラは満開、ヤマザクラはまだ芽が出てきた状態でした。