迫力の陸上自衛隊富士総合火力演習、後段では「島嶼奪還」を想定した一連の攻撃作戦が展示された。
平成30年8月19日(日曜)、陸上自衛隊東富士演習場において、総火演(そうかえん)の予行が行われ家族で見学に行ってきました。
私は平成19年に航空自衛隊を定年退官しました。
高校卒業と同時に航空自衛隊に入隊、定年退官までの36年間を自衛官として任務に邁進してきましたが、陸自の総火演を見たことはありません。
というか、あまり興味はありませんでした。
それよりも、航空ショーなど飛行機の祭典に興味がありました。
私は、飛行機がが好きで飛行機に携わる仕事がしたかったので、航空自衛隊に入隊しました。
もちろん夢はファイターパイロットです。
<当時の航空自衛隊の主力戦闘機 F86FセイバーとF104Jスターファイター>
でも勉強嫌いで勉強をしなかったため、この難関を突破することはできませんでした(受験年齢ギリギリまで受験したが)。
そして進んだ道は、航空警戒管制部隊の警戒管制員として、地上からパイロットを支援する仕事をしてきました。
そんなことで航空ショーには開催側として参加したり、他の基地の航空ショーを見に行ったりとしましたが、陸自の総火演の見学に行ったことはありませんでした。
ところが、今年4月に四国の善通寺の部隊から、富士学校へ教官として異動となった陸上自衛官の息子(義理)が、「8月に総火演があるけど見る」といってチケット(予行)を入手してくれました。
そして8月19日に家族全員(長男、長男の娘2人、次女と次女の息子、3女、妻は留守番)で総火演を見学してきました。
当初は孫がまだ幼いので、大砲などの火力の轟音に耐えられるか(怖がる)心配で、長男も次女も行かないと言っていたが、数日前になり行くと決めました。
私と長男は前日は仕事だったので、仕事が終わり帰宅して食事、風呂に入り、午後8時前に御殿場の長女の家に向けって出発。
次女たちは仕事が休みだったので午前8時に御殿場に向けて出発しました。
当日の朝、天候が気になりましたが、真青な空が広がる好天気となりました。
8時半に、自衛官の息子の案内で、車3台に分乗し官舎を出発
息子も初めての勤務地なので、道間違いをしながら総火演の会場に到着
ここには見学者用の駐車場はないので、みんなを降ろし運転者だけ指定駐車場に向かいました。
指定駐車場からはシャトルバスに乗り会場へ移動、会場についた時には午前10時の開始時間を過ぎていて、すでに始まっていました。
予行のチケットは、地元の人や自衛隊協力会や自衛隊関係者だけに配布されますが、それでも大勢の人が見学に訪れ、スタンド席もシート席も満席状態でした。
私は、陸自の火力装備について詳しくないので、ここから先は下手な説明文はやめて、実際の演習の様子を写真で紹介していきます。
下手くそな写真ではありますが、写真で演習の様子を楽しんでいただければ嬉しいです。
上空にはCH47輸送ヘリが現れ空挺隊員が降下を開始しました。
前半が終了し一時休憩に入り、多くの見学者がトイレや飲食物を求め一斉に席を立ち、休息や早めの昼食を摂りました。
この記事を書いている今日26日は、一般を対象にした本番が行われています。
今日も快晴(鹿沼は)となったので素晴らしい演習見学になったことと思います。
息子は今日の本番は、演習関係者として仕事をしなくてはいけないと言っていました。この日(予行)は見学者として会場入りしましたが。
総火演は、陸自の広報行事として行われているため、人気も高く競争力は20倍から30倍といわれ、本番のチケットを入手するのは大変に困難といわれています。
予行では航空基地を発進する戦闘機がPVで紹介されただけでしたが。
本番前に記事をアップした方のですが、たくさん撮った写真選びに迷い遅くなってしまいました。
後段の「島嶼(とうしょう)奪還」を想定した演習は後日にアップしたいと思います。