サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

台風24号が奥日光・小田代原に幻の湖をもたらす

7年ぶり小田代原に「小田代湖」が出現する!!

日本列島を縦断した台風24号は、各地に大雨による被害をもたらした。

その台風24号が通過した奥日光・小田代原には幻の湖といわれている「小田代湖」が出現し、訪れたハイカーや観光客を驚かせています。

前回出現したのは2011年9月で実に7年ぶり(日光自然博物館)だそうです。

この現象は、低地に溜まった雨水が地中に浸透しきれずに生まれるとのことです。

その広さは、2011年に現れた時よりも小ぶりだそうです。

この時の写真(!?)を私の写真友達が職場で展示していました。

日光自然博物館によると、水は少しづつ引いていますが10月中は残るとのことです。

私はこの新聞の報道を見て、「いま行かなければもう見れない、今でしょ~!!」と、台風25号が通過し快晴の暖かな日となった今日(10月7日)、朝6時過ぎにカメラを持って奥日光小田代原へと向かいました。

案の定予想が的中、7時半戦場ヶ原の赤沼駐車場に到着するがすでに駐車場は満車。

駐車場の交通統制員に、三本松の駐車場ならまだ空いていると言われそちらに向かうが、こちらもすでに満車状態で、前からくるわ、後ろからくるわ、方向変換わできないわ、身動きできないわで散々な目に。

もう他のところに行っても状況は同じ、目に見えているので赤沼に戻ることに、ギアーをバックに入れると後続している車も、現状を理解しバックをしてくれる。

この判断が功を奏したのか、戻った赤沼駐車場では、タイミングよく駐車スペースが空きスンナリト駐車できました。

ここからはいつもなら歩いて小田代原に向かうのだが、今日は早く目的地に着きたいという気持ちがあり(本音は歩きたくなかった)、低公害車バスで小田代原に向かいました。

小田代原に着くとたくさんのカメラマンや観光客がいました。

いつもならここにはあまり人がいないのだが(私の知る限り)。ほとんどの人は先の千手ヶ浜へ向かうのですが。

カメラマンを除き。

今日はバスに乗車しているほとんどの人がここで下りました。

やはり幻の湖の情報を聞きつけてきているようですね。小田代原を見渡す展望台、木道の脇には大勢のカメラマンが三脚をたてカメラを「幻の湖」に向け、観光客もスマホや手持ちのカメラで、次はいつ起こるかわからない現象に一生懸命に記念撮影などをしていました。

樹々の紅葉はまだですが、好天気に恵まれ、男体山などの日光連山をバックに草紅葉・貴婦人とのコラボレーションが素敵でした。

今月いっぱいは見られるようなので紅葉がピークとなる時期にまた訪れようと思います。

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小田代原の真ん中に現れた「小田代湖」。サッカー場一面くらいの大きさだそうです。自然保護の観点から、木道を外れてそばに行くことはできないので、水深がどれくらいあるのかはわかりません。水がなければ草紅葉で真赤に彩られているのですが。

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カメラマンの間では「貴婦人」の名で有名な白樺の木です。その美しい姿が出現した湖面に写しだされています。

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男体山、貴婦人、草紅葉とコラボレーションする幻の湖「小田代湖」

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白樺を前景に貴婦人と男体山が一直線に並ぶ位置から撮影

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この日は風があり、小田代原を吹き抜ける風が湖面に白波をたて、太陽の光を浴び″キラ・キラ″と輝いていました。日光連山の上空には雲がかかり、しばしば太陽を隠し、陽が射さし込むタイミングを図っての撮影でした。

 

標高約1,300mの高山なので寒さ対策(ズボン下を履いて)をしての撮影ですが、気温も暖かく寒さを感じることなく撮影できました。

この日の気温は赤沼の駐車場に着いた時で21℃でした。
午後1時ころに赤沼の駐車場に戻りましたが、その頃には若干汗ばむほどの熱さになり、寒さ対策のズボン下やベストを脱いで昼食を摂りました。

 「幻の湖」出現の情報を得ているのか、3連休の真ん中の好天気ということもあり、普段はハイカーやカメラマンしか目につかない小田代原周辺のハイキングコースには、普段着姿の観光客の姿が多く見られました。

*10月8日追記更新しました。