天気は曇りから雨の予報に雨が降る前にと、日光の世界遺産二社一寺「輪王寺」に行ってきました。
日光では4月5日から26日までの間、春季イベント「日光桜回遊」を開催しています。
これは世界遺産二社一寺や門前町にある桜と散策を楽しんでもらうイベントで、74店舗が参加し桜にちなんだ商品やサービスを用意して訪れた観光客をもてなすものです。
この期間中、大修理を終えた輪王寺の本堂「三仏堂」では桜の限定御朱印を発行しています。
右下隅には桜がスタンプされ「金剛桜」と墨書きされています。
「金剛桜」は国の天然記念物に指定されています。
この御朱印をいただくために雨の予報でしたが日光に向け出かけました。
今日はイベント期間中の私の最後の休みでしたので。
2,3日前から咳が酷くなり、9時前にかかりつけの病院に行き、診察を受け咳止めの薬を処方していただき、11時には日光山内に到着し東照宮の駐車場に駐車しました。
この頃から雨がポツリ・ポツリと落ちはじめ、三仏堂の前に来た頃には本降りとなりました。
本堂「三仏堂」の前の受付所で、三仏堂の単独拝観券を購入し堂内に入りました。
拝観料:大人 400円 小中学生 200円
* 輪王寺券(三仏堂、大猷院) 大人 900円 小中学生 400円
堂内は撮影禁止になっています。
三仏堂という名前のとおり堂内には、中央に「阿弥陀如来」、向かって右側に「千手観音」、左側に「馬頭観音」の三体の大仏様が祀らています。
いずれも高さ7.5mの木造で金色に輝き、初めてみる尊厳高きその姿にしばし見入っていました。
堂内には、次のようなお言葉も掲示されていました。
耳を澄まして 聞く
心を澄まして 見る
できないから
日々磨き
日々積む
日常
大変に心に響くお言葉です。
このお言葉が書かれた用紙は、以前に頂いたものを自宅の寝室に張り、我が身の教訓としています。
三仏堂は約50年ぶりの大修理が終わり、それを記念して「輪王寺本堂落慶記念」の
特別御朱印(500円)も発行されています。
今日の日光は平日ということもあってか、日本人よりも外国からの観光客が多く、三仏堂の前の拝観受付所には外人さんの団体客が並んでいました。
三仏堂前の階段脇には芝桜がピンク色の輝きを放っていました。
三仏堂裏の池に舞い落ちた桜の花びらが水面を鮮やかに彩っていました。
輪王寺向かている途中に風邪が吹き、桜の花びらが一斉に舞いました。20~30mの距離で一瞬の出来事に慌ててシャッターを切ったので、「花吹雪」その美しさ、素晴らしさが表現しきれていないが残念です。