サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

パワースポット昇仙峡の弥三郎岳に登る

好天気となった11月11日(月)、山梨県甲府市の昇仙峡にある弥三郎岳(1,058m)に登りに行ってきました。

この地、昇仙峡を訪れたのは初めてです。

ここ昇仙峡の弥三郎岳を訪れたいと思った理由は、テレビ番組を見ていてその素晴らしい風景に魅了され是非訪れてみたいと思ったからです。

その番組は、TBSテレビで10月18日(金)19時から放送されたぴったんこカンカン2時間スペシャル」です。

その番組の内容は、福山雅治が全国ロードショー「マチネの終わり」で共演している、ブドウ狩りが大好きな石田ゆり子をブドウ狩りでおもてなしをするというものです。

ところが進行役の安住アナが、映画のヒットを祈念して昇仙峡パワースポットの弥三郎岳に登ることを提案し、ブドウ狩りを楽しみに来た石田ゆり子はスカート姿で登る羽目になりました。

なんと2人とも高所恐怖症だそうです。

そんな2人が弥三郎岳でロケをすることに。

その場所はなんと周りに何もない巨大な1枚岩の上、高所恐怖症の人間にとっては絶対に立ち入りたくない場所です。

私も高所恐怖症なので、テレビの中のことと分かっていながらも、恐怖心で小便をちびりそうになり、男性自身はちじみあがっていました。

実際に現場において笑顔でロケをしている福山雅治さんと石田ゆり子さんには感動しました。

これも役者魂!なんでしょうかね。

やはりこの素晴らしい絶景がそうさせるのでしょう。

そして私もこの絶景に魅了され、是非訪れてみたくなり、ネットで情報を収集しこの日訪れました。

弥三郎岳の展望台に立った瞬間、その光景に恐怖で男性自身はちじみあがりムズムズ、小便をちびりそうになり、一瞬引き返したくなりましたが、絶景が恐怖心をはねのけその場所に立たせてくれました。

滑って転んだらアウト、100%命の保証はないという場所で、恐怖を忘れ(いや!忘れてはいないけど絶景がそうさせた)カメラを手に写真を撮ることができました。

弥三郎岳・展望台・パノラマ台を総称して「羅漢寺山(らかんじやま)」と呼び、国土地理院発行地形図、山梨百名山リストでも「羅漢寺山」と記載されています。

 
<山頂からの大パノラマ>

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こちらが本来の弥三郎岳の山頂です。
周囲は樹々に囲まれ、この場所から大パノラマを眺望することはできません。

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この山頂に上がるには、この階段を上がっていきます。

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松の木の隙間から覗き込むようにして撮った富士山。
この場所も、卵型の丸い岩の上なので、恐る恐る慎重な動作で撮影です。

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丸い岩の上にはコンクリート製の杭が設置されていました。
山頂標識でしょうが、山名は書かれていなかった気がする。
恐怖心でそんな余裕はなく、カメラを構えるのが精一杯でした。
お賽銭がたくさんあがっています。

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この、花崗岩の1枚岩の上からの眺望がすばらしい。
岩の上からは、甲府盆地甲斐駒ヶ岳鳳凰三山などの南アルプスの山々を一望できる大パノラマが広がっています。

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花崗岩の1枚岩の展望台は、このように丸い卵型をしています。
ほとんどの人は、中央のほぼ平らな場所で、大パノラマの素晴らしい眺望を眺め、写真を撮り、端のほうに寄っていく人はいません。

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展望台は半径3m~5m程度(恐怖心でそれくらいにしか見えない)の花崗岩の丸い1枚岩です。
周囲には転落防止柵など一切ありません。

眺望は素晴らしいが・・・。

超恐怖!!

怖さで小便ちびりそう!!!!

わが息子はちじみあがっている。

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ほぼ平らな中央の位置からでは、松の木が邪魔をし富士山を見ることができないので、恐る恐る 富士山が見える位置まで端により、座ったままスマホで撮影しました。

恐怖心ピースサインも形になっていない😢

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なかなかうまく自撮りできずにいると、いつの間にか後ろにいたご婦人から「撮りましょうか」と声がかかり、旦那さんが撮ってくれました。

富士山をバックに撮るには、お互いに精一杯の立ち位置でしょうか。
これ以上端に寄ったりとか位置をあれこれ変える勇気はありませんでした。f:id:sabuyan1953:20191128205421j:plain

この後、ご婦人と話をしたら初めて訪れたそうで、ご婦人も私と同じように同じテレビ番組「ぴったんこカンカンを見ていて感動し、旦那に頼み込んでこの日に訪れたと話していました。

同じ番組を見ていて、同じように感動し、同じ日の同じ時間に訪れ、お互いに初めての場所でこうして出会う、偶然というよりもなにか縁のようなものを感じてしまいます。

おそらくこれから先会うことはないと思いますが。
家は「東京スカイツリーの近くなんですよ」と話していました。

 

弥三郎岳にはほぼ360度(山頂がある方は見えない)の大パノラマが広がています。
北方向には、龍脈のある金峰山(きんぶさん 標高2599m)、そして西方向に目を向けると、甲斐駒ヶ岳鳳凰三山北岳南アルプス連峰、さらに南に向くと富士山などの山並み、甲府市南アルプス市韮崎市がある甲府盆地を一望できます

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荒川ダム
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金峰山(きんぶさん)と荒川ダム

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南アルプス連峰>

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南アルプス市

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甲府市と千代田子>

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<富士山>

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昇仙峡にはパワースポットが集中していて、弥三郎岳はロープウェイ山頂の3大パワースポット一つです。

ここを訪れたことにより、私は大きなパワーを得たような気がします。

その証の一つが、この最大の恐怖の場所(私においては)で長時間にわたり写真を撮り続けることができた、大きな「勇気」という名のパワーを授けて頂いたことです。

また訪れてみたいと思いますが、車で高速を使って約4時間弱という遠距離なので、沿うちょくちょく訪れることはできない。

次はいつになることか。

弥三郎岳に登らなくとも日本一の渓谷美といわれる昇仙峡を歩くのもいいと思う。

そこは奇岩・奇石の断崖が立ち並ぶ、日本とは思えない、水墨画に見られる中国の風景のような美しい渓谷です。

日帰りという時間の都合上歩くことはできなかったので、次は歩いてみたいと思います。

今回は、「弥三郎岳」の記事を投稿しましたが、次は昇仙峡ロープウェイ山頂のパノラマ台の記事を投稿したいと思います。