令和2年1月18日(日)に栃木市大平町にある清水寺にロウバイ(蝋梅)の写真を撮りに行ってきました。
天気は曇り空でちょっと寒い感じで、ズボン下を履き、上には普段きている半そでの上にヒートテックの 肌着を着て、厚手の靴下をはき防寒対策は万全(⁉)で出発。
ロウバイは、昨年12月下旬に開花したそうです。
今年は暖冬の影響で、見ごろは例年より1か月ほど早く、今月いっぱいまで楽しめるということです(清水寺)。
観音堂の参道や駐車場には、冬でも花が楽しめるようにと、2007年から地元住民により約200株が植えられ、毎年地元住民により剪定作業が行われています。
清水寺はハイキングコース上にあり、この日もたくさんのハイカーが立ち寄り、ロウバイの甘い香りを楽しんでいました。
私は残念ながらその甘い香りを楽しむことができない(鼻が悪い)。
この太平山系(私が勝手に呼称)には、大平山神社、大平山(標高:341m)、晃石山(標高:419m)、馬不入山(うまいらずさん(標高:345m))、清水寺、大中寺を巡るハイキングコースが整備されていて、太平山神社の駐車場に車を停めてハイキングを楽しむ方、大平下駅(JR両毛線)や新大平下駅(東武日光線)で下車してハイキングを楽しむ方が大勢います。
この清水寺の脇(この観音堂の右側)にも晃石山へ登るコースがあります。
私は家から近い(車で約1時間弱)ので、トレイルランニングの練習コース(初級者向の緩やかなコース)の1つとして何度か走っている場所です。
でもこの場所に、こんなにロウバイが咲いているのは知りませんでした。
1月18日の下野新聞で紹介されるまでは。
そしてすぐさま写真撮影の準備をして清水寺へと車を向けました。
過去に私がトレーニングでここを通った時は、ほとんど人の姿を見かけませんでしたが、この日は駐車場がいっぱいになるほど、入れ替わり立ち替わり次々と訪れていました。ハイカーの方も何組か。
奥に見えるのが観音堂です。
この道を上がっていきます。
晃石山(遠くに見える)に登るハイキングコースにもなっています。
観音堂への階段両脇に、満開となったロウバイが鮮やかな黄色に輝き、甘い香りを放ち、訪れる人たちの心をやわらげ、心身ともにリフレッシュしてくれます。
下野坂東三十三観音札所の第二十六番札所の観音堂
観音堂の中には、十一面千手観世音菩薩立像がありますが、扉が閉められていてその姿を見ることができませんでした。
この場所から関東平野の一部を見渡すことができます。
遠方にはたくさんの鉄塔を確認できます。
どのあたりになるのかな!?
<十三仏尊象>
階段を上っていくと、観音堂手前の左側に「不動明王」・「釈迦如来」・「文殊菩薩」・「普賢菩薩」・「地蔵菩薩」・「弥勒菩薩」・「薬師如来」・「観世音菩薩」・「勢至菩薩・「阿弥陀如来」・「阿閻如来」・「大日如来」「虚空蔵菩薩」の十三仏尊象があります。
十三仏とは、初七日から三十三回忌までの十三回の追善供養仏事に配当した仏・菩薩の総称で、室町時代に成立した信仰。
菜の花が数株、鮮やかな黄色の花を開き、私達の目を楽しませてくれています。
駐車場前にあるこの階段を上ったところが清水寺本堂です。
階段の両脇では、水仙の花が開き参詣者を出迎えてくれます。
<清水寺(せいすいじ)へのMAP>
清水寺の前方には、葡萄農園がたくさんあり、のどかな田園風景が広がっています。
清水寺への行き方は、上記のMAPで示した赤線の道を利用します。
手書きの汚くわかりずらいMAPで申し訳ありません。
栃木市内方面からだと、栃木バイパス(4車線)を通り、大平町のケーズ電気を過ぎた交差点を右折し、JR両毛線の跨線橋を越していくと、右手に小さな池があるので、池を通り過ぎた道(狭い)を右折します。
池の手前を右折すると、太平山神社の方に戻ってしまいますのでご注意を。
この道は山中の狭い林道になりますので、対向車があると離合できない場所が多く、どちらかが離合できる場所まで後退しなければなりません。
岩船方面(MAPの左)から来た場合は、葡萄農園地帯の手前を左のわき道に入っていくと、清水寺の前に出ます。
こちらも狭い林道ですので運転にはご注意を。
もう一つは、田園地帯のほぼ真ん中にある葡萄農家のわき道を入っていくと、清水寺のに出ます、この道を行くのが一番近い(200m程度でしょうか)でしょう。
ただし、この道は林道よりさらに狭く、普通車1台がぎりぎりの幅しかありません。
対向車があると、まさに正面衝突という感じ。
私も当日、この道を使用しほぼ半分くらいのカーブのところに差し掛かると、前方からワゴン車が下りてきて、正面どうしのにらみ合い(というのは冗談でーす)、私が10mほど慎重にバックし、民家の脇の空き地に車を突っ込み離合しました。
そしてさらに清水寺前までくると、駐車場から出てくる車が、この道を下って行きたくて、ここでもしばらくにらみ合いの状態が。
私が後退するにも、もう離合できる場所はありません。
結局、相手の方が林道方向に車を進め、私が通るスペースを空けてくれ解決です。
この日、車で訪れた人たちはほとんどがこの道を利用していたようです。
車の運転に自信のない方は、この道は避けて林道を利用した方がよいかと。
林道は山の中の道なので、カーブも多く上ったり下ったりを繰り返すので時間がかかります。
<清水寺の案内図>
清水寺本堂の前には、案内図のとおり駐車場がありますが、狭く一度に停められるのは十数台程度です。
右手の駐車場は、この日は利用できなくなっていました。
トイレもありますが利用できなくなっていって隣に簡易トイレが2基設置されていました。
奥の観音堂横の駐車場は、お寺の職員専用の駐車場になっていて、一般の人は利用できません。