令和2年3月22日(土曜)、3連休の中日の今日も快晴の暖かな日となりました。
私も昨日・今日と仕事は2連休となり、昨日は小山の三毳山公園へカタクリを撮りに、今日は栃木の大平町運動公園へ桜を撮りにカメラを持って出かけました。
桜の開花が耳に入る今日この頃、今朝の地元の新聞を読んでいると、栃木市大平町の運動公園で早咲きの桜が見ごろを迎えているとの記事が掲載されていました。
それで出かけたのですが、実際に行ってみると見ごたえのある桜に出会えずガックり。
運動公園前の「さくら通り」の並木道はまだまだ蕾の状態、ここが満開の見ごろを迎えるのは今月末ぐらいかな。
ここが満開を迎えると見ごたえがあるのだが。
10数分散策して歩いたあと退散し自宅へ向かう。
自宅へ帰っている途中も、どこかほかに撮りに行く場所はないかなと思いをめぐらし、鹿沼市内の「富士山公園」へ行くことに。
桜はまだとしても、他に春の気配はあるのではないかと。
また、桜の開花状況の偵察を兼ねて寄ることにしました。
それと新しく購入したカメラ「NIKON D780」の操作練習をするために。
富士山山頂から見た鹿沼市の中心市街地
山頂にある展望台には、子供が遊ぶ遊具が設置されいて、幼い子を連れた数組の若いご夫婦が幼子を遊具で遊ばせていたり、子供連れの家族などが、春の花が咲き始め、草花が芽吹き、小鳥のさえずる春の暖かな公園を楽しんでいました。
カメラを持ち、山の中の道を写真を撮りながら歩いている私の背中には、うっすらと汗が滲み出てきた。
寒緋桜(カンヒザクラ)で写真を撮っていると、2羽のメジロがやってきました。
思ってもいなかった来客にチャンスとばかりカメラを向けると、隣の桜にサッと飛び去りましたが、桜を撮り続けていると戻ってきました。
今度は3~5羽と数が増えています。
メジロは、花の蜜を吸いながらあちこちとせわしなく動きまわり、カメラでなかなか捉えることができない。しかもスズメよりも小さく(全長12㎝前後)、桜の花の影に隠れて見えにくく、AFでは花びらの方にピントがあってしまいうまく撮れない。
しかもマニュアルでピント合わせなどしている余裕などない。
すぐにどこかに行ってしまう。
どうかジッとしていてくれと願うも、相手は野生の生き物ですからね。
今回持っていったカメラは、先月購入したばかりの使いなれていないカメラ「NIKON D780」と、レンズは「TAMRON 24-70㎜ F/2.8 Di VC Usd G2」で、この写真が目いっぱいの70㎜(35㎜判換算)で撮影しましたが、どこにメジロがいるのかほとんどわからない。
写真の真ん中あたりに写っているのですが、花の影に隠れていることもありわかりにくいですね。
この時に、今まで使っていたオリンパスのミラーレス一眼とレンズ14-150㎜と75-300㎜を持ってくればよかったと悔やまれました。
出かける前に持っていくことも考えたのですが、今回は新しいカメラの操作練習をメインにしていたので荷物になるのでやめました。
新しいカメラのレンズも予算の関係上、この標準レンズで精一杯でした。
私は自然の風景や花などを撮るのが好きなのですが、野鳥も撮りたいと思っているので超望遠のレンズが欲しいのですが、高価なので手が出ません。
山頂展望台からは鹿沼の市街地を一望でき、遠く関東平野や筑波山を眺望できます。
この日は霞がかかって薄っすらとしか見えませんでした。
展望台の一定の場所からは東京スカイツリーも見れるそうです(私はまだ見たことがないので)。
新鹿沼駅は、2012年4月(平成24年)に東西自由通路が完成し、東西の行き来が自由にできるようになったので、それまで田畑だった場所は開発が進み住宅地へと変わってきています。
山頂の展望台では「ヒオドシチョウ」が舞っていました。
地面に舞い降りて翅を休めたところを撮りました。
数十センチのところまでレンズを近づけましたが、飛び去ることなくポーズをとっていました。
このほかにもモンシロチョウ、モンキチョウらしき(サーと飛び去ってしまったので確認できず)チョウが、暖かな陽射しのなかを飛び交っていました。
桜は、一部が花をつけていたものの、ほとんどの桜の木はまだ蕾の状態でしたが、他にも春の花が咲き春を感じさせてくれました。