サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

オリンパスToughシリーズ「TG-6」で撮るマクロの世界

雲が多いものの晴れ間がのぞく暑い日となりました。

今日は購入したばかりの「TG-6」の撮影操作の練習です。

今日の撮影練習のメインテーマは、このカメラを購入した一番の理由である「マクロ撮影」の手順を覚えることです。

マクロ撮影というと主な被写体は花になってしまいます(私は)よね。

この時期はどこにでもたくさん咲いていて撮りやすいですから。

アリなどの小さな昆虫類は、動きまわるし接近すると逃げてしまい撮りにくいので。

でもこれから撮りたい被写体の一つです。

今日のテーマは、「マクロ撮影の手順を覚える」の一転に絞り、「TG-6」を片手に近くの公園に出かけました。

右膝手術後の筋力アップトレーニングのためのウォーキングも兼ねています。

TG-6は、4種類のマクロ撮影モードと2種類のマクロ撮影アクセサリーからなるバリアブルマクロシステムによりミクロの世界を写し出すことができます。

4種類のマクロ撮影モードとは。

1 顕微鏡モード

2 顕微鏡コントロールモード

3 深度合成モード

4 フォカスブラケットモード

です。

今日は、「顕微鏡モード」と「顕微鏡コントロールモード」の撮影練習をしました。

顕微鏡モードは、レンズ先端から1㎝まで被写体に近づいてマクロ撮影ができるモードで、光学ズームを使用して顕微鏡で観察しているような拡大撮影ができます。(35㎜判換算撮影倍率7倍)

顕微鏡コントロールモードは、被写体がレンズ先端から1㎝の位置にあるときの背面モニター上の表示倍率が表示され、ワンタッチで表示倍率を1倍、2倍、4倍に切り替えられるモード。表示倍率は最大44.4倍(撮影倍率28倍)まで拡大できます。

事前に取扱説明書を読みながら勉強していったのですが結構迷いました。

以下に練習成果の写真を掲載します。

 

茎に生えているケバケバとした毛がこんなにはっきりと写し撮れました。
自分の目では茎のケバケバをハッキリ確認することはできません(私の視力では)。

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サボテンの果肉の模様がハッキリと綺麗に写し撮れました。

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これ芋虫ではないですよ~!!
サボテンの芽(上の写真の後方に写っている)をマクロ撮影しました。
それをさらにトリミングしています。

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ちょっと焦点が合わせ切れていない感じですが、サボテンの無数のとげを写し撮ることができました。

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太陽の位置から(背中)自分の姿(影)ができてしまうので、自分の姿が写りこまない左側からの斜光で撮影(右側は建物)したのですが、フラッシュを「OFF」のまま撮影すると、どうしてもこのようにカメラの影が映りこんでしまいます。

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フラシュを「ON」にして撮影すると、カメラや自分の影が映りこむことなく綺麗にとれました。 

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サボテンの頭の部分を「顕微鏡コントロールモード」の2倍(左)と4倍(右)で撮影してみました。
大迫力です。

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中央のやや右下に小さな虫(数ミリ)がいます。
撮影しているときには気がつきませんでしたが、パソコンに落とし整理をしていたら気がつきました。
これもマクロ撮影の醍醐味ですね。

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さつきの葉っぱの上に落ちていた鳥の羽。
大きさは2~3㎝程度の小さな羽に2㎝程度まで接写し顕微鏡モードで撮りました。

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上の写真の羽を「顕微鏡コントロールモード」の4倍に設定し撮影しました。

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肉眼では、はっきり見ることのできない花(1㎝程度の)びらのケバケバが、こんなにはっきりと見ることができます。

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パンジーの花びらの模様綺麗です。

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綿毛が美しいです。
爽やかな風に大きく揺れるので撮るのに苦労しました。

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この昆虫は数ミリ程度の大きさ、肉眼で見たら花びらに着いたゴミにしか見えませんが、顕微鏡モードで撮ったら姿、形、色模様までハッキリと確認できます。
この写真は、下の写真の中央上の花でごく小さな虫が蜜を吸っているのに気がつき、顕微鏡コントロールモード4倍にして撮りました。

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以上が今日私がウォーキングを兼ねながらマクロ撮影の練習をした成果です。

マクロ撮影にだいぶ慣れてきた感じですが、やっとマクロ撮影の初歩、基本的な操作ができた程度で、露出補正やISO感度の設定などさらに1歩進んだ撮影をする余裕がありませんでした。

更に練習を重ね、皆様をアッと驚かせる素敵な写真(作品)が撮れるよう、撮りまくっていきたいと思います。

私は、写真の上達は机上の理論よりも、バンバン撮りまくることだと思っています。

もちろんカメラやレンズの知識を深めることも大事です。

何も考えずただシャッタを切っているだけではもちろん上達はしません。

これらのことを踏まえてみてくれる人をアッと言わせるような作品作りをしていきたいと思います。

これで食っていけるようなカメラマンになれれば、なんて思たりもしています(笑)