雨が降ったり止んだりするなか、草花についた雨滴を撮ろうと花壇を覗き込むと、草花の間に1匹の蜘蛛が巣を張っていました。
その巣は草花の中にこっそりと張ってありました。
私も花壇を覗き込んで初めてその存在に気がつきました。
その巣の周りでは、「セセリチョウ」・「シジミチョウ」が花の蜜を吸いながら飛びまわっています。
が、チョウさんはその罠の存在に気がついているのかいないのか、幸いに罠にかからず上手く飛び舞っています。
蜘蛛はその中心で身動き一つせず”ジー”と獲物がかかるのを待っていました。
その蜘蛛は、「ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)」です。
私は当初、胴と手足の特徴から「ジョロウグモ」と思っていましたが、よく周囲を観察してみると、「ジョロウグモ」の特徴的なお腹のドクロ💀模様がありません。
網の張り方も小さく丸い、ジョロウグモの張り方(大きく3重網)と違います。
それで調べてみました。
「ナガコガネグモ」でした。
ジョロウグモとよく間違わられるようです。
クモ網クモ目コガネグモ科の大形のクモで、体長は雌が20~25㎜、雄は5~7㎜とジョロウグモと同じく雌の方が大きいクモです。