10月31日(日曜)、川俣温泉の紅葉が見ごろを迎えているとの情報に、川俣温泉に紅葉を撮りに行ってきました。
前日30日の夕になり友人から電話がかかってきました。
友人は大変に気持ちが高揚している様子で話し始めました。
「日光にいるけど渋滞していて下りれない」と。
そして、栗山・川俣の紅葉が最高だと話始め、私が話をする余地もないくらい(と、言っても私は聞き手人間ですが)に矢継ぎ早に話続け、気分は最高潮に達している様子でした。
最後に、明日迎えに行くから一緒に行こうと話をして電話を終わりました。
明日31日は、湯元温泉「湯元ビジターセンター」で開催中の友人の「フォト短歌展」の最終日で、午後から撤収を手伝うことになっていました。
前回の記事でも書きましたが、紅葉の時期の第2いろは坂や中宮祠(中禅寺湖)、日光山内周辺は大変に混雑し大渋滞が発生します。
そんなことで、友人も私も明日の日曜日は渋滞が始まる前、朝早く(遅くとも6時には家を出発する)に奥日光湯元温泉に上がってしまおうと考えていました。
そんなわけで、明日は遠回りになるけど栗山・川俣経由で、紅葉の写真を撮りながら湯元温泉に上がることに。
こちらのほうが渋滞もなく、午前中いっぱいたっぷり時間を使って、栗山・川俣周辺の紅葉をゆっくりと撮れるので。
そして、当日友人の車で栗山・川俣へと向かいました。
友人が興奮して話していたとおり、栗山・川俣は見事な秋色に染まり、まさに見ごろのピークを迎え私は夢中でカメラのシャッターを切っていました。
中でも、川俣温泉「間欠泉」の周囲の紅葉に特に魅了されたので、いの一番に紹介いたします。
鬼怒川にかかる「噴泉橋」
多くの観光客が、橋の上からいつ吹き上がるかと、橋の下にある「間欠泉」を覗き込んでいました。
1時間間隔で高さは12m、橋の上の紅葉のあたりまで噴き上げるそうです。
”ボコ・ボコ”と吹き出し始めたので、噴き上がるかと思って、その瞬間の写真を撮ろうと待ち構えっていたのですが、止まってしまいました。
私たちがいる間、とうとう噴き上がることはありませんでした。
いつ噴き上がるかわからないのを待っている時間の余裕はなかったので、湯元温泉に向けて出発しました。
まだ一度も見たことがないので、次は2時間でも3時間でも待っていられる、時間的余裕のある時に来たいと思います。
できれば、紅葉が終わらないうちに。
紅葉を背景に間欠泉が勢いよく噴き上がる光景
もう、これほどの絶景はないでしょう。
イメージするだけでワクワクしてきます。
間欠泉から湯元温泉方向に数十メートル進んだ、この道路端に車を止めて写真を撮りました。
車を止めた空き地を下りていくと人工の滝がありました。
間欠泉をさらに数十メートル進んでくると広い空き地があり、友人は迷うことなく車を止めて、見事な秋色に染まる光景を写真におさめました。
ここを右に下りていくと滝があります。
湯元温泉は、これを左に行きます。
道はさらに狭くなります。
戦場ヶ原の光徳と川俣温泉を結ぶ山王林道で交通量は少ないですが、道幅は狭く、クネクネと曲がった見通しの悪い上り下りの続く峠道で、対向車に充分に注意した慎重な運転が求められます。
私は、瀬戸合挟までは足を運んで紅葉の写真を撮ったりはしていたのですが、さらに奥にある川俣温泉まで足を運んだことがない(紅葉の時期)ので、友人に誘われて初めて来て、その美しさに感動し魅了されてしまいました。
奥日光やいろは坂の紅葉もいいですけど、川俣の方は渋滞も混雑もなく、ゆっくりと撮影をできるのでいいですね。
また来年もカメラを片手に訪れようと思います。