平成30年11月16日、御朱印をいただくために「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」を訪れました。
紅葉も終焉を告げ、一部で残っているだけで紅葉渋滞もなく、スムーズに日光山内の東照宮の駐車場に11時到着、駐車場は8~9割程度埋まっていましたがスンナリト停めることができました。
ここから日光東照宮を経由して「二荒山神社」へと向かいました。
東照宮と輪王寺には紅葉の写真を撮りに何度か訪れていますが、二荒山神社を訪れるのは初めてです。
私が栃木県に居を構えたのは平成15年、それから15年の時が過ぎました。
その頃はまだ神社や仏閣にそれほど興味はありませんでしたが、趣味の写真を通じて日光東照宮や輪王寺を訪れるうちに、その美しさだけでなく、不思議なパワー・魅力に引き寄せらるように興味を抱きはじめ、御朱印を集めるようになりました。
日光には二荒山神社が数か所あります。
そして宇都宮市内の大通りにも。
なぜ同じ地域に、同一の名前の神社が、複数存在するのか戸惑いました。というか今でも戸惑っています。
そんな時に数日前に書店にいくと、私の戸惑いを解決してくれそうな本が陳列されていました。手にとってサッと目を通すと「二荒山神社」のことが書かれていました。
それは下野新聞社発行の「日光の三神」(著者 吉野薫)という書籍でした。
この本を読んで初めて知りました。
日光の「二荒山神社」と宇都宮市内(馬場通り一丁目)の「二荒山神社」は同じかと思っていましたが、読み方と祭神が違うということ。
日光は「フタラサンジンジャ」と読み、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)の三神が祀られています。
宇都宮は「フタアラヤマジンジャ」と読み、祭神は豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、大物主命(おおものぬしのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)の三神が祀られています。
ということを、この本で知ることができました。
この二つの二荒山神社の存在理由や経緯、歴史などはこの本で勉強を始めたばかりなので割愛します。
私が訪れたこの日は、日光「良い縁まつり」が開催されていて、若いカップルやご夫婦などが訪れて、本殿前に設けられた「笹の輪」をくぐっていました。
開催期間は、平成30年9月15日(土曜)~11月25日(日曜)でした。
日光二荒山神社は縁結びの神様で、神社正面の参道は「良い縁坂」と呼ばれています。
<初穂料500円>
ここで頂ける御朱印は,書置きだけのものも含めて16種類、期間限定の御朱印4種類と20種類があります。
御朱印の受付所。
私は、参拝してから行ったので数組の方がいてしばらく待たされました。
先に御朱印を預けてから参拝したほうがいいですね。
東照宮側からの参道参道を歩いてくると重要文化財指定の「唐銅鳥居(からかねとりい)」があります。
唐銅鳥居の脚もとに装飾されているハスの花(神仏習合の名残)
本殿正面の門。
奥の御神木(三本杉)や夫婦杉、親子杉が天に向かい真直ぐにスクッと延びています。
下野国一の宮「二荒山神社」の正面入口。左側陰になっているところは「大猷院」になります。
二荒山神社正面の参道が「良い縁坂」と呼ばれています。
本堂正面にある「笹の輪くぐり」、この笹の輪をくぐりお参りすると良い縁に恵まれるようです。
御神木の三本杉
親子杉
夫婦杉
良い縁桜。
春にはどんな花を咲かせるのか見に行ってみたいですね。
日枝神社ここから先は有料なので、神苑受付で拝観料(大人 200円)を支払って入ります。