サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

明智平のアカヤシオが見ごろを迎える。

 奥日光明智平アカヤシオが見ごろとの情報に5月8日、日光第2いろは坂にある明智平に行ってきました。

まだ奥日光の樹々は春に目覚めていなく、枯れ木が多く山肌は茶色に染まっています。

私はアカヤシオで赤く染まった明智平をイメージして訪れたのですが、明智平のロープウェイの周囲はまだ冬モードで新緑の美しさはなく、冬の寂しさを残していました。

実は、このロープウェイ乗り場の周囲にはアカヤシオはなく、ロープウェイで展望台駅まで登り、そこからさらにハイキングコースを5分から10分程度登ったピークの所にあります。

そこに至る途中にもありますが、やはりここが一番の絶景ポイントでしょう。

中禅寺湖華厳の滝を背景にアカヤシオを堪能できる最高の場所です。

ただしここはハイキングコースの途中のピークで展望が開けた場所です。

展望台として整備されたところではなく、チョッと広めの下り斜面となった場所で、高さ100数十メートルの断崖の上で非常に危険な場所です。

滑って転んだら一気に奈落の底(谷底)まで落ちてしまい命はないでしょう。

非情に慎重な行動が必要とされる場所です。

この日はたくさんの観光客が訪れ、ロープウェイで展望台駅まで上がり、さらにこの場所まで足を延ばしていました。

普段なら一般の観光客はこの場所まで足を延ばすことなく、展望台から中禅寺湖を眺め帰っているのですが。

この場所にくるのはハイカーか、私のような写真撮影が目的のカメラマンぐらいです。

以前に若いカップルがこの場所で水入らずで愛を語り合っているのを見ましたが、私が邪魔をしてしまいました。

ごめんなさい(謝)

アカヤシオが見ごろとの記事が、地元の新聞で掲載されていましたが、その情報が観光客の耳にも入っているのでしょうか、老若男女問わず、中にはスカート姿の女性も見られました。

その女性グループの中の一人が息せき切りながら登ってきて、私に「まだですか」と聞いてきて、「こんな格好でくる場所じゃない」と言ってたので、「そうですよそのとおりですよ」と答えてあげました。

この女性は登山服装ではないものの、スニカーを履いてちょっとした山登りには適した服装でしたが、一番最後から登ってきた女性が街歩き用のカジュアルシューズとスカートという登山には不適切な格好で登ってきたので驚きです。

そんな恰好であの場所にいったら超危険と心配になりました。

距離も100m~200m程度で里山のハイキング程度と安易に考えていたのでしょうかね。

アカヤシオはまさにピークを迎えていてすごく綺麗で夢中でシャッターを切っていました。私と同じようにカメラマンもたくさん来ていて、その中の一人70代くらいの男性が「昨日が一番よかった」と言って話しかけてきました。

この方は毎日来ているとも言ってました。

毎日来れるなんて羨ましい。

 

<日光連峰と中禅寺湖 

雪を冠ぶった日光の山々、右は「男体山」の裾です。
綺麗なブルー色をした中禅寺湖、そこから流れ出す華厳の滝の瀑布と「白雲の滝」を背景に淡いピンクに染まったアカヤシオまさに絶景スポットです。

写真を撮るものにとってはたまらない。
ただその美しさを伝える腕がないのが悔しい。
このアカヤシオは断崖に咲いていて、その先は奈落の底になっています。
高所恐怖症の私はビビリながら、私の局所はちじみ上がり、いまにも小便を漏らしそうになりながら慎重に撮影です。

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この先は断崖絶壁の谷底(大谷川)、華厳の滝」が落差97mなのでそれ以上の高さ百数十メートルでしょうか。
オー怖!!(恐)
この写真を見ているだけでも恐怖心が湧き上がり男性自身がちじみ上がってきます。
それでもカメラを構えている間はその恐怖心を忘れている自分に驚きです。

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華厳の滝の右にある「白雲の滝」です。

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華厳の滝」です。

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男体山を背景に。

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日光連峰の「女峰山」です。

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ここが絶景スポットです。
1人の男性が断崖絶壁のほぼ突端に近い場所でカメラを構え写真を撮っていました。
ここは断崖に向かって、滑りやすい下り坂になっています。
滑って転倒したら一巻の終わりです。
ここを訪れるにはそれなりの服装が必要です。
最適の服装はやはり登山服装(登山靴)でしょうが、最低限滑りにくいスニカーが良いでしょう。
くれぐれも行動は慎重に。
崖には近づかない方がベターです。
私は、写真を撮りに山に入るときは登山服装(靴)で入ることを心掛けています。
この場所には絶対に小さなお子様を連れて行かないでください。
超危険ですよ!!

命はないですよ!!

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高齢のご夫婦が絶景スポットに向かって登っていきました。
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明智平ロープウェイです。f:id:sabuyan1953:20190511210336j:plain

行列ができています。

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ロープウェイ駅内の気温は11℃でしたが、午後1時ころの外の駐車場は真夏のような暑さでした。

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ここが「中禅寺湖」を眺望できる展望台です。
明智平ロープウェイ展望台駅の屋上が展望台となっています。
ここからさらにハイキングコースを登っていきます。
この日はほとんどの人が絶景ポイントに向かってここを登っていきました。

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展望台からは、正面に「中禅寺湖」や「華厳の滝」と「白雲の滝」及び「男体山」や 「女峰山」を含む日光連山を、反対側には「屛風岩」、関東平野と「筑波山」を望むことができます。

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男体山の山頂はまだこんなに雪が残っています。

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華厳の滝の観瀑台
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屛風岩です。写真を整理していて気がついたのですが、右側の屛風岩の上の方の模様が動物の顔に見えます。
私には大型犬の顔に見えますが、読者の皆様は何に見えますか。

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関東平野方向です。霞で霞んではっきりとは見えませんが、中央に「筑波山」がかすかに見えます。

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これから帰ります(下山)。

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下方に見えるのは、日光市の清滝地区(馬返)と大谷川。
遠方に関東平野が霞んで見えます。

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腹ごしらえに頂いた「大鶏焼き」が塩味が効いて美味しかったです。

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明智平ロープウェイ、ここは昨年(?)だったかな改修工事が行われ、ケーブルカーの建物が撤去され、そこに軽食のお店と常設のトイレ(以前は簡易トイレ)が設置されました。

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これが新しく設置された建物で隣に綺麗になった常設のトイレがあります。

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ケーブルカーの施設が撤去されたことにより、裏にあったお地蔵さまが見れるようになりました(私は初めてみる)。

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ケーブルカーの後です。
以前は第1いろは坂しかなく、明智平と馬返し(いろは坂の入口)の間をケーブルカーが運行していたそうです。

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第1いろは坂から見た明智平ロープウェイ

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今回アカヤシオを撮影した場所です。
左のチョッと低いピークに展望台があり、その右側の高いピークがアカヤシオを撮影した絶景ポイントです。この斜面に沿ってアカヤシオが咲いています。

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