サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

秋の気配の戦場ヶ原を歩く

 好天気となった今日(9月8日)、久しぶりに奥日光の戦場ヶ原に行ってきました。

奥日光を訪れたのは、今年の2月に湯元温泉で開催された「全日本氷彫刻大会」に訪れたのが最後、戦場ヶ原を訪れたのは記憶をたどると昨年の10月に小田代原を訪れたのが最後で実に約1年ぶりとなる。

同じ日光の霧降高原「キスゲ平」には8月に3度訪れているが、いずれもどんよりとした雲に覆われて、突然の豪雨に見舞われ消化不良の状態でした。

戦場ヶ原、小田代原は梅雨明けに来ようと思っていましたが、梅雨明け後も毎日のように空はどんよりとした雲に覆われ、奥日光(日光連山)は雲の中でその姿を見ることができず、毎日のように突然の豪雨・雷雨という不安定な天気が続き諦めていました。

その間にもワタスゲなどの戦場ヶ原に咲く花は次々に咲き散っていってしまいました。

そして2,3日前からようやく不安定な天候が回復し日光連山が顔をのぞかせるようになりなりました。

休みとなった今日、朝方は雲に覆われ雨が降りそうな状況でしたが、次第に青空がのぞき、外に出て日光方面を眺めると日光連山が顔をのぞかせていたので、10時過ぎになり写真撮影の用意をして戦場ヶ原へと向かいました。

もう花は期待できないと思いましたが、それでも秋の気配を感じ写真にとることはできるだろうと。

案の定「ホザキシモツケ」も終わりをつげ、90%以上が枯れ秋色に染まり、花をつけているのはほんの一握りでした。

他にも「エゾリンドウ」・「シロヨメナ」・「アキノキリンソウ」などもわずかに花をつけている程度でした。

しかし花はだめでも、戦場ヶ原の湿地の草木は葉を秋色に染め始め、戦場ヶ原には秋が訪れていること、秋の気配を充分に感じることができました。

 <赤沼茶屋前から男体山を望む>

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<戦場ヶ原・小田代原へのハイキングコース入口>

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家族連れ(ご夫婦とお子さん3人)が冷たい小川の流れで涼んでいました。

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スズメでしょうか1羽飛んできました。
野鳥を見たのはこれが最初で最後でした。

f:id:sabuyan1953:20190908202942j:plain一面「ホザキシモツケ」です。
これがピークの時だったらさぞや美しかっただろうな~(泣)

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わずかに残っているホザキシモツケの花

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枯れ始まった「ホザキシモツケ」の花の周りを忙しく動きまわっていました。
アブの仲間と思うのですが名前はわかりません。*追記 「オオハナアブ

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湯の湖から流れ出た湯川の静かな流れ。
壮大で激しい竜頭の滝へと流れていきます。

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<シロヨメナ

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アキノキリンソウ

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名前わかりません。*追記 「ウメバチソウ

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<ワレモコウ>

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これもわからない。

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<エゾリンドウ>

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<ホザキシモツケで吸蜜するイチモンジセセリチョウ>

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男体山(右)と日光連山>

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<湯の湖(湯元温泉)方面>

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<テンニンソウ>

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倒木に生えていたキノコ

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赤沼の駐車場>
午後3時前には男体山は雲の中に頭を隠してしまいました。

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赤沼駐車場にある情報センター>
ここから小田代原、千手ヶ浜方面への低公害車バス(ハイブリッドカー)が運航されています。
私有車で行くことはできません。
ここで熊の目撃情報や花などの自然情報などを入手することができます。

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チョウさんにたくさん会えることも期待していたのですが、花も終わり秋も近いせいか、チョウにご対面できたのはセセリチョウのみでした。

タデハかヒョウモンらしきチョウが1っ匹舞っていたのですが、翅を休めることなく飛び去って行きました。

昨日、今日と気温30度を超える暑さとなり、その暑さを避け標高1,300m以上のこの高原に涼を求めやってきました。

気温25℃とまだ暑さはありますが、森の中や木陰に入ると涼しく、心地よい風が吹き抜け気持ちよく過ごすことができました。

今日の深夜から明日の未明にかけて台風15号が関東を直撃しますが、台風が通過した後には秋雨前線払いのけられ、秋らしい空が戻ってくると思うので、台風が抜けった次の休み11日には小田代原まで足を延ばしてみようと思います。

台風15号の通過で幻の湖が出現するかもしれないことを期待して。