2020年10月29日(木曜) 天候:晴れ
仕事が休みとなったこの日、瀬戸合狭の紅葉が見ごろとの情報を得て、写真を撮りに行ってきました。
瀬戸合狭は、日光川俣温泉の鬼怒川にあります。
瀬戸合狭の一番の撮影スポットは、なんといても川俣ダムの下流側の渓谷にかかる吊橋「渡らっしゃい吊橋」と紅葉のコラボレーションでしょう。
もう最高の光景です!!
ここへ行くには我が家から3つのルートがあります。
1つは、日光市から霧降高原を経由していくルート
2つ目は、旧今市市(現日光市今市)から小笹牧場に抜けて行くルート
3つ目は、鬼怒川温泉を経由するルート
と、どのルートを通て行こうかと前日に地図を見ながら検討。
鬼怒川温泉ルートは、峠越えはなく平坦な街の中の道を行くので楽なのだが、ちょっと遠回りになるかなということで、このルートは除外し残りの2ルートで検討を。
霧降高原を経由していくルートは、道も広く走りやすいが日光連山の一つ丸山のキスゲ平と小笹牧場を通る峠越えルートでカーブも多く、距離も長く時間がかかる。
最後に旧今市市から小笹牧場に抜けるルート(県道245号)は、霧降高原ルートと鬼怒川温泉ルートの間にあり小笹牧場までショートカットするルート(地図上では)、ただしこの道は狭く小笹牧場までカーブが連続する上りの山道、何年か前に通ったことがある道で、久しぶりに通ってみようかと思いこのルートで行くことに決定しました。
当日9時に自宅を出発、途中途中で写真を撮りながら行ったので、目的地の瀬戸合狭についたのは11時過ぎでした。
瀬戸合狭の見晴茶屋の駐車場に車を停めるつもりで行ったのですが、なんと予想外(普段は混雑していない)の展開で駐車場(5台程度)に車を停めるどころか満杯、路上駐車や対向車、後続車両が次々と詰めてきて狭い見晴茶屋の前は身動きできない状態になってしまいました。
前方には工事用施設が設置されて一方通行で前に進むことも後退することもできず。
前方の対向車も同様に路上駐車の車で前進することも、後方には何台も詰められ後退することもできず。
-この先の道は狭く片側は断崖絶壁のよけるスペースもなく非常に危険な道ー
どのドライバーもどうしていいか分からない状況、そばにいた一方通行のの交通統制をしていたガードマンも一時どうしていいか分からないパニック状態(⁉)になっていたが、ようやくこちら側にきて私の後ろに詰めてきてしまったドライバーに後退して道を開ける(こちら側の方が道も比較的広く安全に幅寄せできる)よう指示を出し、対向車が前に進めるよう道を開け、ようやく身動きできない状態が解除されました。
この見晴茶屋の駐車場は満杯で停めるスペースもないので、前方車に続いて前進し車を停められる場所はないかと探し、約200mほど進んだ少し広い場所に車を停めて歩いて見晴茶屋に戻り、紅葉の撮影を始めました。
見晴茶屋からの光景
見晴茶屋脇の急斜面の道を下りていきます。
ダムの上(管理棟)に出てきました。
ダムでは工事が行われていて空中高くに作業用のゴンドラが浮いています。
吊橋へはこの管理棟の脇の階段を下りていきます。
管理棟裏の四阿のところを下りていきます。
ここから険し階段(460段)の上り下りになります。
錦秋の紅葉に心癒されます。
吊橋手前の四阿に向けて険しい階段を上がっていきます。
やっと吊橋の手前の四阿に到着です。
ダムを見渡す橋の袂にある「天使の鐘」
轟音が響き渡りダムの穴から放流がされていました。
ダムの下流側に架けられた「渡らっしゃい吊橋」です。
ダム見学するための吊橋でこの先は行き止まりになっています。
橋の長さ:75m 地上高:約100m 標高:950m
谷底の鬼怒川まで約100mの高さ。
お~ 恐わーー!!
小便ちびりそう・・・。
ビビリながら谷底の鬼怒川にカメラを向けシャッターを切りました。
高所恐怖症の私はこれ以上先には進めず、2,3枚シャッターを切った後、逃げるように橋の袂に戻りました。
この橋の真中や向こう側まで行ければ、また違った絶景がみれるのでしょうが、私にはその勇気が湧いてきません。お年寄りや若い女性もわたっていたのに、渡れなかったのは私だけでした。
なんとかこの恐怖心を克服してあちら側からの光景を見てみたい。
今から帰ります。
吊橋の手前にある四阿(あずまや)からは、女峰山、帝釈山などの日光連山を見渡すことができます。
錦秋に覆われた急な階段を下りていきます。
険しい階段をお年寄りが上がってきました。
管理棟裏の四阿まであと100段です。
かなり息も上がってきて写真を撮りながら一休み。
管理棟裏の四阿から見た吊橋の手前の四阿です。
ここまでが下て上っての険しい階段になります。
ダムの上です。
仕事とはいえ、こんな高いところで作業できる人はすごい。
私には無理だ!!!
這いつくばって身動き一つできない。
見晴茶屋から車を停めた場所まで戻ります。
車を停めた場所の断崖風景
見晴茶屋の駐車場に停める場所がなく、約200mほどきたこの場所に停めて、歩いてダムまで戻り写真を撮りました。
車を停めた地図上の位置です。
瀬戸合狭(川俣ダム)へは両側から入ってこれますが、瀬戸合狭の手前(川治温泉側)の入口から入るよりも、そこはスルーし瀬戸合トンネルを過ぎた入口から入る方が、すぐに広い駐車場があり見晴茶屋やダムへの歩きやすい道があるので良いと思います。
手前の入口から入るとカーブが連続する狭い道(離合困難な場所も)となり距離もあり時間がかかります。
見晴茶屋前の駐車場は狭く(5台程度)、混んでいるときは停められず、結局反対側の入り口近くにある駐車場まで行くことになります。
ただ、紅葉を楽しみながらドライブするにはいいかも。
見晴茶屋と駐車場の分岐
瀬戸合トンネルを過ぎた(川治・鬼怒川温泉方面からきた時)ところの入口を入るとすぐのところにあります。
瀬戸合狭の駐車場です。
駐車場の奥にあるこの入口を入っていくと、広くて舗装された道なので歩きやすいので、お年寄りなど足腰の弱い方はこちらからダムへ向かった方が良いでしょう。
見晴茶屋からもダムへ下りることはできますが、こちらは急斜面の危険な山道になるのでお年寄りなどは避けた方が良いです。
ここの駐車場には、こんなに広くてきれいな簡易トイレが設置されています。
中に手洗い場もあります。
簡易トイレというと狭くて汚いイメージしかないので、初めてこんな立派な簡易トイレに感動して、用を足しながら写真を撮ってしまいました。
駐車場からダムへ向かう道
管理棟脇の階段を下りてきます。
この間を通っていきます。
瀬戸合狭の入口
非常に険しい階段の上り下りになるので、入口にはこのように流木で作った杖が置いてあります。
管理棟裏の階段を下りていくと四阿があります。
ここからが険し階段の上り下りになります。
戻ってきた人たちが休憩をとっています。
川治温泉方面からくるとヘアピンカーブのところに瀬戸合狭への入口の看板がありますが、ここはスルーし瀬戸合トンネルを抜けた先にある入口から入った方がいいでしょう。この道は狭くカーブが連続し対向車があると離合困難な個所もあります。
「見晴茶屋」 です。ここから瀬戸合狭と川俣ダムを眺望することができます。
来年こそは渡らっしゃい吊橋を渡るぞ!!