OLYMPUSのコンパクトデジタルカメラTG-6を使って多重露出撮影をやってみました。
新型コロナウイルスの感染拡大により「緊急事態宣言」がなされ、不要不急の外出自粛が叫ばれ写真撮影に出かけるのを控え、ステイホームで退屈な時を過ごしているなか、「多重露出撮影」を思いつき、コンパクトデジタルカメラTG-6を持ち出し「多重露出撮影」をやってみました。
まずは、TG-6の取扱説明書を引っ張り出し「多重露出撮影」のやり方を調べてみました。
TG-6の場合は、「多重露出撮影」というよりも撮影した画像をカメラ内で合成する「画像合成」という機能があります。
撮影したRAW画像を最大3コマまで合成し、別の画像として保存します。
繰り返し画像合成を行うことで4コマ以上の画像合成が可能となります。
今回私は、画像合成の手順の確認と練習ということで、炬燵の中に入ったまま目の前にあるものでやってみました。
まずは、太陽の陽射しが射し込む窓のレースのカーテン、壁に掛けてある孫のおもちゃの人形をRAW撮影し保存、そして次に「画像合成」を選択し2枚の写真を重ねてみました(1枚目)。
うん~ なかなかいいね(面白い)!!
次にテーブルの上にあったテレビのリモコンを撮影しさらに重ねてみました(2枚目)。
ただ今回は、画像合成手順の確認と練習ということで、目の前にあるものを撮影し、なんの意図も緻密な計算もなく、ただ撮影した画像を重ねてみただけですので、そこのところはご容赦を。
このテクニックを自由に駆使できれば面白い作品ができると思います。
実際にこのテクニックを使い、面白い不思議な写真を撮っている方もたくさんいますが、でもここで私が感じたこと、思ったことは面白さや不思議な作品作りよりも、私が本当に撮りたい写真(作品)は何だろうと”フッ”と考えてしまいました。
このように加工された写真ではなく自然のまま、現実的な写真を撮りたいという思い。
私が写真を趣味として始めたのも、自然の雄大な姿、四季折々に変化する自然、刻々と変化する自然の姿・景色に魅了され、2度と同じ姿を見せることがない自然の素晴らしい瞬間を写しとめたいという思いから写真を始めたからです。
私は、人工的な建造物・構造物、車や電車などの乗り物(飛行機は好き)を撮るのはあまり好きではありません。
どちらかというと自然の風景・花、野鳥や昆虫などの生き物を撮るのが好きな自然派(ネイチャー)です。
ということで、このような写真を撮ることはこれからも少ないと思います。
早く新型コロナウイルスが終息し、雄大な自然の風景などの写真を撮りに、自由にあちこちに旅をしたいと思う。