春になり、空き地や道端などいたるところで見かけるようになったこの2種類の野草。
読者の皆さん、この2種類の花の区別はつきますか!?
私は、この2種類の花に出会った当初は同じ野草と思っていました。
最初に出会ったのが1枚目の写真の「ホトケノザ」でした。
この時はまだ花の名前がわからず、花図鑑で調べたところ「ホトケノザ」という名前であることがわかりました。
で、そのあとに出会ったのが2枚目の写真の花です。
この時は、まだ区別がつかず「ホトケノザ」と思っていました。
そしてよく見かけるようになり、よく観察してみると違う種類であることに気が付きました。
調べてみました。
「ヒメオドリコソウ」という違う種類の花(野草)でした。
花の色が紅紫色と同色、花の形も唇形花とよく似ている、生えている場所も同じ、チョッと見では同じ野草と勘違いをしてしまいます。
しかし、よく観察をしてみれば違う種類の野草であることがわかります。
私がいつもウォーキングやジョギングをするコースの空き地や道端、畑の畔などいたるところに群生しています。
どちらもシソ科オドリコソウ属に分類されます。
ヨーロッパ原産の帰化植物です。
花が似ている、育つ場所・環境が同じ、花の時期も同じ(2月~5月)、草丈10~30㎝程度ということから遠目にみるとわかりにくいので間違いやすいです。
でも、よくよく見ると写真でもわかるとおり、花の付き方、葉の付き方や形状で見分けることができます。
このホトケノザは、春の七草のホトケノザ(キク科コオニタビラコ)とは違い、食用にはできないので注意が必要とのことです。