2021年5月30日(日曜)好天気となり、見ごろとなったゴヨウツツジを撮りに、那須ゴンドラ(マウントジーンズスキー場)に行ってきました。
日曜日の好天気、道路の渋滞や混雑が予想されるので、朝6時に自宅を出発し8時には現地に着く予定で計画を立てましたが、なんだかんだ出発が遅れ6時20分に自宅を出発。
東北自動車道に乗って行こうかとも思いましたが、那須I/Cあたりで渋滞が予測されるので、下道一般道を走って那須ゴンドラへと向かいました。
以前、渋滞に巻き込まれたことがあり、時間的に30分ほどしか変わらないのなら、下の道を行ったほうが楽なので。
私個人で1人で那須方面へ行くときはほとんど高速は使いません。
高い高速料金を浮かせたいことと、道々のコンビニで飲み物や食べ物を買ってストレスなく行けるので。
時にはストレスがかかることもありますが。
出発は遅れたものの、道路の渋滞や混雑もなく、予定の8時過ぎには那須ゴンドラの駐車場に到着、ゴンドラの運行開始時刻、駐車場のオープン時間にちょうど良い時間となりました。
ゴヨウツツジ群落へ行くには、駐車場にあるトイレ脇の道を入り、道路下のトンネルをくぐり抜けてくるとゴンドラ入口があるのでここを入っていきます。
ここのオープン時間は午前8時です。
入口を入ると左に登山届記入台があり、登山をする人たちはここで登山届を記入し提出します。登山をしないでゴヨウツツジ群落に行く一般の観光客などはその必要はなく、正面のエスカレーターに乗ってゴンドラ乗り場へ。
エスカレーターで上がってくると、正面に切符売り場があるので、ここで乗車券を購入して、ゴンドラ乗り場へ向かいます。
いよいよゴンドラに乗ってゴヨウツツジ群落へと向かいます。
ゴンドラからの那須高原の眺望。
ゴンドラ中腹のつつじは終わってしまったため、ごくわずかしか見られませんでした。
ゴンドラ山頂駅に到着しました。
降り場には、ゴヨウツツジの開花状況の案内が掲示されています。
ゴンドラ山頂です。
ここを左へ行くと茶臼岳や朝日岳などの那須連山を眺望できる展望台があります。
前置きが長くなりました。
ここから群落のつつじをアップしていきます。
「コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅、学名:Menziesia pentandra)」という名前だそうです。ドウダンツツジに似た可愛らしい壺状の花です。
ゴヨウツツジ展望台コースを外れ、ゴヨウツツジ見ごろポイントに入っていきます。
真っすぐ行けば展望台へと行けるのですが、ほとんどのハイカーや観光客がこの迂回する見ごろポイントへと吸い込まれるように入っていきます。
このゴヨウツツジの前では、ほとんどの人が足を止め、スマホやカメラで写真を撮ったり記念撮影をしていて、次から次へとくるくるハイカーや観光客に、私はしばらくスタンバイです。
ゴヨウツツジ(シロヤシオ)の群生のトンネルの中を歩いていると、森林浴の清々しい気分に心が癒され、俗世間のことをしばし忘れ心が晴れ晴れとなります。
幹が蛇のようにクネクネト曲がって伸びています。
この前でも、多くの人が記念撮影をしていて、しばしカメラを片手に待たされました。
真白なゴヨウツツジ(シロヤシオ)を撮るのは難し(私個人の感想)、実際のイメージは青空の中、もっと白くキラキラと輝いていたのですが、いまいちこの白さの輝きが物足りない。
撮影技量不足か・・・。
もっと勉強しないと。
つつじ群落の見ごろポイントを抜け元のコースに出ました。
真っすぐ進むとゴンドラ山頂駅です。
この分岐点には、こんな掲示がされていましたよ。
わかりますか?
ゴヨウツツジ展望台へと向かいます。
結構きつい上り勾配です。
つつじ群落の展望台に到着しました。
茶臼岳、朝日岳や三本槍岳方面への登山者でしょうか、トレッキングを楽しむ多くのハイカーの姿も見られます。
展望台から那須の山々を撮影しました。
パノラマ撮影をすればよかったかな、左から茶臼岳(1,915m)、朝日岳(1,896m)、清水平(1,810m)、スダレ山(1,890m)の那須連山です。
ゴンドラにはペットのワンちゃんも乗る(ペット料金)ことができ、山頂駅にはドッグランもあるので、このようにペットのワンちゃんを連れて一緒に散歩を楽しむ人の姿もあります。
つつじ群落の展望台の下には、たくさんのハイカーや観光客が、周りに集まり観賞しているつつじがありました。
展望台から降りていくと、そこには黄金に輝くゴヨウツツジがありました。
その1本のつつじの木には、「黄金のゴヨウツツジ」の掲示がされていました。
その名の通りに陽射しに黄金色に輝く1本のゴヨウツツジがありました(この場所にしかありません)。
その美しさに魅了されて撮影に夢中になっている自分がいました。
ただ、私の撮影技量不足からその美しさを出し切れていないのが残念です。
タデハチョウでしょうか、1匹だけつつじの花の中を舞い密を吸っていました。
中大倉山と北温泉への分岐点に到着しました。
このまま真っすぐ進むと中大倉山への登山道となります。
左へ下りていくと北温泉への登山道でゴンドラ山頂(駅)に戻ることができます。
ここをゴヨウツツジ遊歩道コース(左)へと下りていきます。
那須岳は活火山なので、登山者などへの注意喚起の掲示板が建てられています。
蒸気噴火した場合の風向きによる降灰域と深さ(積灰)が掲示されています。
こちらが大倉山への登山道で、一般の観光客へ「ゴンドラ山頂(駅)へは戻れません」の注意喚起が掲示されています。
ゴヨウツツジ遊歩道周回コース(北温泉方向)へと下りていきます。
ゴヨウツツジ遊歩道周回コースは、ダケカンバなどの高木に覆われ見通しは悪く、周囲を見渡すことはできませんが、ところどころ木々の隙間から茶臼岳や朝日岳を望むことができます。
ゴンドラ山頂への分岐点。
真っすぐ下ると北温泉方面への登山道となり、ゴンドラ山頂に戻ることはできません。
ゴンドラ山頂に戻るためにはこの階段を上がっていきます。
このつつじの切り株の樹齢は何年?
推定樹齢は約300年だそうです。
結構きつい上り勾配の階段。
この階段を上りきるとゴンドラ山頂になります。
振り返りしたを見下ろしました。
ゴンドラ山頂が見えてきました。
ゴンドラ山頂に到着しました。
階段を上りきったところにある「恋人の木」です。
ゴヨウツツジ群落を1周してゴンドラ山頂へと戻てきました。
ゴンドラ山頂の広場。
奥が茶臼展望台で、その横にはスラッグラインやハンモック、ドッグランなどがあり、家族ずれやカップル、若者などが高原の清々しい空気を吸いながら、静かなのんびりとした時を過ごしています。
茶臼展望台とゴヨウツツジ展望台への分岐・ハンモックで遊ぶ親子・ゴヨウツツジ展望台へ
熊が登った爪痕が残った木があるように、熊が出没するので熊除けのラジオが、こことつつじ群落展望台のところに設置され、常にラジオ放送が流されています。
山頂カフェで休憩がてら食事をしようと思い、この掲示板にあるおすすめメニューを頼もうかと思いましたが、思った以上の高額(1,600円だったかな)に足を止め、ほかのメニューを見てもみな1,500円とかの高額、わずか1品だけ980円だったかな、1,000円以下のメニューがありましたが、ここで食事をとるのはやめて下山することにしました。
ちなみにゴンドラ山麓駅のレストランは閉められていて、営業しているのは山頂カフェのみでした。コロナ対策でしょうか。
山頂カフェの隣にあるゴンドラ山頂駅からゴンドラに乗り下山します。
那須マウントジーンズスキー場の全景
この山頂にゴヨウツツジ群落があります。
左側が駐車場になります。
右側はスタッフ用の駐車場です。
左の建物はトイレです。
コロナの影響でしょうか、駐車場(800台)は”ガラガラ”の状態で4割程度100数十台程度でしょうか。
那須ゴンドラの営業は4月24日から6月6日の間で、ゴヨウツツジゴンドラは営業を終了しています。
次回の営業は、7月22日から8月29日までの間で、清涼ゴンドラが運行されます。
今回は、ゴンドラに乗り①、②、③、④の順番でつつじ群落を1周して写真を撮ってきました。
家に帰ってから気が付いたのですが、どこの割引券かわかりませんが、1枚だけ抜き取られ元の場所に並べてありました。
普通ならこのパンフレットをそのまま持っていきますよね。
どんな人!?
それともゴンドラのスタッフが何らかの理由(施設がなくなったとか)で抜き取った?
ゴンドラ乗車料金(往復) 大人1,700円のところJAF会員割引で1,600円に。
JAF会員カードを忘れたのですが、チケット売り場のスタッフに話したら、「JAF会員番号が必要なんですけども」と言って、すぐにJAF割引の乗車券を発券してくれました。立った100円の割引だけど得した気分になります。
下半分の半券は、ゴンドラ特別割引券になっていて、ここに記載されている期間使用することができます。
なんと半額です。
また行きたくなります。
こちらは、お土産5%割引券です。
孫たちへのお土産を買って提示したら、1,500円以上でないと使えませんと言われガックり。孫へのお土産のお菓子と自分が昼飯に食べるパンを買って956円だったかな。
乗車券を買ったときにスタッフから説明を受けたのだが、耳が悪くよく聞こえていなかったがそのまま聞き流してしまったのと、目も悪くこの小さな文字が背景模様に溶けこんでわかりずらく読めなかった。
応募してみようとは思うのですが。
マウントジーンズ那須【公式】那須ゴンドラ │ Mt.JEANS (mtjeans.com)
ゴヨウツツジ群落のゴヨウツツジ(シロヤシオ)は、情報通り見ごろとなり、その美しさに魅了され心癒されました。
ゴンドラ中腹のつつじはすでに終わっていました。
また来年も撮影に来たいと思います。
前回の記事で早急にアップすると告げていましたが、6月に入ってすぐ家内の兄が突然亡くなり、ブログをやっている時間がありませんでした。
遅くなったことをお詫びいたします。