10月2日(土曜日)、周囲約3㎞の湯ノ湖を写真を撮りながら1周してきました。
朝目覚めると、外は眩いばかりの青空が広がっていました。
昨日、雨と強風をもたらし木々の葉を落とし、草花をなぎ倒し荒らしていった台風16号は遠方へと去り、朝から柔らかな陽射しが射しこみ、空は真青に染まっています。
今日10月2日は、那須岳に秋を撮りに行こうと思っていましたが、昨日昼休み時に職場の売店で買ったパンを食べた後に、突然お腹の具合が悪くなり急降下の下痢症状、トイレに飛び込みました。
そのあとも回復することなくお腹の不調は続いたまま。
そんな状況で那須岳は諦めました。
奥日光も考えましたが、それも諦め家でおとなしく、下書きのままのブログを書き上げようと思いました。
でも、雲一つない青空と陽気に誘われ、いてもたってもいられず、奥日光湯元温泉へ行くことにしました。
なぜ湯元温泉かというと、那須岳に行くには時間が遅すぎること、戦場ヶ原・小田代原は、このお腹の状態で湿原に入るわけにはいかない(トイレはない)。
数日前も小田代原でお腹の調子が悪くなりえらい目にあった。
時間的に好天の土曜日とあって、赤沼の駐車場はもう満杯で空いていないだろうと。
緊急事態宣言が解除されてすぐの土曜日。
しかも、台風明けの抜けるような青空の好天気。
那須岳、奥日光ともに、おそらく大勢の観光客が訪れることが予想される。
湯元温泉ならお腹の急降下にもすぐ対応できる。
そんなこんなで湯元温泉に決定です。
日光市内は渋滞が予想(世界遺産「日光二社一寺」)されるので、日光市内は避け高速「日光宇都宮道路」を経由し向かいます。
普段より交通量は多いものの順調に。
第2いろは坂も普段通りにスイスイと進みます。
中宮祠(中禅寺湖)まで上がてくると、今まで閑古鳥が鳴いていた通りに、多くの観光客の歩く姿が見られ、交通量も多く二荒山神社、龍頭の滝などの駐車場もほとんど空きスペースがなくなていました。
中禅寺湖の湖面には、ワカサギ釣りを楽しむ人達のボートがたくさん浮かんでいます。
戦場ヶ原の赤沼駐車場も、ハイカーや観光客の車で満車となり、駐車場につながる通路には、駐車場の空きを待つ何台もの車が列をなし、警備員が駐車場の統制をやっています。それを横目に見ながら先に車を進めます。
三本松の駐車場はまだ空きがありました。
湯元は大丈夫かなと不安を抱えながら行くと。
ありました!!
ほぼ満車に近い状態でしたが、かろうじて1台だけ空いている場所が。
電柱がありちょっと入れにくい場所でみんな敬遠していたのでしょうか。
すかさず車を突っ込みます。
緊急事態が宣言されている間はクローズされていた日光湯元ビジターセンターは、緊急事態宣言の解除によりオープンされハイカーや観光客が出入りしていました。
ここでトイレを済まし、お腹の不安を抱えたまま出発します。
今日の予定は、ビジターセンター前をスタートし、周囲約3㎞の湯ノ湖を、写真を撮りながら左回りでグルーと1周してきます。
湯ノ湖レストハウス前の砂浜で釣り糸を垂らす人、湖面ではボートから糸を垂らす人の姿が見られるのですが、この日釣りをする人の姿は全くありませんでした。
中禅寺湖のワカサギ釣りが解禁となったのでそちらに釣りをする人たちは行ってしまったのかと思っていました(この時点では)。
不思議に思って職場でナンバー1のフィッシャーマンに話をすると、答えが返ってきました。10月1日で禁漁となったそうです。
正面には男体山(標高:2486m)が。
ハイキングコースの脇の斜面には、鹿が歩いて作った道がくっきりと残っています。
こちらは、鹿ならぬ人間が勝手に作ってしまった道。
湯ノ湖には、禁漁期間が明けると多くの釣り人が訪れます。浅瀬に入って釣る人や陸から釣る人などが、釣りポイントを求めて下る道をつけてしまっています。このような場所があちこちで見られます。
ここにも釣り人が着けた道が。
私もここを下り、上の1枚の写真を撮ってきました。
結構な段差があり、足の短い私は上り下りするのに苦労しました。
アズマシャクナゲの群落地帯
キノコ!?
石のように硬い。
ハイカーや観光客がベンチに腰を下ろし一休みしています。
湯滝の上流に架かる橋です。
湯ノ湖からの水が流れだしています。
湯川の源流といってもいいかな!?
ここは駐車場ではありません。
「湯滝」の上にある国道(120号)沿いの空き地です。
行楽シーズンは、道路上にもたくさんの観光客が車を止めて、滝の見学をしています。
朝早くから釣り人がここに車を止めて釣りをしているため、止める場所が長時間空くことはありません。
路上に止めていてもミニパトは見て見ぬふり(⁉)でしょうか、そのまま通り過ぎていきます。
滝下駐車場は有料なので、ここに停める車も多いのかな(私もそうです)。
群馬県との県境にある金精峠
ほぼ半分の距離でしょうか、湯元温泉に戻ります。
オオカメノキの実
陽射しが湖面をキラキラと輝かせていました。
湯元温泉(左)と金精峠(群馬県沼田)への分岐です。
金精峠方面からもたくさんの車やサイクリストが下ってきました。
葛西善蔵文学碑
「秋ぐみの 紅きをかめば 酸きしぶく タネあるもかなし おせいもかなし」
この時、数台のバイクが禁漁期間で釣り人がいなくなった浜辺に入ってきました。
湯元温泉まで戻ってきました。
遠足でしょうか、大勢の小学生が記念撮影をしています。
小学生たちの隣では、バイク集団がのんびりと寛いでいました。
緊急事態宣言中は全く見られなかった観光バスが何台も止まっています。
湯元ビジターセンター前の駐車場も満車状態です。
1周して湯元ビジターセンター前の駐車場に戻ってきました。
こまでの歩いた距離は約4㎞、時間は約3時間でした。長々と書きましたが最後まで見ていただきありがとうございます。
最後に
日光湯元ビジターセンター森のギャラリー」では、10月18日(月)~10月31日(日)までの間、私の友人が「「フォト短歌展」を開催します。
湯元温泉を訪れた際は、ぜひこちらにも足を運んでいただけると嬉しいです。