2023年が明けて早くも半月が過ぎてしまいました。
2023年初の御朱印は、栃木市総社町にある「大神神社(おおみわじんじゃ)」でいただいてきました。
「大神神社(おおみわじんじゃ)」に決めた理由は、数年前に元同僚から奈良県に「山(三輪山:みまやま)」を御神体とする神社があると教えていただきました。
それが「大神神社(おおみわじんじゃ)」です。
そのあと一度行ってみたいと思っていましたが、遠いこととコロナ禍でなかなか行動に移せませんでした。
というよりも、いけない一番の理由は行こうという行動を起こさない、私の行動力のなさです。
2023年になり、いつも仕事帰りに寄るコンビニに入ったところ、真っ先に私の目に飛び込んできたのが、本のコーナーに置いてあった書籍です。
その書籍は、國學院大學教授で専門宗教文化士の平藤喜久子氏が執筆した「一番よくわかる神社と神々」でした。
いつもはサッと通り過ぎてしまう本のコーナーですが、この日はなぜかそこに目が向き、真っ先に目に飛び込んできたのがこの書籍でした。
迷わず足を止め手にとりました。
何処の書店に行っても、神社や神々のことを詳しく書いた書籍を目にすることはありませんでした。
が、こんなところにあったのです。
迷わず購入してきました。
読み進めると、そのなかに「大神神社」が紹介されていました。
元同僚からも、栃木市に分霊を祀った「大神神社(おおみわじんじゃ)」があることも聞いていたので、今年初の御朱印は「大神神社」と決め行ってきました。
2023年の干支である「兎」の印が押されています。
創建は約1,800年前、第10代崇神天皇(すじんてんのう)の第一皇子豊城入彦命(とよきいりひこみこと)による。
大神神社は、豊城入彦命が東国治定のとき、大和国三輪山(奈良県桜井市)に鎮座する日本最古の神社、大和国一之宮三輪明神の分霊を奉斎し、民の平和と五穀豊穣を祈願したのがはじまり。
別名「六所明神」ともいい延喜式内社の筆頭に載る伝統ある神社。
下野国の至近に鎮座し、下野国の総社という格式を持ち、栃木では最も古い神社とされています。
主祭神は、倭大物主櫛甕魂命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)、いわゆる大物主大神です。
大物主大神は、縁結びの神様として知られる大国主命の魂的な存在で、”万能の神様”といわれ、そのご利益は、結婚、安産、子育て、医薬、醸造、厄除け、交通安全、受験、家内安全などあらゆる運気をアップしてくれます。
祀神
- 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
- 瓊瓊杵命 (ににぎのみこと) - 木花咲耶姫命の夫神
- 大山祇命 (おおやまつみのみこと) - 木花咲耶姫命の父
- 彦火火出見命(ひこほほでみのみこと) - 木花咲耶姫命の子。火遠理命に同じ
境内の池には八つの島が浮かび、けぶりたつ「室の八嶋(むろのやしま)」呼ばれ、歌枕として名高い。
松尾芭蕉も立ち寄り、その時に詠んだのが「糸遊に 結びつきたる けぶりかな」の句を残し、幾多の歌人によって多くの歌が残されています。
八つの島には、それぞれ「筑波神社」、「太宰府天満宮」、「鹿島神宮」、「雷伝神社」、「富士浅間神社」、「熊野神社」、「二荒山神社」、「香取神宮」の八の祠あり、各地の神々を勧請している。
池では鯉が泳いでいました。
私が橋の上に立つと寄ってきて、中には口を開けて待っているものもいました。
表参道の方にも駐車場がありましたが、こちらは狭く数台程度、西参道の方に大駐車場があり広く数十台車を停めることができます。
境内にも近くすぐに参拝できるので、こちらに止めたほうが良いかなと思います。
2023年1月28日 22:06追記
読者の皆さんもこのような経験はないでしょうか!?
何かわからないけど、そこに引き寄せられる。
今回もそうでした。
仕事疲れを癒すため、飲み物と甘いお菓子を求めて入ったコンビニ。
普段は気にも留めない場所なのに。
なぜか引き寄せられるようにそこに目がいった。
派手派手に目立つ場所でもない、ほんの隅っこの目立たいない場所。
そこに引き寄せられるように真っ先に視線がいった。
そこにあったのは、普段から気になっていること。
詳しく知りたいと思っていること。
神社・仏閣
神様、神社のことを詳しく書いた本だったのです。
本当に隅っこの目立たない場所です。
何か言葉にはできない不思議なもの、不思議な感覚を抱かずにはいられません。