こんな質問をされました。「なぜ空は青いのだろうね。」
今日は、同僚の女性と外で仕事をしていた時の話をしたいと思います。
一緒に仕事をしていたその女性がそばにきて、空を見上げながら「空はなぜ青いのだろうね。」と。
そこには、雲一つない、真青に晴れあがった空が広がっていました。
風もなく、いくぶん暖かく気分も爽快な、そんなひと時の何気ない会話を楽しみました。
その質問に対し私も正確な答えを出すことができず、「空気があるから、大気圏内だから」、「成層圏にいったら青くないだろうね」とか。
女性も、「宇宙飛行士は、ロケットで打ち上げられ時、どこで青くなくなるのか見てるのかな」とか、そんな話をしばらくしていました。
お互いに還暦を過ぎたいい年ですが、わかっているようでわかっていない、明確に答えられない。
それが当然のように思っていて、あまり疑問を抱かない、不思議に思わない、小さな子供が「なぜ、どうして」とよく質問するように、「なぜ?なぜ?」と疑問に思い質問もせず、好奇心もなく、調べもしなかった。
それが当たり前のように、考えもしなかった。
そのことを、同僚の女性に気づかされた日でした。
そして家に帰って調べてみました。
私の言ったことは間違いではなかったですが、不十分で誰もが、なるほどと納得できる答えではないですね。
1961年4月12日に、世界で初めて有人宇宙飛行に成功した、ソビエト連邦空軍の少佐、ユーリ・ガガーリンの「地球は青かった」の言葉が日本では有名です。
実際に発した言葉は違うようですが、日本語に訳したらこのようになってしまったそうです。
まあ~、そんなことはどうでもよいとし、その言葉のとおりに青いですね。
では、どうしてこんなに青いのでしょうか。
空が青い・・・それはレイリー散乱によるそうです。
<レイリー散乱とは>
光りは、光りの波長よりも小さい粒子にあたると、その進行方向が変わってしまい散ってしまうという性質を持っています、それによっておこる光の散乱のことをいいます。
波長の短い光の方がレイリー散乱が起きやすくなります。
光りは波長によってさまざまな色になります。赤に近いほど波長が長くなり、紫に近いほどレイリー散乱が起きやすくなります。つまりレイリー散乱が起きやすいのは青や紫の光です。
太陽光が地球の大気の中に入ると、大気を構成する窒素、酸素、二酸化炭素などの粒子にぶつっかて、紫に近い色の光は屈折して、空気中に散らばってしまいます。この空気中に散らばった青や紫色の光によって、空は青く染まります。
勉強になりました。詳しくは下記の記事を参考にしてください。
人間いくつになっても好奇心を持たないといけないですね。
そうしないと成長しないですね。
成長するためには、いくつになっても年をとっても、あらゆることに興味を持って、好奇心を抱き、調べ勉強することが、ボケの防止にもなるのではないかと感じた次第です。