2024年3月11日、奥日光湯ノ湖の凍結した湖面にハートのマークがくっきりと現れていました。
この日も数組・数人の観光客が訪れて記念写真を撮ったりと、奥日光湯ノ湖の冬景色を楽しんでいたのですが、このハートマークに気が付いた人はいなかったようです。
私も最初は気がつかなかったのですが、自分がイメージする最適のフレミングを考え、撮影位置を右左へ移動、立ったりしゃがんだりしながら、最適のポジションを探しているときに気がつきました。
そして、しゃがんで橋の欄干の隙間からカメラを構えたときに、私の目に飛び込んできました。
もっとハッキリとハートマークが見えないかと左右に移動してみましたが、左右に移動するとハートマークは崩れてしまい、この場所からが最高のポジションでした。
私の足元から約3mほどのところですが、他の観光客の方は遠くの湯ノ湖の景色に魅せられて、凍結した湯ノ湖と山をバックに記念写真を撮っていて、めったに見ることのできない足元に起きている現象に気がつく人はいなかったようです。
これが最初で最後でしょう。
その現象に巡り合えて幸運です。
湯滝への出口にかかるこの橋のほぼ中央付近、欄干の隙間から覗き込むようにして撮りました。