富士見山公園の山頂展望台からのスーパームーン
2016年11月13日撮影 天候:快晴
OLYMPUS OM-D E-M5MarkⅡ
P(プログラム) 焦点距離300㎜(35㎜判換算600㎜) 1/250秒 F6.7
+0.3EV WB6000K
手前の木の葉にピントを合わせて撮影
標準レンズ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL12-50㎜ F3.5-6.3
南東の空に上がってきたスーパームーンを街の灯りを入れて撮影(トリミング)
スーパームーンとは。
満月または新月と、楕円軌道における月の地球への最接近が重なることにより、地球から見た月の円盤が最大に見えること。つまり、月が地球に最も接近すること。
「スーパームーン」という用語は天文学ではなく、占星術に由来する(天文学では近点の満月をPerigee full moon、新月をPerigee new moonと呼称している)。
地球から月までの距離は、楕円軌道であるために、約35万7000kmから40万6000kmまで変化する。
近点の満月は、遠点のものよりも最大14%大きく、30%明るい(2011年3月19日、NASAによる観測)。
地球から見たスーパームーン(2011年3月19日、右)と平均的な大きさの月(2010年12月20日、左)
2011年3月19日のスーパームーンは、地球から356,577kmの距離であり、満月がこれほど地球に近づいたのは、1993年以来であった。通常の満月よりも約20%明るく、15%大きく見えた。
今年(2016年)のスーパームーンでは、月と地球の距離が68年ぶりに35万6511㎞まで最接近する。
月と地球が最接近した約2時間半後に満月を迎える。
月が最大に大きくなる時間は、日本時間で午前11時51分頃。
残念ながら日中で見ることができません。(´;ω;`)ウゥゥ
11月14日は、月が地球に最接近するスーパームーンだ。
だが、天気予報をチェックすると、我が地方は曇り、しかも夜になると雨の予報。
スーパームーンの撮影はおろか、雲に覆われ見ることもできないようだ。
予報が外れることを願うばかりだ。
今日は朝から快晴の暖かな日に。まだ、1日早いけど撮るなら今日しかない、本番に備えて撮影のリハーサル、と準備をし、16時に近くの富士見山公園の山頂展望台へ行き三脚をセット。
太陽がまだ西の空で輝いているので、沈みゆく太陽を撮影しながら、主人公の登場を待つ。
太陽が完全に西の空に沈み、いよいよ主人公が登場するはず!?
あれ~❓?
快晴の空、見えないはずはないと、その姿を求めて見渡すも、″待てど暮らせど″一向にその顔を見せず。(実は、このときすでに東の空に姿をあらわしていた。)
おかしいと思い、北側に回り東の空を見渡すと、そこには樹々の隙間から神々しく輝いているスーパームーン(1日早いがそういっていいものか?)の姿が。
主人公はすでに高いところまで上がってしまっている。
慌てて1段低い駐車場に移動しカメラをセットし撮影をする。(なんの障害物もない)
何故、このようなことになったのかは明らか。
第1に、撮影ポイント(三脚のセット位置)の選定ミス。
西の空に沈む太陽(夕日)を撮るには障害物がなく良好。が、東側には樹木があり、障害となる。
第2に、大きな勘違い。
多くの人が、月は西から上がり東に沈むと思っているように、私も西の空を見ていた。
月も、太陽と同じように東から上がるのですよ。
反省、事前によく調べましょう。
そして、この記事を書いている今日14日は、予報どおりの曇り空で、スーパームーンを見ることはできませんでした。