サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

日光戦場ヶ原のワタスゲが見ごろ!!

戦場ヶ原ではワタスゲをはじめ数々の夏の花が咲いていました。

梅雨の合間の好天となった6月23日、友人と日光の戦場ヶ原に花の写真撮影に行ってきました。

この日は、当初同じ市内に居住する2人共通の知り合い、プロの写真家小杉国夫さんが霧降高原で毎年開催している「花の写真教室」に行く予定でした。

下記は日光ビジターセンター霧降高原のイベントURLです。

http://www.kirifuri-kogen.jp/event.html

しかし、小杉さんが転倒し膝を怪我、医者から安静を告げられ開催中止となったため予定を変更、戦場ヶ原のワタスゲが見ごろとの友人情報により、行く先を霧降高原から戦場ヶ原に変更しました。

霧降高原では、「ニッコウキスゲ」が撮影の主体でありましたが、その「ニッコウキスゲ」が、今年はまだほとんど咲いていない状況ですので。

9時に戦場ヶ原の赤沼駐車場で待ち合わせ。

しかし、2人とも遅れて赤沼駐車場で合流したのは9時半ころ。

そこは気の知れたもの同士、まったく気にせず服装を整えカメラなど撮影機材を準備し、トイレで用足し(ここは自然公園)をして出発。

小田代原、千手ヶ浜に行くのには、この駐車場から出ているシャトルバス(ハイブリッドカー)を利用するのが便利だが、今回は、戦場ヶ原だけということで、バスはスルーしてハイキングコースの入口へ向かう。 

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赤沼駐車場と千手ヶ浜を往復するシャトルバス「わたすげ号」。

小田代原、西の湖、千手ヶ浜へ行くのには、この低公害車バスを利用しないと行けません。環境保護のため一般車両の乗り入れは禁止になっています。

ちなみに千手ヶ浜までは、ハイキングコースを歩いて私の脚で2時間ほどかかります。

脚に自信のある方は、緑深い樹々、花に囲まれ、野鳥の鳴き声を聴き、野鳥を見つけながら大自然の中を、マイナスイオンを浴び歩いたほうが楽しいかなと思います。

しかし、ここは野生動物の棲み処でもあり、危険動物「クマ」との遭遇も十分あり得ます。2人以上のグループで行動するのが良いと思います。

つい数日前にも、私の友人(一緒に同行している)がこの場所でクマと遭遇し写真に撮ってきました(このシャトルバスの中から)。

という私は、恐怖心と闘いながら1人で行ってしまいますが。
1人で歩いている人も結構います(女性も含め)。

クマ鈴などのクマ対策は忘れずに。しかし、耳にした話によるとクマ鈴も最近は効果がないようなことを聞きました。

最近は、山のなかだけでなく、里や町の人間の棲み処まで出没するので、安心はできないですね。

このシャトルバスの運行時間は、平日、土・日、季節などによって変わりますので、お出かけの際は事前に調べておいたほうがスムーズに行動できると思います。

下記にシャトルバスの運行表のURLを掲載しておきます。

http://tsukasan.hiho.jp/etc/teikougaibus.htm

 

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赤沼駐車場入口の赤沼茶屋。
日光と群馬県沼田市を結ぶ国道120号線です。
この右側に戦場ヶ原へのハイキングコースの入口があります。

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10時いよいよ戦場ヶ原の展望台へ向けてハイキング開始です。
ハイキングコースは大変綺麗に整備されているので、観光バスなどで訪れた一般の観光客も普段着で気軽に散策しています。
しかし、ここは山のなか不整地ですハイヒールなどは禁物です。怪我をしないためにもそれなりの靴を着用してください。

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戦場ヶ原の展望台に到着。カメラをセットし撮影開始。前方の山は男体山です。
遠足でしょうか、この日も県外からたくさんの小学生のグループが訪れていました。
ここで楽しいエピソードがありました。

ある一つのグループのネイチャーガイドの方(私達と同年代60代くらいかな)が、小学生への説明の中でこんなことを言ってました。

「この場所は、カメラマンが中に入ってしまうので、この展望台を設けました。」と。
この話を聞いただけなら、「なんだこの野郎」となってしまう嫌味に聞こえますが、私の友人もニッコリ、写真を撮る手を休め、小学生と一緒に笑顔でネイチャーガイドさんの話を聞いていました。

小学生たちに昔の写真を見せていましたが、その写真にはこの場所一面を真白に染めるワタスゲが写っていました。

いまはこの写真のようにどこにワタスゲがあるのかわかりません。それほど減少してしまったのですね。

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展望台(左側)への木道と湯川。遠足の小学生のグループ、川には釣り人の姿も。
この上流の湯ノ湖だけでなく、ポイントとなる場所にはたくさんの釣り人が糸を垂らしています。

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展望台そばの川で佇んでいたマガモ

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日光連山を眺めながら、ここで休憩昼食タイム。

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奥は湯の湖(湯元温泉)、ここからは遠方に湯滝が見えます。
昼食を終わり湯元温泉方面へ向けて出発。

 

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ズミの花。
他の場所では終わっていましたが、この場所だけは綺麗に花を咲かせていました。

 

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枯れてしまっています。

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カラマツの若木かな!?

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泉門池(いずみかどいけ)の全景写真です。

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水面一面に白いものが浮いていました。
なんでしょうか?

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鏡のように周囲を写し込んでいました。

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池の中で佇むマガモマガモは渡り鳥ですか、ここ日光では1年中住み着いているようです。そんな案内板がありました。

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泉門池(いずみかどいけ)には、清らかな流れが。

 

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谷地坊主です。

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綺麗に整備されている木道。

 

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やっと道路に出ました。
戦場ヶ原を貫く国道120号線です(手前が沼田方面)。
この道路を赤沼駐車場へ戻ります。
正面の山は男体山です。

 

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戦場ヶ原のハイキングコースを一周して、16時ちょうど赤沼の駐車場に戻ってきました。
約6時間の写真撮影行でした。
距離にしたら4、5㎞程度でしょうか。

下の写真は、赤沼茶屋の裏側に植栽されていたルピナスです。

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今回の写真撮影で私たちが回ったコースは。

赤沼駐車場~小田代との分岐~展望台~青木橋~泉門池~幸徳入口~三本松(展望台)~赤沼駐車場

最後に小杉さんが執筆した奥日光のガイドマップを紹介します。
今年の4月に河出書房新社から初版が発行されました。

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