日中の気温25℃の夏日となった今日(4月20日)、日光市山内の世界遺産日光山輪王寺にある「金剛桜(学名:Prunus mutabilis Miyos,f Kongo Miyos.」が満開を迎えたとの情報に写真を撮りに行ってきました。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、第4波の様相を呈し、大阪では「緊急事態宣言」が発令要請、東京でも発令されようとしているなかで人の動きは制限され、例年であれば海外や日本国内からの大勢の観光客で賑わっているのですが、不要不急の外出自粛ムードにより観光客の姿はまばらでした。
栃木県は、昨日の新規感染者は12人と比較的少なく横ばい状態が続いている。
そんなことで、写真を撮りに行くことを控えていたのですが、素晴らしい好天気となり気持ちを抑えられずに、獨協医科大学病院日光医療センターに行くついでに、写真を撮りに出かけました。
「金剛桜」は、昭和11年12月16日に文部省により天然記念物に指定されました。
国指定天然記念物です。
今年は、例年(4月20日頃 満開28日前後)に比べて1週間ほど早く、4月11日に開花しました。
金剛桜は、輪王寺本堂「三仏堂」前にあります。
黄芽、白花大輪の山桜で花香が強く、樹齢は約500年。地際より数本の支幹に分かれ、特異の樹形をなし、その基部の周囲は約5.7mに及ぶ。繖房状に3~4花を着け、花茎は約3.8㎝で、極めて大輪。
花弁は円形で長さ約1.7㎝。巾は約1.6㎝で、花弁の縁は重なりあっている。明治年間、当寺門跡諶厚大僧正が移植せられたもので、大僧正の諡号、金剛心院に因んで命名されたもの。
昭和11年5月10日三好理学博士の調査により、山桜の勝れた突然変異種に属し、加うるに樹形の著しきにより名木として指定を受く。
金剛桜は三仏堂の前にあるので、訪れた人達はスマホで桜の写真を撮ったり、記念撮影をしたりしながら三仏堂の拝観をしていました。
葉桜も目立ち始めてきちるので、見ごろの金剛桜をみれるのも、今週末くらいまでかなと思われます。
私は、約1時間半ほどこの「金剛桜」の周囲を、場所を変え視点を変えなどしながらウロチョロしていました。
いくら撮っても飽きません。
まだまだ、何時間でも撮っていたかったです。
そんなこんなで同じような写真がありますが、金剛桜を楽しんでいただければ嬉しいです。
好天気に恵まれ暑くもなく、混雑による撮影のストレスもなく、久しぶりに楽しく写真撮影を行うことができました。
23日(金曜)も休みなので行ってみようかなと思っています。