サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

数年ぶりのネジバナとの出会い

ネジバナ」まさにその名のとおりに綺麗な花をつけている!!

2,3年前だろうか、職場のツツジの植木の下に、ひそかに咲く1株の不思議な花を見つけました。

はじめて見る不思議な花でした。

その時一緒にいた同僚が、「これはネジバナというのだよ、ネジのように花が巻いているからそう呼ぶんだよ。」と。その時は仕事中でカメラを持参していなかったので撮ることができませんでした。

それ以来この花を見ることはありませんでしたが、今日何気なく家内が世話をしている鉢植えを見ると、そこにこの花が咲いていました。

高さ数十センチの小さな花なので、意識してみないと見逃してしまう可憐な花です。

ネジのように茎の周りに花をつける姿は、可愛く、不思議で癒されます。

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コトバンクからの引用

 ネジバナ【Spiranthes sinensis Ames.var.amoena Hara】 

 

日本全国の低地に最も普通に見られる小型の地生ラン(イラスト)。別名モジズリともいうが,ともにねじれた花序のようすを表す。根茎が短く,太く肥厚した根を束生する。葉は大部分ロゼット状に根生する。4~8月,高さ10~40cmの茎の先に花序を出し,右または左まきのらせん状に花を密につける。花は桃紅色で,唇弁は白色,花被は集合して筒状になる。距はない。日本全国の草地,湿地,崖などに生育し,都市の芝生の中にも多い。

 

 

 

江戸時代はモジズリの名でよばれ、『花壇綱目(かだんこうもく)』(1681)や『花壇地錦抄(ちきんしょう)』(1695)に栽培の記録がある。モジズリの名は、『伊勢(いせ)物語』の「みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにしわれならなくに」などに名のみえる忍捩摺(しのぶもじず)り(忍摺り)にちなみ、忍捩摺りのかすれた細かいもじり模様が、ネジバナの花のねじれて連なる状態に似ていることからつけられた。ネジバナがねじれるのは、つぼみが後ろ側に反転するからで、左巻きと右巻きがある。その比率は地域によって異なる。[湯浅浩史]