私のイメージする壮大な景観とはギャップがあったが、可憐な花に魅了されて夢中でカメラのシャターを切っていました。
1月16日(火曜)朝、地元の新聞「下野新聞」を読んでいると、こんな記事が載っていました。
上の記事は私が住んでいる鹿沼市にある「蝋梅の里」、下は隣の栃木市大平町の「清水寺」の蝋梅が見ごろとの記事です。
最初に目に飛び込んできたのは清水寺の蝋梅の記事です。
この時期”撮影するような花も咲いていないし”と、被写体探しに悩んでいたのですが、この記事が記事が思い出させてくれました。
そうだ「蝋梅の時期だ。もう、見ごろなのか」と。
よし~、今日はここに写真撮りに行こうと。
そして、さらに新聞を読み進めていくと、別の紙面に「日本一の蝋梅の里」の記事が載っていました。
4種4000本、見ごろの記事に目がとまりました。しかも同じ鹿沼、近い。
私の脳には、真黄色に染まった壮大なスケールの里の風景が浮かび上がり、即決で目的地を変更。
この日の本来の目的は、東京の「オリンパスプラザ」で開催される、オリンパスの写真講座に参加するために休みを入れたのですが、東京まで時間がかかるし、旅費もかかるしとめんどくさくなって、結局講座への参加申し込みをしませんでした。
9時40分から歯医者の予約を入れていたので、まずは歯の治療。
そして怪我をした足首のリハビリのため整形外科へ。
11時には終わり「蝋梅の里」へ直行。
蝋梅の里についてちょっとガッカリ。
私のイメージしていたものと、実際の場所のギャップが大きかった。
実は「蝋梅の里」を訪れたの初めて。
同じ市内に住みながらここにあるのも知らなかった。
せっかく来たのだからと入園料300円を支払い入園。
当園は日本一の「蝋梅の里」だそうで、日本最多の4種類の蝋梅が鑑賞できるということです。
私は、他の蝋梅の里を訪れたことがないので「日本一の蝋梅の里」かどうかわかりませんが。
私が、この写真の入口を入った右奥の方で写真を撮っていると、後から入園してきた70~80才くらいのおじいちゃんが、私の隣にいた私と同年代(60才代)くらいのご夫婦らしき人に話していました。
「高崎の蝋梅の里はすごかった。ここはちょっと」と、ガッカリした様子で話をし、首をかしげながら奥のほうへと足早に歩いていきました。
私のイメージしたものとギャップはあったものの、園に入ってみると真黄色に染まった可憐な蝋梅の花に魅了され夢中で写真を撮っていました。
甘い香りがするらしいのですが、花の悪い私にはその香りをあまり感じとることができませんでした。
実際に蕾に鼻を近づけ嗅いでみたのですが。
わずかにそんな匂いがするのかな程度でした。
日本初の蝋梅の香水も販売しているようです。
日本最多の4種の蝋梅とは。
「満月」「素心」「基本種」「原種(唐蝋梅)」
日本一の巨木
「原種」こちらはまだほとんど花をつけていません。
「満月」。太陽光を透きとおし輝いていました。
「基本種」の蝋梅。この種の蝋梅を観られるのは日本唯一ここだけだそうです。
柚子をバックに撮ってみました。
園内にあった1本の柚子の木です。たくさんの実をつけていました。
4種類の蝋梅の説明がされたパンフレット
入園時にいただいた地元産のお茶です。