新緑が眩しくなってきた6月20日、奥日光の戦場ヶ原へ散歩を兼ねた写真撮影に行ってきました。
どこへ行こうか迷っていたこともあり家を出たのは9時をかなり回っていて、戦場ヶ原に着いたのは11時近くなっていました。
赤沼の駐車場が空いているか気になりましたが、今回は空いていなくても待つ覚悟で、来てもいつも満車状態で戦場ヶ原のハイキングコースを歩けなかったので、今回は湿原に入りたい歩きたい思いが強く、そして幸い普通車の駐車場は「空」のランプが点灯していてすぐに入ることができました(そのご満車に)。
撮りたかった「ズミ」の花は終わってしまい、特にこれを撮りたいという思いはなく、戦場ヶ原からの日光連山などの景色を撮りながら、左膝と相談して軽く戦場ヶ原を散歩するつもりできました。
ズミがピークを迎えていた5月には、赤沼の駐車場は満車で空き待ちの車の列ができていて、空いているだろう三本松の駐車場へ、そして三本松の展望台から遠くの戦場ヶ原の美しいズミを眺め、三本松の近くに咲くズミを撮っただけ。
三本松からだと距離も遠く歩く時間もかかり、膝を故障している今の自分には歩く自信がなく悔しい思いをした。
花は何が咲いているかわからなかったのですが、来てみたら「ワタスゲ」や「レンゲツツジ」などが戦場ヶ原の湿原を彩っていました。

国道120号線の赤沼駐車場への入口
赤沼駐車場へは、赤沼茶屋とこの案内看板との間の道路を入っていきます。

赤沼茶屋の横の道路を入っていくと奥に駐車場があります。
観光シーズン特に紅葉の時期には、ここが駐車場の空きを待つ車でビッシリと埋まってしまいます。
朝早く7時ころに到着する覚悟で家を出ないと。

男体山をバックに赤沼駐車場です。
手前は大型観光バス用の駐車場、奥が普通車用の駐車場です。

赤沼駐車場のゲートです。

今年の4月1日から、奥日光の県営駐車場は有料化になり、ここ赤沼駐車場もカメラによる入出庫管理が行われています。
この日は、赤沼自然情報センターのスタッフ2名が、ゲート前で入出庫の統制をやっていました。
午前11時を回っていましたが、タイミングよく出る車があり2、3台ほどの空きスペースができ、待たずに入れました。
有料化になって以降、ここ赤沼駐車場は観光シーズンでもない平日でも、私がくるといつも満車(10時ころには)になっていって待たないと入れませんでした。
なので、いつもここはパスし三本松駐車場か湯元温泉まで足を延ばしていました。

ここは普通車の駐車場ですが、駐車統制がされていて半分しか駐車できず、残り半分には主に東京方面からの観光バスがびっしりと駐車されていました。

小学生の遠足でしょうか、ぞろぞろと大勢の子供たちが戦場ヶ原から戻ってきました。

いつもは普通車しか止まっていない国道沿いの赤沼茶屋の駐車場にもあふれた観光バスが駐車しています。

戦場ヶ原自然研究路を戦場ヶ原に向けて入っていきます。



小田代ヶ原・千手ヶ浜・竜頭の滝方面と湯滝・湯ノ湖方面への分岐
赤沼茶屋前の戦場ヶ原自然研究路入口から5~10分程度(歩く速さにより)です。

今回はここを湯滝・湯ノ湖方面と向かいます。
ズ~と木道が設置されているので歩きやすいです。
左膝変形性膝関節症で月末に手術を控えている私には優しいコースなのでこちらのコースを選びます。
小田代ヶ原方面は、コースの整備はされているものの凸凹の山道を長い時間歩くことになり、膝に大きな負担がかかるので。
青木橋手前の展望台まで行き引き返す予定です。


戦場ヶ原の湯川では釣りが解禁になっていて、多くの釣りファンが訪れ湯川でのルアーフィッシングを楽しんでいます。
湯川では、「キャッチ&リリース」で釣った魚は放流し持ち帰ることはできません。


分岐から歩くこと数分で「写真撮影台」があります。
写真を撮影するための段差のある台が設置されていて、ここではよく遠足の小学生が記念撮影をしています。
後方はホザキシモツケの群生、開花時期になるとピンクの花で染まります。

写真撮影台の前にある休憩用ベンチ
湯川のせせらぎに耳を傾けながらハイカーや遠足の小学生などが休憩をしています。

撮影台に咲いていた「ウマノアシガタ」

撮影台に1株だけ咲いていた「オダマキ」



湯川の流れ





戦場ヶ原の展望台から男体山をバックに、真白な「ワタスゲ」が湿原全体を白く染めています。




レンゲツツジもところどころで真赤な花を咲かせています。







ホザキシモツケの群落地









予定していた戦場ヶ原の2つ目の展望台に到着、ここでワタスゲなど戦場ヶ原の景色を撮影し休憩をとり赤沼駐車場へ戻ります。










私の前を歩く小学生のグループ
この日は東京歩面からの遠足の大勢の小学生たちと出会いました。

釣人がルアーフィッシングを楽しんでいます。


倒れた木の根っこには新たな小さな命が芽生えています。


駐車場にある精算機、湿原から戻ったら精算機で駐車料金(普通車1回500円)を先に支払ったほうがゲートをスムーズに出ることができると思います。
ゲートにも同じ精算機が設置されていますが。

私が帰宅の途についた午後2時ころには、ここに停められていた観光バスはいなくなり、駐車場の半分ががら空きとなりました。



奥日光の県営駐車場が無料から有料になった理由は。