サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)はどのように繁殖をしているの⁉

 先月にアカバナユウゲショウと名前の小さく可憐な花の存在をはじめて知りました。

その花は、我が家の近くの道端の空き地に、目立つでもなくひっそりと咲いていました。花の大きさは1㎝程度、茎の高さは20㎝程度と小さく、注意してみてないと存在に気がつきません。私も毎日のように通ている道ですが、小学1年生の孫娘を送って行くときにはじめて気がつきました。

 

sabuphoto.hatenablog.jp

 こんな場所に咲いているのを見るのは今年が初めてです。

毎年この場所に咲いていたけど気がつかなかっただけでしょうか。

昨年までは咲いていなかったと思います。

しかもこの空き地の一区画だけです。

私の知る限りでは、周囲の町内、近隣町内でも見当たりません。

しかしその後意外な場所で見つけました。

それは我が職場です。

用事があり建物の裏に回ると、雑草の覆い茂った中にピンク色の小さな花が目に飛び込んできました。アレッと思い近づいってみると、そうまさにこのアカバナユウゲショウだったのですね。

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こんな場所に咲いていました。この写真ではよくわかりませんが、写真の手前の方に数株が咲いています。

昨年まではこの場所でアカバナユウゲショウの花を見ることはありませんでした。今年になって初めて花を咲かせたようです。

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私の家から職場までは車で約30分(空いている時間帯)、距離は約17㎞、直線距離でも約12㎞あります。

この間には全く見られません(私の知る限り)。

他の野草類の花は道沿いにもたくさん繁殖しているのが見られるのですが。アカバナユウゲショウだけは見ることができません。

種はどのようにしてこの場所に運ばれてきたのでしょうか。

とても人間の手によって運ばれここに植えられたとは思えません。そもそも私の職場にはわざわざ種を持ってきて植えて育てて愛でるというような人はいないし、こんな場所に植栽するなんて考えられない。

野鳥や野生動物によって運ばれてきたのでしょうか。

私はこの職場に勤め始めて12年になりますが、この場所でアカバナユウゲショウが咲いているのを見たのは今年が初めてです。

昨年までは全く見られませんでした。

そして今日(6月14日)また新たに見つけました。

場所は前回投稿した記事と同じ場所ですが、小さく可憐なピンクの花の姿が見られなかったので、もう花の時期は終わったと思っていましたが、今日も小学生の孫娘を送って行く途中に見ると少し離れた別の場所(自宅寄りに約20mほど)に1株花を咲かせていました。

それは電柱とアスファルトの隙間から茎をのばし花を3輪咲かせていました。

野生の草花の逞しさ力強さを感じさせますね。

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家に帰る途中に前回投稿した場所と同じ場所の空き地を眺めると、終わったと思っていたアカバナユウゲショウがさらにたくさん花を広げていました。

道端から空き地の奥の方を見渡すとピンク色の花が見えたのでそばに行ってみるとアカバナユウゲショウでした。

前回は道端沿いにしか見られません(確認できなかった)でしたが、今日は奥の方まで広い範囲で花を咲かせていました。

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アカバナユウゲショウを確認できた空き地。手前の道路わきにたくさん咲いていますが、奥の方にも沢山咲いていました。

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私の住む地域周辺ではこの場所でしか確認できないのと、今年になって突然たくさん花を見られるので、どのように繁殖しているのかと不思議さを感じています。

アカバナユウゲショウの開花時期は5月~9月までなので、まだまだこれからもその可憐な美しい姿を堪能できそうです。

花言葉はちなみに「臆病」だそうです。