晴れの好天気となった3月30日、栃木県の那珂川町のイワウチワ群生地に、イワウチワの写真を撮りに行ってきました。
イワウチワの花を実際に自分の目で見たことはありません。
イワウチワの開花情報を地元新聞で知った時、イワウチワとはどんな花なのか自分の目で確かめたいと思い、車で約2時間かけて訪れました。
私は名前から、「イワウチワ(岩団扇)」は高山の岩の上に生えているものと思い込んでいましたが、実際に来てみると群生している場所は、低い山の薄暗い林の斜面に薄紅色の花を咲かせていました。
「イワカガミ」と勘違いをしていた面もあるようです。
那珂川町の群生地到着後は、入口を入ってすぐの駐車場(第3)に車を停めて、林道に咲く花などの写真を撮りながら、イワウチワ群生地へと向かいました。
約1ヘクタールといわれる急斜面の群生地には、人一人が歩ける狭い遊歩道が設けられていて、遊歩道を歩きながらスポットライト(木漏れ日)があたり輝いているイワウチワをターゲット(被写体)にして写真を撮りました。
この日も、花の観賞にきた人、ハイキングを楽しむ人、写真撮影を目的とした人などがたくさん訪れ、満開となった「イワウチワ」を観賞したり写真を撮ったりと楽しんでいました。
遊歩道は狭いのでお互いに道を譲りあいながらの撮影でした。


イワウチワは、林の中の木漏れ日が射す薄暗い急な斜面に群生していました。
群生地の急斜面には、イワウチワを観賞するための狭い遊歩道が設けられています。
このように群生地は、人一人がやっと通れる狭く急斜面の遊歩道で危険なため、三脚を使用しての撮影は禁止されています。
第3駐車場に到着しました。
初めての来訪、イワウチワ群生地近くの駐車場の有無、道路状況などが全くわからないので、ここに車を止めて歩くことに。
奥から車が数台出てきたので、この先にも駐車場はあるようなのですが、今回はとりあえずここに車を止めて、歩きながら道路状況などの情報収集をし、群生地へ向かうことにします。
林道を歩くこと約4分ほどで第2駐車場へ到着
トイレはここにしかありませんでした。


第2駐車場には、「うえまる花の丘庭園」があります。
イワウチワの帰り道に「うえまる花の丘庭園」ここにもよりました。
「うえまる花の丘庭園」には、レンギョウ、ハナズオウ、ハナモモなどの春の花が色鮮やかに咲き誇っていました。
「うえまる花の丘庭園」の花の写真は、後日あらためて投稿したいと思います。


イワウチワ群生地へは、第2駐車場奥の薄暗い林道をさらに進みます。
時間は正午近くですが、深い樹々に覆われ道は薄暗くなっています。
目的地のイワウチワ群生地までは約1.1㎞です。
ハイキングで群生地へ向かう人も結構いました。
林道の沢沿いには、「ネコノメソウ」、「ニリンソウ」」などの春の花が咲き、撮影しながら群生地へと向かいました。
約20分ほどでイワウチワ群生地の第1駐車場に到着しました。
右手の丘に群生地があります。
右手奥の赤い旗があるところを入っていきます。
イワウチワ群生地へは、駐車場わきのこの道を上がっていきます。
受付で入山料400円を支払って入ります。
「うえまる花の丘庭園」への入園が無料となります。
駐車場の整理や受付は、「富山船戸いわうちわ保存会」のお年寄りがボランティアでやっていました。
ここを上がっていくといよいよイワウチワの群生地です。
右側の斜面には、ショウジョウバカマが群生していました。
受付小屋の前には、ショウジョウバカマも群生していました。
県道27号線の那珂川町の市街地方向
イワウチワ群生地は、那珂川町富山の県道27号線(那須黒羽茂木線)のこの信号を右に入っていきます。


信号を右折(町道富山線へ)するとすぐに橋があるので、この橋を渡って林道へと進みます。


鴈澤林道入口の橋の正面(右写真山の中腹)には「うえまる花の丘庭園も」見えます。
案内看板では、ここからイワウチワ群生地までは約1.4㎞、徒歩で15~20分、車で5分程となっています。
駐車場は奥(群生地)から、第1駐車場(群生地)、第2駐車場(うえまる花の丘庭園)、第3駐車場(群生地から一番遠い)となっていって、パンフレットによると駐車台数は、それぞれ30台となっています。
駐車料金は無料です。
下書きのまま保存し、なかなか投稿できず見ごろを過ぎてしまいました。
来年のこの時期に訪れてみたいという方の参考になれば嬉しいです。