サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

日光白根山にシラネアオイを撮りに行くも遅し、でも可愛い鹿に出合えてハッピー!!

今年もシラネアオイが開花の時期を迎え撮影に行くが時すでに遅く、咲いていたのはわずかに数輪のみだったが、思いもかけず鹿に出合えて幸せ気分になった。

朝から快晴となった6月25日、友人と日光白根山へ写真を撮りに行ってきました。

今回の目的は、昨年撮ることができなかったシラネアオイを撮るためです。

私は「シラネアオイ」という花の存在を、昨年新聞の記事により初めて知りました。

昨年は、咲いている場所の情報をよく調べずに飛びだして行ったため、写真を撮ることができませんでした。

sabuphoto.hatenablog.jp

そして今年もシラネアオイの開花時期がやってきました。

地元の新聞にも見ごろとの開花情報が掲載され、週末には終わりそうとの記事が。
その記事に焦りが、“撮りに行ける日はもう25日しかないその後の休みでは終わってしまう“と、天気が気になるが天気予報によると晴れ。

前日に友人に声をかけると「休みだけど用事があるから」、「行きたいけどな」と。

当日は6時ころには家を出ようと思っていたが、朝が苦手な私は起きられず6時少し前に起床、食事をしていると友人から電話があり「もう出発しちゃった」と。

用事が済んだので一緒に行こうとの連絡。

休みともなれば(仕事が終わってからも)、日光に写真を撮りに出かけてしまう友人なので、快晴の素晴らしい天気にいてもたってもいられなかったようです。

「じゃ~7時に我が家で」と。

7時に友人が我が家に到着し、私の車で出発し日光白根山に向かいました。

9時50分頃には、群馬県片品村丸沼高原の日光白根山ロープウェイ」に到着、約2時間のドライブでした。

雲は少しあるものの青空が広がる素晴らしい天気に、心を躍らせ登山準備をしカメラなどの撮影器材を背負いロープウェイの駅に向かいました。

 

 日光白根山ロープウェイの駅>

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数組の登山者(私たちと同年代くらいのご年配の方)の姿が。
2階にロープウェイ乗り場と温泉施設があります。

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いよいよロープウェイに乗り山頂駅へ。

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冬はスキー場、夏はサマースキー、オートキャンプなどが楽しめるゲレンデ

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山頂駅に到着、ロープウェイから望む白根山山頂

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山頂駅にある案内板

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標高2,000mにある山頂駅前のロックガーデン
ここには「シラネアオイ」や「コマクサ」などの高山植物が植栽されています。

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シロバナヘビイチゴの花

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山頂駅のロックガーデンに咲いていた「シラネアオイ」はこの1輪だけでした。

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白根山登山口にある「二荒山神社」の鳥居

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鳥居を入ったところに咲いていた「シラネアオイ」です。
この場所に数輪ほどありましたが、元気よく上向きに花を咲かせていたのは、これだけでした。

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二荒山神社です。登山の前に安全祈願をしていきましょう。

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白根山山頂、散策路への入口
鹿などの侵入を防ぐための防護柵です。
出入りの際は確実に閉めることをお忘れなく。

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マイズルソウ

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「森のマメ知識」このような掲示板が散策コースに何か所も立てられていました。

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スノーシューのコースにもなっているようです。

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急斜面になってきました。

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切り倒された木の脇に「イワカガミ」がひっそりと咲いていました。

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地面に這いつくばり「イワカガミ」を撮る友人

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ハイ~。今度は登山道から撮ってみよう。

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大日如来さまにお賽銭をあげ安全祈願

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コミヤマカタバミ
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登山道沿いにたくさん群生していた大きな葉の野草。友人とシラネアオイかなと話しながら歩いたが、どうも葉の形が違うようだ。

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右へ行くと白根山の山頂へ行きますが、私達は山頂が目的ではないので、ここを左へ「七色平」へと向かう。

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ここの分岐に咲いていた「イワカガミ」。
まるで私たちに見てと見つめているようだ。

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分岐点にはこんな標識が立っていました。
「・・・沼田」と書かれています。

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七色平手前の荒れた登山道を慎重に下る友人。建物は七色平の避難小屋です。

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七色平に到着しました。

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シロバナヘビイチゴなどの花が平原を白く染めていました。

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ハクサンチドリかな。

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鹿に食い荒らされた(!?)のか、この周囲一帯の木はこのような状態に。

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六地蔵」への道

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こちらは座禅山へのルートf:id:sabuyan1953:20180706181159j:plain

六地蔵方面へ向かう。
ここで、六地蔵方面から登ってきた1人の若い男性と出会い、「鹿がいましたよ」と教えられ胸躍らせる。f:id:sabuyan1953:20180706181130j:plain

 

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友人が「水分補給」と言って止まり、先行していた私も止まり振り返り、水分を補給する友人を見ていると、その目の先(この写真の一番奥の道に)距離にして50mほどに、鹿が立っている姿が飛び込んできました。
私は友人にすぐさま「鹿がいる」と伝えると、その鹿は道を下りどんどん私たちに近づいてくるではないですか。
2人とも慌ててカメラを構え、セッティングする間もなくシャッターを切り続けました(シャターを切ったときにはもう半分ほどの距離まで近づいていた)。

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逆光になってしまい真っ黒。友人も「真っ黒だ」と叫んでいました。

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私達の存在に気づかないのでしょうか、カメラを構えシャターを切る私たちが恐怖を覚えるほどの距離までグングンと接近、その距離はもう10mを切っていました。

ここで鹿も初めて私たちの存在に気がついたのか、“アッ“と驚いたように立ち止まり数秒間ほど私たちを見つめた後、道を外れ森の中へ去っていきました。
周囲をキョロキョロと見回しながら下ってくる姿は、まるで何かを探しているかのように思われました。

この時も左側の森の中をジッと見つめていました。

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この右側の斜面を上がって行きました。木の葉の陰に入り見えにくい。

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この時まで私たちも鹿の存在に全く気がつきませんでした。
私達の後をついてきたのか。
私達が通過した後に森から出てきたのか。

出会った男性に教えられた鹿情報に出合えることを期待していたので、ベストショットではないが、鹿の写真を撮れたことに大満足です。

でも、クマでなくてよかった(-_-;) 

私は「熊鈴」を持ってくるのを忘れたのですが、ちょこちょこ戦場ヶ原や小田代ヶ原を歩く友人が携行していたので助かりました。

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六地蔵に到着

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視界がパッと開けてきました。
この史跡散策コースで最高に眺望の良い場所です。
下にはロープウェイ乗り場とゲレンデを眺望できます。
時刻はすでに正午を過ぎ13時過ぎ、ここで水分補給とお腹に補給し、景色を眺めながらのしばしの休憩を。

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モンシロチョウが求愛行動飛びまわっていました。

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シロバナヘビイチゴの果実

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この場所にはシロバナヘビイチゴなどが群生し一帯を真白に染めていました。
急斜面を下り下から見上げるようにして撮りました。

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山頂駅方面へ向かいます。

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私達の後からハイカーが上ってきました。

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若いご夫婦、カップルそれとも友人!?
超望遠レンズを装着したカメラを携え、木の上部を静かに見つめていました。
そこには野鳥の鳴き声が響いていました。
野鳥の姿を探していたのでしょう。
声をかけようと思いましたが、邪魔をしてはいけないと思い止めました。

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山頂駅のロックガーデンに戻ってきました。
これは「バイケイソウ」ですね。

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絶景ポイント。白根山をバックに記念撮影。

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ハクサンフウロの花。咲いていたのはこの1輪だけ。

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コマクサ

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「山頂茶屋しらね」、ここで遅い昼食をとることに。
メニューに「うどん」「そば」があったが、今日はやっていませんと。
脚の湯の横にあるカフェでスパゲッティがあるのでそちらでと告げられる。
新しくカフェがオープンしたので、そちらに客を誘導してるようだ。

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標高2,000mからの眺望と標高2,000mの足湯

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絶景を眺めながらノンビリと足湯につかるのもいい。
今回は入らなかったので次は足湯につかりノンビリと絶景を眺めてみたい。

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新しくオープンしたばかりのカフェ。
私達老人には合わない若者向けのメニューばっかりで、うどんやそばを食べたっ方私たちは入口でさよなら。

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新設されたカフェです。

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標高2,000mの足湯

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ロープウェイで下山

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切り開かれた斜面の天辺、ここが史跡散策コースの一番眺望のいい場所です。

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ゲレンデの急斜面を軽トラが恐る恐る下りています。

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シラネアオイの撮影が目的できたが、肝心の撮影対象物の「シラネアオイ」がピークを過ぎすでに終わってしまていたため、白根山の自然を散策することに。

約45分で1周できる「自然散策コース」にするか、約2時間かかる「史跡散策コース」にするか友人と話をし、「自然散策コース」を左回りで散策することに。

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昨年は、ちょうど同じころの6月27日に訪れているが、その時にはまさに見ごろとの情報だった(咲いている場所をよく調べずに来たため見ていない)。

しかし今年はすでに見ごろを過ぎ終わってしまった。

他の花たちと同じように、見ごろは平年より1週間から10日ほど早かったようです。

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シラネアオイの撮影が目的で行ったのですが、その撮影の対象物が終わってしまっていたため、友人の案内でハイキングという形になってしまいました。

でも初めてこの場所を訪れた私にとって、いろいろな高山植物や鹿との出会い、森の息吹を感じ心身ともにリフレッシュできた楽しく有意義な一日でした。

次に行くときにはさん山頂まで登り、山頂からの絶景を撮りたいと思っています。