2020年10月13日(火曜)雲が多いものの晴れ間が覗く天気となり、紅葉の写真を撮りに奥日光の戦場ヶ原・小田代ヶ原へと行ってきました。
行動予定としては、まずは第2いろは坂の明智平から第1いろは坂の紅葉を撮り、ロープウェイで展望台に上がり中禅寺湖・華厳の滝の紅葉を撮る。
次に竜頭の滝、戦場ヶ原、湯滝・湯の湖と周り金精峠を目指すという予定でしたが、1日でこれを全部まわるのは無理なので、紅葉の状態を見ながら行動することに。
黒川から望む男体山(日光連山)は雲に覆われ見えません。
ここで写真を撮っていると私よりも年配の男性に声をかけられました。
その方は、腰の手術を行った後のリハビリでウォーキングを約1時間ほどやっているそうで、カメラを携えて歩いていました。
私と同じように写真が趣味で、様々な写真コンテストに応募し賞も頂いていることや、近辺の撮影スポットなども教えていただき20分ほど話をして別れました。
明智平に到着気温15℃
第1いろは坂の紅葉は、ようやく色づき始めたばかりです。
明智平ロープウェイの紅葉もまだまだです。
展望台からは中禅寺湖と華厳の滝を見渡すことができますが、紅葉の見ごろはまだ先かなと思うので、ロープウェイには乗らず先の竜頭の滝へと向かいます。
紅葉が始まったからだろうか、平日でもこのように混雑が始まっている。
剣が峰の「般若の滝」も黄色く色づきはじめている。
これがピークを迎えると赤や黄色などの鮮やかや色に染まります。
中宮祠(中禅寺湖)の二荒山神社前まで来ました。
中禅寺湖周辺もまだ緑が目立ちます。
竜頭の滝は色づいている感じでしたが、滝下の駐車場も滝上の駐車場も一杯で空きまちの車で混雑し、滝上の駐車場は路上駐車までされている状況で通過し戦場ヶ原へ。
戦場ヶ原の赤沼駐車場に到着。
駐車場はかなり空きがありすんなりと駐車することができました。
気温は18℃で車から出ても暖かく、持って行った冬山用のズボンとジャンバー・靴下は着用せずベストのみを羽織り、カメラバッグを背負い、低公害車バスは利用せずハイキングコースを歩いて戦場ヶ原・小田代ヶ原へと向かいます。
赤沼駐車場の低公害車バス乗り場には大勢のハイカーや観光客が並んでバスの出発を待っています。
新型コロナウイルスの今年はこれに乗るのは勇気がいります。
が、私は歩くのが好きなのでここはスルーします。
大自然の森の中をのんびり・ゆったりと歩いていると新たな発見があったり、野鳥や虫の声、森の声・息吹を感じ、マイナスイオンをたっぷりと浴び心身をリフレシューし癒され、俗社会のいやな出来事も忘れることができます。
耳を澄ませば森の妖精たちの声が聞こえてくるかもしれない。
そんな気分になります。
ハイキングコースを入ってすぐのところにあった蔦が見事な朱色に染まっていました。
黄葉も綺麗です。
戦場ヶ原への分岐
昨年の台風19号により木道などが破壊され、現在も通行止め(復旧工事中)となり戦場ヶ原へ行くことはできません。
ので、このまま真っすぐ小田代ヶ原へと向かいます。
小田代ヶ原と石楠花橋・龍頭の滝方面への分岐点。
これを真っすぐ進んでいくと「石楠花橋・竜頭の滝」へと行きます。
この時も何組かのハイカーが向かいました。
私は、小田代ヶ原が目的地ですので、ここを右へと曲がっていきます。
このあたりで知り合いのプロカメラマンに久しぶりに出会いあました。
昨年だったでしょうか、雪山で転倒し骨折のケガをし活動ができない状態ということを友人から聞いていて心配していたのですが、三脚を担いで歩いているいつもの撮影スタイルを見て安心しました。
ケガで半年活動をできなかったことや、今の状態などの話をし、撮影の話や紅葉の情報などを教えていただき(金精峠が見ごろの情報も)20分ほど立ち話をして別れました。
この方は、朝の早いうちから行動しているので赤沼方向へと。
私は、「早めに切り上げて、陽が陰らないうちに金精峠へ行ってみます」と言って小田代ヶ原へと向かいました。
この方が、また以前のように元気に撮影活動をしている姿を見て、幸せな気分になりました。
この倒木が趣を感じさせます。
好きな光景ですね。
小田代ヶ原へのハイキングコースで一番の絶景ポイントです。
ピーク時には、楓が鮮やかな赤色に染まり見事な光景を私達に見せてくれます。
多くのハイカーや観光客が思わず足を止めて記念写真を撮っています。
私の大好きな撮影ポイントの一つです。
この日は、まだピークには達していませんでしたが、日が差すと鮮やかな輝きを放っていました。
”苔” 大好き~!!!
ちょっと表現しきれていない。
小田代ヶ原に到着。
低公害車バスの運行道路に出ました。
このカーブを曲がるといよいよ小田代ヶ原の展望台です。
低公害車バスが観光客を乗せてやってきました。
爽やかな風にたくさんの枯れ葉が舞い踊っていました。
低公害車バスの停留場。
この前(右側)が小田代ヶ原の展望台になっています。
ここで低公害車バスがすれ違います。
トイレもあります。
戦場ヶ原・小田代原一帯では、自然環境保護の観点からここにしかトイレはありませんので入る前に必ず用をたすことが必要です。
登山や山歩きをしている方には常識ですが。
山鳥がいました。
よくこの場所で見かけます。
赤沼駐車場に戻ってきました。と、同時に低公害車バスも入ってきました。
男体山をバックに紅葉が綺麗です。
ここは、大型観光バスの駐車エリアになります。
この時点では2台しか停まっていませんでしたが、休日などになると満杯になります。
奥が一般車両(普通車)の駐車エリアになります。
紅葉がピークを迎えるころには入り切れず空きまちの車列ができます。
この日は、利用率は70%~80%くらいでしょうか、まだかなり空いています。(午後2時現在)
遅い昼食のおにぎりを食べて、知り合いのプロカメラマンに「今がピーク」と教えていただいた金精峠と急いで向かいました。
金精峠の写真は、前回の記事で投稿していますので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
紅葉のピークには早かったですが、大自然の森に癒され心身ともにリフレシューをすることができました。