霧降の滝の紅葉も色づき始めました。
10月20日(火曜)、獨協医科大学日光医療センター泌尿器科で、9時からの定期的な診察があり日光まで行きました。
診察は1時間程度で終わり10時前に病院を出たので、そのまま奥日光に紅葉の写真を撮りに行くことにしました。
カメラは、そのつもりで家を出るときに車に積み込んでいました。
平日なので道路は渋滞していないだろうと思っていたのですが、清滝まできたらその思いは崩れ去りました。
なんと思ってもいなかった大渋滞が発生していました。
ここで迷わず即決!!
引き返すことに。
その先にあるローソンの駐車場に車を入れUターンを。
目的地を変更し、霧降高原の「霧降の滝」に向かうことにしました。
この先、渋滞の中を時間をかけ明智平に行ったとしても、この状況から明智平の駐車場は満杯が予想され停めることはできず、さらに長時間空くのを待つことになるから。
まだ紅葉のピークには早いですが、こちらなら渋滞はなくスムーズに行くことができ、駐車場が満杯で停めることができないということはないので。
通常ならこの場所から奥日光中禅寺湖までは約20分で行けるのですが、この状況から見て1時間~2時間はかかるとみて(普段は時速50~60㎞程度でスムーズに流れている)。
この渋滞が足尾方面への分岐の交差点における信号渋滞なのか(それはないと思う)。
それともいろは坂からつながっているのか。
渋滞の先頭がどこなのか確認するすべはないので。
ただ後続車が、日光宇都宮道路の清滝インター方面に長くつながっているのは確認できます。
清滝のローソンでUターンをし霧降高原の「霧降の滝」に向かいます。
日光市内「神橋」の紅葉はまだ。
10月18日宇都宮地方気象台は、奥日光の男体山(2,486m)が初冠雪したと発表しました。昨年より25日、平年より12日早い冠雪ということだそうです。
私が車の中からチラッと見た日光白根山は、もっと真っ白になっていました。
霧降の滝につきました。
滝へはこの「山のレストラン」前の道を入っていきます。
約340mです。
「山のレストラン」裏の展望台からも「霧降の滝」の眺望できます。
ほとんどの観光客は、ここを素通りしていきます。
この場所からも霧降の滝を眺望できることを知らないようです。
私も初めて訪れた時は、ここから滝を眺望できることを知りませんでした。
ここで写真を撮っているカメラマンの姿を見て、何を撮っているのだろうと思って上っていくと滝を眺望できることを知りました。
道からは深い森に囲まれて滝を見ることはできないので。
滝を見るためには階段を3mほど上がっていかないとみることができません。
昨年も私がここで写真を撮っていると、戻ってきた人、これから行く人何組かが興味を示し上がってきて感嘆の声を上げていました。
以前は、この脇に滝つぼに下りる道があったようですが、いまは立入禁止の標識が立てられ滝つぼに下りることはできません。
というかその道の跡もありません。
非常に急な斜面で危険なため立入禁止の処置がとられたのでしょう。
滝正面の展望台への道は石畳などで綺麗に整備されていて、急なアップダウンはなく歩きやすく、老若男女問わずだれでも普段の街歩きの恰好でも気軽に入っていけます。
その気になればハイヒールで入っていくことも可能ですが、ケガをしないためにもそれはやめましょう。
滝正面の展望台に到着。3段になっているうちの1段目の展望台。
2段面と3段面(女性が立っている)の展望台です。
尾根上に突出した両端が断崖絶壁(高さ100m以上はあろうか?)になった上に設置さているので恐怖感を覚えます。
私は高所恐怖症なので初めて行ったときはその恐怖心(恐怖で息子はチジミあがり今にも小便をちびりそう)と闘いながらの撮影でした。
女性が立っている3段目の場所が滝を正面に見ることができ、前に木などの遮蔽物がなくひらけているので皆さんここで記念写真を撮っています。
滝の後ろには雄大な日光連山が聳えています。
遊覧飛行かな!?
日光連山の上空をヘリが飛んでいました。
空の上から見る紅葉はさらにきれいでしょうね。
私も上空から見てみたい。
けど、そんな金はない。
展望台はこのように3段になっています。
2段目と3段面は、前の木が邪魔をしその隙間からしか滝を見ることはできません。
この1段目は記念写真を撮る人で一杯になります。
展望台手前の階段です。
きれいに整備されているので年寄りや小さなお子さんにも歩きやすいです。
枯れ木の根元から天辺までキノコがびっしりと生えていました。
なんていうキノコでしょうか。
裏から見た「山のレストラン」です。
この階段を上がったとこらからも滝を眺望することができます。
レストランでは客が滝を眺めながらコーヒを飲んだり食事をとっています。
正面から見た「山のレストラン」です。
紅葉がピークを迎えると素晴らしい光景が広がります。
雑草に隠れるようにリンドウが咲いていました。
タデハチョウが倒木で翅を休めていました。
このほかにも、モンシロチョウやモンキチョウ、シジミチョウが舞っていました。
なかなか翅を休めてとまってくれないので撮ることができませんでした。
つつじが丘では季節外れのツツジが花を咲かせていました。
この正面が、大山(1158m)、霧降高原キスゲ平、丸山(1,689m)など日光連山への登山口になっています。
霧降の滝のお土産屋さんと食事処です。
「霧降の滝」のバス停
日光駅から大笹(オオザサ)牧場方面のバスに乗り15分です。
ロタリーになっています。
今回は、紅葉の見ごろには早かったですが、霧降高原の秋と霧降の滝の美しさを充分に満喫することができました。
霧降の滝は、「華厳の滝」・「裏見の滝」と並ぶ日光3名瀑の一つです。
見ごろの時期は、10月下旬から11月上旬のようです。