サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

中禅寺湖の水位いまだに戻らず、観光シーズン危ぶまれる

中禅寺湖は、昨年の少雨や雪不足により貯水量が激減し水位が低下、観光シーズンを迎え観光船の運航、釣りシーズンの釣り人や観光客への貸しボートなど大きな影響が出ることが予想され、地元では心配されています。

中禅寺湖男体山

華厳の滝へと、中禅寺湖の水が流れ出る出口。
例年であれば、この場所全体が青々とした水で覆われているのですが、今年は真白な雪原となっています。

向かいの建物は、昨年G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」が開催されたホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」、開催当時は満面の水が湛えられていたはずです。


こんなにも後退してしまった中禅寺湖の水面、例年であれば人が立ち入ることのできない場所、そこにはたくさんの観光客の足跡が残されています。

例年の水際に立って写真を撮っています。

昨年の6月には、日光のホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」にG7各国やEU、関係機関の代表が一堂に会し、G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」が開催されました。
それを記念して設置され、昨年の観光シーズには外国人を含め多くの観光客が、この場所で記念写真を撮っていました。

 

中宮祠大鳥居そばの「湖畔園地」のボート乗り場、桟橋の橋脚が露わになり、桟橋もボートも陸の上になっています。

その隣には観光船乗り場があります。
観光船の運航にも大きく影響します。

対岸から撮影した観光船乗り場(船の駅中禅寺)

桟橋の橋脚が水面上に露出し、観光船が桟橋に着けられない状態です。

水面が後退してしまい、真白な雪が降り積もり、若い女性それとも子供でしょうか!?
可愛いウサちゃん(?)の顔の絵が真白な雪面に描かれていました。

モータボート乗り場
桟橋が露わになっています。
スワンも陸に上がってしまいました。
観光シーズンには家族連れやカップルなどで賑わうスワンボート。
このままでは沖に出ることができません。
今年は、湖面にたくさん浮かぶスワンを見ることはできないのでしょうか!?

若い女性の観光客が記念写真を撮ったりしています。
例年であれば水の底、こんなところで遊ぶことはできません。
スワンも悲しそう。

桟橋の先の水際には、若い女性が2人立っています。
右端の桟橋と比べればその水位の低下がわかるでしょう。

 

船の駅観光船乗り場(2021年5月撮影)

 

菖蒲ヶ浜の観光船桟橋

観光船の周回コースの一つの菖蒲ヶ浜の桟橋、この桟橋もこのような状態で観光船をつけることができず、観光客の乗り降りができません。

このような状況で、中禅寺湖の水量が回復しない限り観光船の運行は困難で、大きな影響を受けます。

2024年の運航はどうなるのでしょうか?

ところで観光船(遊覧船)はどこに行ったのでしょうか!?
何処にも見当たりません(私が歩いた範囲では)。

chuzenjiko-cruise.com

 

一面が雪に覆われた菖蒲ヶ浜、その雪原の中にポツンと1隻のボートが、その右側は中禅寺湖漁業協同組合の桟橋です。

大雪原となってしまった中禅寺湖の菖蒲ヶ浜ですが、一面を雪に覆われた菖蒲ヶ浜にも魅了され何枚も写真を撮ってきました。

千手ヶ浜(2023年6月撮影)

千手ヶ浜へは私有車の乗り入れは禁止、赤沼駐車場から低公害車バスが運行されていますが、冬季は運行されていません。

赤沼駐車場から歩いていくにも遠く積雪により厳しい。
先日写真仲間の友人が歩いて行ってきたと話をしていましたが、往復に5時間かかったそうです。

ということで、この場所がいまどうなっているかは知ることができません。

歌ヶ浜(立木観音)の桟橋

今年の2月に撮影した歌ヶ浜の観光船桟橋です。
こちらの桟橋は、観光船の運航に影響はなさそうですが。

 


昨年の10月に半月山の中禅寺湖展望台より撮影した中禅寺湖は、たっぷりと水を湛えていて、観光船も運航されていました。

紅葉に染まった八丁出島付近を航行する観光船


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日光連山(左から男体山大真名子山、小真名子山、女峰山、赤薙山)