日光連山が真白に冠雪した1月23日、雪原の写真を撮りに奥日光に脚を運びました。
まずは、明智平ロープウェイに寄り写真を撮った後、湯元温泉へと向かいました。
中禅寺湖周辺や戦場ヶ原などは、路面は乾き申し訳程度の雪が地面をまばらに覆っている状態で、私が思い描いていた白銀の世界とはほど遠いものでした。
温泉寺への道は、雨で溶けた雪が凍り付きアイスバーンとなって滑りやすくなっていました。
湯の平湿原も雪は少なく、源泉がモクモクと白煙を上げています。
湯ノ湖のこの辺りは、湯の平から流れ出す温泉水で凍ることはなく、50匹ほどのカモが集まり、のんびりとしています。
凍結した湯ノ湖の湖面
陽射しが凍結した湖面に反射し綺麗でした。
若いカップルが恐る恐る凍結した氷の上にあがり遊んでいます。
湯ノ湖湖畔、ズボズボとひざまで埋もれるほど雪が積もるのですが、今年は全く埋もれることなく歩くことができました。
湯ノ湖南側(湯滝側)は、凍結した湖面に雪が積もり白銀の世界となっています。
この上には、スノーシューやスキーで歩いた後が見られるのですが、戦場ヶ原など奥日光一帯に雪が少なく、スノーシューや歩くスキーを楽しむ人もいないようです。
三本松園地はまるで春先のような状態です。
戦場ヶ原もほとんど雪は積もっておらず、まばらに白くなり、路面は乾き雪はなく、雪原どころかただの草原でした。
道路端には10匹程度のお猿さんが座り込んで、食べ物らしきもの啄んでいました。
ということで、2024年奥日光の雪景色の撮影は、暖冬により雪がなく残念な結果に終わりました。