2020年11月6日(金曜)、今年も「古峯園(こほうえん)」の紅葉を撮ってきました。
古峯園は、古峯神社の神苑として大芦川の清流を引き、約3年の歳月をかけ完成させた約9900㎡(30,000坪)の廻遊式日本庭園で、四季折々に楽しめます。
古峯神社(ふるみねじんじゃ)へ参拝したこの日、御朱印を記帳していただいている待ち時間の合間に、古峯園の紅葉を撮るため足を向けました。
外から古峯園の中の様子を伺うことはできないので、紅葉の状況を確認することはできませんが、神社の紅葉状態から古峯園の中の紅葉も見ごろとなっていると思い、入園しました。
料金所で入園料を支払い、カラマツなど樹々に囲まれた通路を通り中に入っていくと、そこには素晴らし光景が広がっていました。
「峯の池」の先にある芝生広場のもみじが鮮やかに色づき、その素晴らしい光景に思わず足が止まりくぎ付けになります。
多くの来園者がこの場所(「百枝桜」の前)でくぎ付けになり、自然が織りなす見事なグラデーションに魅了され、しばらくの間魅入って立ち尽くしています。
古峯園に入るには、神社社殿への参道(階段)前にあるこの門を入っていきます。
門を入ると川が流れていて橋が架かっています。
ここから見る光景も風情があり、私の好きな撮影ポイントです。
橋の上から振り返り、社殿前の紅葉を撮影しました。
国旗(白いポール)が掲揚されているところが古峯神社の社殿になります。
橋を渡ると料金所があります。
ここで入園料(大人300円)を支払い、階段を上がっていきます。
階段を上がっていくとまず目に飛び込んでくるのがこの光景です。
「峯松庵(ほうしょうあん)」のもみじです。
ここも私の好きな撮影ポイント📷
美しい~。
好きです。
魅了されます。
通路を抜けると目の前に1本の桜の木(百枝桜)と池(峯の池)が現われます。
目の前に現れた光景に多くの人が足を止めます。
百枝桜のところを左に行くと「静峯亭(休憩所)」
右に行くと「峯の茶屋」があり、ここを左に時計周りで写真を撮っていきます。
ほとんどの人が半時計周りで観賞して歩いています。
順路があるわけではないので自分の思いのまま自由に写真を撮って歩きます。
<楓の樹(ふうのき)>
「マンサク科の植物で、昔、天子の屋敷だけに植えられて秘木ともいえる。
江戸時代、将軍吉宗公がこの樹の由来を知り中国より取り寄せ、江戸城(皇居)、上野寛永寺、日光東照宮の3ヵ所に植えられた。
近年、昭和天皇のご配慮により、栃木県林業センターに置いて数年の歳月をかけて育成に成功させた」と書かれています。
「静峯亭」から「峯松庵」方向をを撮影。
写真中央の白い木が「百枝桜」です。
こちらは芝生広場と「峯の茶屋」
池では、鯉が泳いでいます。
芝生広場の紅葉
「峯の滝」に着きました。
ここも撮影ポイントです。
建物は「峯の茶屋」です。
芝生広場の「もみじ亭」休憩場所です。
もみじ亭の脇を流れるせせらぎ。
茶室「翠滴(すいてき)」
新しく建て直された「峯の茶屋」です。
ちょど2年前の11月に「峯の茶屋」は火災により焼失しましたが、今年の春先に建て直し工事が終了し再びオープンしました。
峯の茶屋では、食事(軽食・懐石)をとることもできます。
峯の茶屋から臨む「峯の池」と「静峯亭(せいほうてい)」
静峯亭では茶会も行われます。
池の端の高台に建つ「峯の茶屋」
峯の滝から流れ出た先にある「中の島」
茶室の「峯松庵(ほうしょうあん)」です。
真赤に染まったモミジと黒塗りの茶室、緑のグラデーションにカラマツの林に囲まれ素敵な風情を感じられ、私の好きな撮影ポイントです。
茶室立札席で抹茶(菓子つき600円)を素敵な風景を見ながら味わうことができます。
峯松庵から見た峯の茶屋
神木と峯松庵
古峯園の「峯の茶屋」は、 2018年11月1日 午前5時45分頃に火災が発生し焼失して焼け跡だけが残っていましたが、昨年に再建が始まり今年の春先(⁉)に再びオープンしました。
<古峯園MAP>
<古峯園の入園料>
大人300円
小人200円
団体(20名以上)1割引き
<古峯園の開園時間>
09:00~17:00
09:00~16:00(冬期)
*休演日は不定休
<古峯神社社務所>
〒322-0101
栃木県鹿沼市草久3027番地
電話 0289-74-2111
FAX 0289-74-2539