サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

硫黄の臭いと湯煙が立ち上る奥日光湯ノ平湿原

栃木県にも昨日(1月13日)「緊急事態宣言」が発令されてしまいました。

年末までは、栃木県の新型コロナウイルスの新規感染者数も20数人程度と落ちついていましたが、年末の29日に一気に約4倍の83人の感染者が確認され、それ以降高齢者介護施設などでクラスタ(今日現在26例)が発生、増加ペースが加速され100人を超えるようになりました。

人口10万人当たりの直近1週間の感染者数は44.31人(12日現在)となり、東京、千葉、神奈川に次ぐ4番目の多さとなり、県医師会によるとすでに医療崩壊が始まっているとのことです。

そんな状況で、今日は仕事が休みで奥日光に雪の写真を撮りに行こうと思っていたのですが、家で自粛をすることにしました。

と言っても、奥日光は3蜜には全く関係ない大自然の中なのですが、このような状況の中で気分も全く乗らないので家でおとなしくすることに。

前置きが長くなりましたが、年末で忙しかったこともあり、写真撮影にも出かけていないのでネタがありませんので、昨年11月に訪れた奥日光湯元温泉「湯ノ平湿原」の写真を投稿します。

「湯ノ平湿原」は、湯元温泉の源泉となっています。

温泉源の由来は

湯元温泉の発見については資料が乏しく定かではないが、一説によると日光開山の祖と仰がれる勝道上人が延歴7年(788年)にこの温泉を発見、背後の山を温泉ヶ岳と名付けその頂上に薬師瑠璃光如来を祀り、そこに湧出する温泉を薬師湯(瑠璃湯)と名付けたといわれている(日光市)。

湯元温泉の泉質・泉温は(奥日光湯元温泉旅館協同組合)

 泉 質:単純硫黄泉(硫化水素型)

 泉 温:49.3~78.9℃

 湧出量:毎分1788.5リットル

 源泉数:20

f:id:sabuyan1953:20210114172758j:plain国道120号線から見た湯元温泉と湯ノ平湿原(昨年9月に撮影)
この時は、こんなところに「湿地があるんだな~」くらいにしか思っていませんでした。


実は私がこの場所を訪れたのは初めてです。
日光湯元温泉には写真撮影などで何度も訪れているのですが、ここまで足を運んだことはないので、この湿原の存在自体も知りませんでした。

なぜ今回訪れたのかというと、友人が「日光湯元ビジターセンター」でPHOTO短歌展を開催していて、この日が最終日で撤収作業を手伝いに来たからです。

そして以前から気になっていた「温泉寺」の場所を確認するためにきました。
温泉寺は、温泉に入ることができ写経の体験もできるお寺で、写経を体験し温泉に入ってみたいと以前から思っていたからです。

そして温泉寺を訪れると、その横(温泉旅館街の裏)にこの湿原があるのを知りました。

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今回私は、この「日光山温泉寺」から「湯ノ平湿原」に入りました。

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温泉寺の前にあるこの入口から「湯ノ平湿原」に入ります(温泉旅館街の方からも入れます)。

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日光湯元温泉の源泉
1枚面の写真(9月)は、この上の道路国道120号線から撮影しました。
緑に遮られ源泉群は写っていませんが。

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後方の雪に覆われた山が温泉ヶ岳

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切込湖・刈込湖への登山口

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湯煙が立ち上る後方には「温泉寺」と「温泉ヶ岳」が。

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危険なのでこのような掲示板がたてられています。

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旅館街の裏から広角24㎜で湿原を撮影したのですが、私が持っているレンズではこれが精一杯、もっと湿原全体を撮影したかったのですが。

12㎜とか超広角のレンズが欲しいと思た一瞬でした。

後方の道路は、群馬県片品村と日光を結ぶ国道120号線(金精峠へ)です。
現在この道路は冬季閉鎖(12月25日~4月24日頃)となっています。

 

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11月12日ですが雪が積もり道路の一部は凍っています。
若いカップルが転びそうになりながら慎重に歩いていました。

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足湯「あんよのゆ」

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バスターミナル

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バスターミナル前には野生の鹿が路上に落ちている木の実でしょうか食べていました。

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温泉寺前の森の中にも。

日光湯元温泉旅館協同組合オフィシャルサイト | 温泉マップ (nikkoyumoto.com)